+ ニュースサーチ〔NZホワイト島の火山噴火〕




★ 火山噴火で警察が捜査 「人災」として責任追及か―ニュージーランド 「時事ドットコム(2019年12月10日19時47分)」より
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 【シドニー時事】ニュージーランド(NZ)北部のホワイト島で起きた火山噴火で、同国警察は10日、30人以上の死傷者が出た状況をめぐり捜査を開始したと発表した。島では数週間前から火山活動が活発化し、警戒レベルが上げられていたにもかかわらず観光が行われたことを「人災」として責任を追及する声がある。


 警察はこの日、いったんは刑事責任を追及する方針を表明したが「時期尚早」と修正した。死亡が確認された5人の遺体をオークランドの施設に運び、11日に検視を行う。これ以外に、治療で入院していた1人が10日に死亡し、死者は計6人となった。

 警察によると、噴火当時に島にいた47人のうち、約半数の24人がオーストラリア人。うち8人が行方不明とみられ、同国からは心配する声が上がっている。噴火に巻き込まれた人々の出身国がNZを含む7カ国と発表したが、この中に日本は含まれていない。


NZホワイト島の火山噴火
★ NZホワイト島の火山噴火、付近に外国人など観光客約50人 1人死亡 「Yahoo!news[AFP](2019/12/9(月) 12:25配信)」より
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【AFP=時事】(更新、写真・図解追加)ニュージーランド・ホワイト島(White Island)の火山が9日、突然噴火した。当局によると噴火時、島とその周辺には外国人を含む観光客が50人ほどいたとみられ、少なくとも1人が死亡したほか、複数の負傷者や行方不明者が出ているという。


 噴火したホワイト島は、ニュージーランド北島(North Island)の景勝地プレンティー湾(Bay of Plenty)の沖合約50キロにある火山島で、観光地。ヘルメットやガスマスクを着用して噴火口を歩くツアーが人気で、毎年およそ1万人が訪れる。

 9日も、噴火直前の午後2時10分(日本時間同午前10時10分)ごろ、噴火口の内側を歩く数人の観光客の姿がライブカメラに映っていたが、すぐに画面は噴火のため暗転。観光客の安否が気遣われている。

 警察は、噴火時刻を午後2時11分と発表している。ニュージーランド政府の危機管理当局によると、噴火の規模は「中程度」だが、火山周辺は危険な状況だという。

 首都ウェリントンで記者会見したジャシンダ・アーダーン(Jacinda Ardern)首相は、噴火時のホワイト島とその周辺には100人前後の観光客がいると述べていたが、その後の警察発表では50人前後に修正された。

 警察によれば何人かは浜辺に移送され、うち1人が重体となっているが、連絡が取れなくなっている人も複数いるという。現場に急行中の救急隊には、負傷者が20人ほどいるとの情報が入っているという。 

 北島ファカタネ(Whakatane)のジュディ・ターナー(Judy Turner)市長は、AFPに「複数の負傷者が出ており」救助活動が行われていると述べた。

 ニュージーランドの地震監視サービス「ジオネット(GeoNet)」によると、ホワイト島はニュージーランドで最も活発な円すい火山で、全体の70%が海中にある。過去50年間に頻繁に噴火を繰り返しており、直近では2016年に噴火。今年8月、ニュージーランド軍は噴火に備えた緊急シェルターとして、重さ2.4トンのコンテナをホワイト島に空輸していた。【翻訳編集】 AFPBB News
















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最終更新:2019年12月11日 16:23