+ ニュースサーチ〔ウクライナ国際航空ボーイング737旅客機墜落〕

+ ニュースサーチ〔ウクライナの旅客機墜落〕




★ イランが撃墜認める、ミス原因 米を非難 ウクライナ機墜落 「CNN(2020.01.11 Sat posted at 14:35 JST)」より
(※mono....下記動画はニュース記事中の動画の元になっているCNNのYoutubeCH動画です。)
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イランが撃墜認める、ミス原因 ウクライナ機墜落

(CNN) イランの首都テヘランの国際空港で今月8日発生したウクライナ国際航空の旅客機墜落でイラン軍の統合参謀本部は11日、誤って同機を標的にし、撃墜したことを認めた。同国の国営プレスTVが報じた。

イランのザリフ外相は、軍による内部調査の初期段階の結論として撃墜は人為的なミスが原因と指摘。米国の冒険主義によって生じた危機の中での過ちであるとも主張。「自国の国民、全ての犠牲者の遺族や影響を受けた他国へ深い遺憾の意を示す」と述べた。

ロハニ大統領もツイッター上で同様の見解を表明。この許されない間違いへの調査は続き、ミスを犯した当事者の特定や処罰につなげたいとした。

イランがミサイルでウクライナ機を撃墜か CNNが映像入手

イラン軍本部の声明によると、イラクでのミサイル作戦の遂行から数時間後にイランの国境周辺で米軍機の飛行が増加、イラン軍当局者は自国の戦略的な地点へ近付く空中の物体を目撃したと報告。

イラン各地の防衛拠点がレーダー活動の増加を探知し、イランの防空センターで緊張感が高まったとした。この状況の中でウクライナ国際航空752便がテヘランのイマム・ホメイニ空港を離陸し、機密保持も求められるイラン革命防衛隊(IRGC)の軍事拠点へ近付いたと指摘。

同機の高度や飛行経路などを判断して敵対的な標的とみなされ、迎撃に踏み切ったとした。

ただ、テヘランで取材するCNN記者は撃墜された旅客機は通常の飛行経路を進んでいたとみられるとも指摘した。

旅客機の飛行経路。CNN記者は通常の飛行経路を進んでいたとみられると指摘/Google Earth

CNNの取材に応じた米国の航空専門家らはイランがイラクの米軍駐留基地の2カ所に弾道ミサイルを撃ち込んだ後、自国空域で商業飛行を停止させ、領空閉鎖に動かなかったことをいぶかってもいる。

米政府当局者は先に、同旅客機はロシア製の地対空ミサイル2発で撃墜されたとの見方を表明。作為的な要因が絡んでいない可能性にも触れていた。

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★ ウクライナ大統領、イランに公式謝罪と賠償金を要求…旅客機撃墜で 「読売新聞(2020/01/11 17:25)」より
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【モスクワ=工藤武人】ウクライナのゼレンスキー大統領は11日、大統領府などを通じ、イランがテヘラン近郊で墜落したウクライナ国際航空の旅客機を誤って撃墜したと認めたことに関し、イラン側に公式な謝罪や犠牲者の遺族への賠償金の支払いなどを求めた。

 ゼレンスキー氏はイラン側に対し、「我々は完全に罪を認めることを主張する」と強調し、事実関係の徹底究明と責任者を司法で裁くことを要求し、遺体の返還も求めた。

 事実関係の究明に関しては、現地でのウクライナの専門家45人を含む国際調査が、イラン側による「人為的な遅延行為や妨害」なしに継続できるよう要請した。


ウクライナ】 / 【イラン】 / 【カナダ
★ イラン、ウクライナ機事故調査へ米国の参加を要請 合同調査へ 「Newsweek(2020年1月10日(金)11時00分)」より
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ウクライナの旅客機がイランの首都テヘラン付近で墜落した事故について、イラン高官は9日、米国家運輸安全委員会に事故原因の調査に参加するよう正式に要請した。写真は8日に撮影された墜落現場。提供写真(2020年 ロイター/Nazanin Tabatabaee/Wana News Agency)

ウクライナの旅客機がイランの首都テヘラン付近で墜落した事故について、イラン高官は9日、米国家運輸安全委員会(NTSB)に事故原因の調査に参加するよう正式に要請した。NTSBも専門家を派遣することで合意したという。
+ 続き
国連専門機関の国際民間航空機関(ICAO)のイラン代表を務めるFarhad Parvaresh氏はロイターの取材に対して「NTSBからわれわれのチーフ調査官に返事があった。(NTSBは)正式な担当者を発表した」と説明した。

NTSBはコメントを控えている。ある関係者によると、NTSBは調査に参加することで合意したものの、米国の対イラン制裁下で調査担当者が出来ることに限りがあるかもしれないと考えているという。

墜落したボーイングの「737─800NG」は米国で設計・製造されたことから、同国は国際ルールに基づき調査への参加が認められている。

Parvaresh氏は、多くの自国民が搭乗していたカナダも、調査に参加するため専門家を派遣するほか、ウクライナの専門家チームが9日、テヘランで調査に関する話し合いを行ったと述べた。そのうえで、イランは各国の担当者のために宿泊施設などを提供し、ビザ(査証)を発給する用意があると説明した。
一方、ウクライナ機がイランのミサイル誤射で撃墜されたとの見方は否定した

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★ イランがウクライナ機撃墜か カナダ首相「地対空ミサイルで」誤射の見方示す 「毎日新聞(2020年1月10日 11時01分(最終更新 1月10日 12時06分))」より
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 テヘラン近郊でウクライナ国際航空のボーイング737旅客機が墜落し、乗客乗員計176人全員が死亡した件について、カナダのトルドー首相は9日、オタワで記者会見し「イランの地対空ミサイルに撃墜されたことを示す証拠がある」と語った。情報機関や同盟国の情報に基づくとしている。「意図的でなかったかもしれない」とも述べ、誤って撃墜された可能性があるとの見解を示した。米メディアも9日、イランのミサイルで偶発的に撃墜された可能性が高いと米政府が判断していると報じた。

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★ ウクライナ機墜落、操縦士の過失は「考えられない」 航空会社幹部 「CNN(2020.01.09 Thu posted at 16:10 JST)」より
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+ 記事
(CNN) ウクライナ国際航空は8日、イランの首都テヘランの国際空港で同日起きた自社の旅客機墜落を受けて声明を発表し、搭乗していた乗務員の飛行経験を踏まえれば過失が原因の墜落とは考えられないとの見解を示した。

運航担当の副社長はこの中で、テヘランの空港は離着陸が容易な空港ではないと説明。同航空はここ数年、この空港を使い米ボーイング社製737型旅客機の訓練を実施し、非常事態発生に備えた操縦士の技量や能力向上を図ってきたとも主張した。

墜落機は2016年製造の737―800NG型だった。ウクライナの首都キエフへ向けて離陸直後に墜落、乗客乗員の176人全員が死亡した。

墜落を受け、イラン当局は初期段階の見方として、エンジン不調や技術的な問題が原因とも指摘していた。

同航空の副社長は声明で、同社が得たデータでは墜落機は最高で高度2400メートルまで上昇していたと主張。「乗務員の経験を考えれば、過失が起きた可能性は最小限」とし、「過失が生まれた事態は想定さえしていない」とも述べた。
米連邦航空局(FAA)の元幹部によると、飛行データが突じょ消失する前に高度約2400メートルに達していた事態を踏まえ、極めて異例であり何か致命的な出来事の発生を示唆していると指摘。エンジン不調があっても旅客機は飛行続行が可能で、操縦士は通常、交信や機体立て直しなどの時間が得られるとも述べた。

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8日にテヘランで墜落したウクライナ航空機は、イランが発射したミサイルに撃墜された可能性があると、西側諸国の首脳が主張している。誤射の可能性があるという。

カナダのジャスティン・トルドー首相は9日、オタワで記者会見し、イランが発射した地対空ミサイルが原因との見解を示した。イギリスのボリス・ジョンソン首相も「具体的な情報」があると同調し、徹底的な調査が必要だと述べた。

一方イランは、空軍によるミサイル攻撃を否定している。

ウクライナ航空PS752便(ボーイング737型機)は8日午前6時12分(日本時間午前11時42分)、テヘランのイマーム・ホメイニ空港からウクライナの首都キーウ(キエフ)に向かって出発した直後に墜落。170人以上の乗客乗員全員が死亡した。

旅客機墜落の約5時間前には、イラン革命防衛隊が司令官殺害への報復として、イラク国内2カ所の米軍基地に多数の弾道ミサイルを発射していた。

アメリカ軍は3日未明、ドナルド・トランプ大統領の命令でイラク・バグダッドでイラン革命防衛隊コッズ部隊のカセム・ソレイマニ司令官を殺害。8日未明にはイランがその報復として、イラク国内で米軍が駐留する少なくとも2カ所の空軍基地を弾道ミサイルで攻撃したばかりだった。
(※mono....写真略)
「徹底的な調査が必要」
トルドー首相は9日夜に開いた記者会見で、複数の消息筋からの証拠が、ウクライナ航空機がイランの地対空ミサイルによって撃墜されたことを示していると発表。ただし、意図的な攻撃ではなかった可能性があると述べた。

「徹底的な調査が必要だ。カナダ国民は疑問を抱いている。答えを得る権利がある」

一方でトルドー氏は、責任の所在を明らかにしたり結論を出すには尚早だと述べ、証拠の詳細についても言及しなかった。

墜落機にはカナダ人が63人乗っていた。また、キーウ経由でトロントへ向かう乗客も多く乗っていたという。

「意図的ではなかった可能性」
ジョンソン首相も、イランの地対空ミサイルが墜落の原因だという「具体的な情報」を得ていると発表した。また、情報は「意図的ではなかった可能性」を示しているとしている。

墜落では4人のイギリス人が犠牲になった。事故当初はイギリス人の犠牲者は3人と伝えられていたが、英首相官邸は9日、4人の死亡を確認したと発表した。

ほかに、イラン人82人、カナダ人63人、全乗員9人を含むウクライナ人11人、スウェーデン人10人、アフガニスタン人4人、ドイツ人3人が死亡。うち15人が子どもだったという。

安全保障担当の閣外相ブランドン・ルイス氏はBBC番組「クエスチョン・タイム」に出演し、「イギリス政府はこの件についてカナダ政府と協力している。ジョンソン首相も、エマニュエル・マクロン仏大統領やアンゲラ・メルケル独首相など各国の首脳と連絡を取っている」と説明した。

その上で、墜落の原因について「正しく適切な調査」が行われるよう求めていると話した。

アメリカの見解は?
アメリカのドナルド・トランプ大統領は9日、墜落機に何が起きたか「不信感」を抱いていると話した。

「不信感を持っている。私が見る限りこれは悲劇、悲劇だ。しかし一方で、誰かが間違いを犯したのかもしれない」

米メディアは、米軍基地を攻撃した後のイランが米軍の反撃に備えるなか、ウクライナ機を米軍機と間違えた可能性があると報じている。

米CBSニュースは米情報機関筋の話として、人工衛星が2発のミサイル「発射音」を感知し、その後、爆発音を検出したと報じた。

また、米誌ニューズウィークは国防総省と情報機関、イラクの情報機関からの話として、ウクライナ機に向かって発射されたのはロシア製のミサイル「トール」だと伝えている。
(※mono....写真略)
ウクライナ国家安全保障・国防会議のオレクシイ・ダニロフ議長は9日、ミサイル以外の墜落原因として、ドローンなど飛翔体との衝突、エンジン不良、テロ行為による旅客機内で爆発などが考えられるとの見解を示した。

また、同国の調査チームがすでにイラン入りしており、墜落現場にミサイルの破片が残されていないか捜索していると述べた。イランは、ロシアのミサイル防衛システムを導入している。

ウクライナのウォロディミル・ゼレンスキー大統領は、「国際法にのっとり、徹底的かつ独立した調査が行われるだろう」と話し、協力態勢を強化するためにイラン首脳陣と会談すると発表した。
(※mono....写真略)
イラン側の主張
イラン民間航空局のアリ・アベドザデフ局長は、「空港から西へ離陸した旅客機は、墜落時、問題が起きたために右に旋廻し、空港に戻ろうとしていた」と発表した。

また、墜落前に飛行機が「燃えていた」という目撃証言があったこと、空港に戻ろうとする前に操縦士からの緊急連絡はなかったことなどを明らかにした。

その上で、「科学的に見て、ミサイルがウクライナ機を直撃したというのは不可能だ。そうしたうわさは論理的ではない」と述べた。

アリ・ラビエイ政府報道官も、ミサイルによる撃墜だとの報道は「心理戦争」だと批判。「この墜落機で犠牲者が出た国は代表を送ればいい。我々もブラックボックスの調査プロセスに参加してもらうため、ボーイングに代表を送れと要請した」と述べた。

イラン政府関係者はBBCのフランク・ガードナー安全保障担当編集委員に、イランのミサイルが旅客機を墜落させたという報道は「アメリカのプロパガンダ」と反発。「国際社会に厳密な証拠を出さないままの言い分には価値がない。証拠があるなら、騒ぎ立ててイランに対する今後の行動の裏付けにするため世論を操作しようとする前に、国際機関に証拠を共有するべきだ」と述べた。

調査は誰が?
国際航空法では、イランが調査の主導権を握ることができる。しかし、通常は航空機メーカーが調査に携わる。

また、アメリカで生産されたボーイング機が関わる事故では通常、同国の国家運輸安全委員会(NTSB)が国際調査に携わるが、事故の起きた国の許可が必要なほか、その国の法律に従うことが求められる。

アベドザデフ局長は当初、「アメリカ人と航空機メーカーにはブラックボックスを渡さない」と言明。「この事故はイラン航空当局が調査するが、ウクライナ当局も参加する」としていた。

しかし、イラン外務省はボーイングに対し、調査に加わるよう正式に要請を出した。ロイター通信はイラン政府高官の話として、NTSBも調査に加わることになったと報じている。

一方でアベドザデフ局長は、どの国がブラックボックスを調べるのかには言及していない。ブラックボックスには、コックピットの会話やフライトデータが記録されている。

ウクライナのダニロフ議長は、今回の墜落の調査には、2014年にウクライナ東部で起きた、マレーシア航空機のミサイルによる撃墜を調査した専門家を派遣するとしている。

イランでは、墜落現場でブルドーザーが使用されている様子がテレビで報道された。

「いつもニコニコしていた」

死亡した4人のイギリス人のうち、3人は身元が発表された。

そのうちの1人、モハメド・レザ・カドコダ・ザデフさん(40)は、ウエスト・サセックス州ハソックスでクリーニング店を営んでおり、9歳の娘がいた。

勤勉な働き者で、従業員からも愛されていたという。
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サム・ゾケイさん(42)はイギリスの石油メジャーBPのエンジニアで、休暇で滞在していたイランから戻るところだった。

友人はゾケイさんについて、「いつもニコニコ笑していて、前向きなエネルギーにあふれていた」と語る。また、「遠くて面白い場所への旅行を愛していた」という。

サイード・タフマセビ・カデマサディさん(35)はエンジニアリング会社レイン・オロークで働き、博士課程の学生でもあった。

昨年、イラン人のニロウファル・エブラヒムさんと結婚した。エブラヒムさんも、墜落機の搭乗者名簿に名前が記載されていた。

イランの救急当局は、犠牲者のうちイラン人は147人と伝えている。これはイランとの二重国籍を持つ外国人が65人いたためと考えられる。

ウクライナ航空は、墜落機の乗客について情報提供のヘルプラインを解説した(+38-044-581-50-19)。



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★ イラン ウクライナ旅客機が撃墜されたという主張は「心理戦」 「Sputnik(2020年01月10日 08:00(アップデート 2020年01月10日 08:13))」より
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10日、イランは、乗客乗員およそ180人を乗せイランで墜落したウクライナ国際航空のボーイング737-800型機について、旅客機がイランによって撃墜されたという主張は「心理戦」であると明らかにした。ロイターがイラン政府のラビエイ報道官を引用して伝えた。

イランは事故で国民を失った国々が調査に参加することを歓迎した。さらに、ボーイングの代表がブラックボックスの解析に参加することを求めた。

さらに、イラン民間航空局のアリ・アベドザデフ局長は改めてウクライナ航空ボーイング機とミサイルとの関連を否定した。

先に、米国の複数のメディアはウクライナ旅客機がイランによって誤って撃墜された可能性が高いとする米政府関係者の見方を報道した。
また、カナダのトルドー首相は旅客機がミサイルによって撃墜されたことを示す証拠があると語った。

イランでボーイング機墜落
イランの首都テヘランで8日、ウクライナ国際航空のボーイング737-800型機が墜落した。キエフ行きのボーイング機は、テヘランのイマーム・ホメイニ空港を離陸した直後に墜落した。

同機に搭乗していたイラン人、ウクライナ人、カナダ人、ドイツ人、スウェーデン人、アフガニスタン人の乗客167人と乗員9人の計176人が死亡した。

先に発表されたイラン民間航空機関の報告書によると、ボーイング機は飛行中にすでに燃えていたという。














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最終更新:2020年01月11日 21:01