+ ニュースサーチ〔中村哲〕








■ 中村哲が14年に渡り雑誌「SIGHT」に語った6万字 「rockin'on」より
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(※mono....詳細はサイト記事で)


■ 助けられた1人は神に感謝し、残り99人は日本人ボランティアを恨む 「逝きし世の面影(2019年12月05日 )」より
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アフガン人への支援は難しい

朝晩は寒いが好天の昼間は20℃にもなるので、少し遠くまで買物に出ていた。帰って来たら自宅に置きっぱなしにしていたタブレットには知らない電話番号が並んでいる。メールもface bookにもlineにも幾つものメッセージが入っている。ペシャワール会の中村先生が銃撃され亡くなられたと。

中村先生の死に、「支援や恩恵を受けられない人たちからのヤッカミ、恨みは凄いのです。皆が喜んでいると思わないように」と、息子のように可愛がっていたアフガン人スタッフから毎日のように言われていたのを思い出した。

日本人の多くには理解しがたいだろうが、民族、部族が入り乱れる多民族国家での支援活動はきれいごとではなく、また現地の人々の皆もが喜んでくれるものではないと改めて心した。オバハンたちアフガン難民を支える会soraでの活動は、事故もなく10年間で区切りをつけた。アフガン政府からは「長年のご支援・ご尽力に深謝いたしますと」の言葉を頂いたが、事故が遭っても不思議ではない活動だった。

今もオバハンが30年続けているギルギットでの母子保健センターの活動、皆が皆、喜んでいると思わないようにしようと。
中村先生の死を心から悼みつつ、銃撃を他人事のように思わずオバハンも注意したい。
12月4日 オバハンからの気まぐれブログ

★注、11年前の2008年8月パキスタンの北部辺境州に隣接するアフガニスタンのナンガルハール州で人道支援に携わっていた中村医師の主導するペシャワール会の伊藤和也さん31歳は現地パシュトーン人のイスラム教武装勢力に拉致されて殺害されるが、この時、『オバハンからの気まぐれブログ』(パキスタンに30年以上在住)管理者が、人道団体のペシャワール会スタッフの殺害事件について、『日本人ボランティアに助けられた1人は神に感謝するが、助けてもらえなかった残りの99人は日本人ボランティアを恨む』と、現地アフガニスタン人による殺害が少しも意外では無いとの驚きの指摘をしている。

(※mono....以下略、詳細はサイト記事で)













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最終更新:2023年02月19日 08:11