+ ニュースサーチ〔遺伝子検査〕




SARS-CoV-2
■ 「人への感染」始まりは昨年末、遺伝子解析で確認 新研究 「CNN(2020.05.06 Wed posted at 13:00 JST)」より
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(CNN) 新型コロナウイルスの人への感染は昨年末に始まり、猛烈な速さで世界中に広がったことが、英国の研究者らによる遺伝子データの解析で確認された。

ユニバーシティ・カレッジ・ロンドン(UCL)のフランソワ・バロー教授らが世界各地の感染者7600人以上から検出されたウイルスの遺伝子データを解析し、感染遺伝学の専門誌に査読済みの論文を発表した。

それによると、チームは世界の科学者らが新型ウイルスの遺伝子データを共有している大規模なデータベースを使い、各地で異なる時期に検出されたウイルスの変異状況を調べた。

全てのウイルスの変異をさかのぼった結果、昨年末の時点に共通の起源があるとの仮説が裏付けられた。人への感染はここで始まったことが確認され、以前から感染が広がっていたとする説は否定された。

これまでの研究によると、新型ウイルスはコウモリに由来し、さらに別の動物を介して人に感染したとみられる。最初の感染者は昨年12月、中国・武漢市で報告された。

一部の医師らは、感染が何カ月も前から静かに広がり、すでに多くの人が免疫を獲得している可能性に期待を寄せてきた。バロー氏は「私自身もそれを期待していた」としたうえで、実際の感染者は多くても世界人口の1割程度だろうと述べた。

バロー氏によると、新型ウイルスは猛烈な速さで世界のほぼ全ての国に拡散した。欧米諸国でも、最初の感染例が報告された1~2月より何週間、場合によっては何カ月も前から広がっていたことがうかがえる。

同氏は一方で、新型ウイルスが変異を繰り返しているからといって、悪い方向に変化しているとは言い切れないと指摘。ウイルスの感染力や毒性が強まっているかどうかは、今のところ断定できないと語った。


※機械翻訳
■ 合成ゲノミクスプラットフォームを使用したSARS-CoV-2の迅速な再構築。 「NIH」より
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逆遺伝学は、ウイルスの病因とワクチン開発への洞察に革命を起こす不可欠なツールです。コロナウイルスなどの大規模なRNAウイルスゲノムは、サイズと時折の不安定性のために、大腸菌でクローニングして操作するのが面倒です1-3。したがって、RNAウイルスの代替の迅速かつ堅牢な逆遺伝学プラットフォームは、研究コミュニティに利益をもたらすでしょう。ここでは、コロナウイルス科、フラビウイルス科、パラミクソウイルス科のメンバーを含む多様なRNAウイルスを遺伝的に再構築するための酵母ベースの合成ゲノミクスプラットフォームの全機能を示します。ウイルスのサブゲノムフラグメントは、ウイルス分離株、クローン化されたウイルスDNA、臨床サンプル、または合成DNAを使用して生成され、酵母人工染色体(YAC)としてゲノムを維持するために、形質転換関連組換え(TAR)クローニングを使用してSaccharomyces cerevisiaeで1ステップで再構築されました。T7-RNAポリメラーゼは、感染性RNAを生成して生存可能なウイルスを救出するために使用されています。このプラットフォームに基づいて、最近流行したSARS-CoV-2の化学的に合成されたクローンを設計および復活させることができました合成DNA断片を受け取ってからわずか1週間で4。ここで説明する技術的進歩により、発生中にリアルタイムで進化するRNAウイルスバリアントの生成と機能の特性化が可能になるため、新興ウイルスへの迅速な対応が可能になります。


■ 話題の遺伝子検査、これでは何もわからない 医者が受けて感じたこと 「Yahoo!news:
中山祐次郎 | 医師・公衆衛生学修士(2016/11/30(水) 11:00)」より
(※mono....長文につき抜き貼り)
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本記事ではまず実際に筆者が検査を受けてみて感じたことを述べ、受けた2社(DeNAのMYCODE、Yahoo!のHealthData Lab)の結果についてお話しします。

本記事の内容は以下の通りです。
  • 実際に検査を受けた結果
  • 筆者の結果
  • なぜこれほど結果が異なるのか
  • 医学界は警鐘を鳴らす

● 実際に検査を受けた結果
● 筆者の遺伝子検査の結果
● 知りたい「がん」のリスクには2社で真逆の結果のものも
● なぜこれほど結果が異なるのか
● 医学界は警鐘を鳴らす
この市販の遺伝子検査について、医師などからなる日本医学会からは懸念の声が上がっています。その懸念を筆者の言葉でまとめると、

1、検査の質は大丈夫なのか

2、医療の専門家ではない人による、医療の提供は危険ではないか

3、ビジネスと結びついていることの弊害はないか

となります(1)。以下、筆者の考えも含めて説明します。

なおここで一つ補足ですが、今回紹介している市販の遺伝子検査は、病院で行っている遺伝子検査とは全く別のものです。病院の遺伝子検査は「病気の診断」や「薬が効くかどうか」、さらには「遺伝する病気かどうか」などの目的でがんなどに関連して行っているものがほとんどです。

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遺伝子検査の将来

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筆者の結論

検査を受けてみて感じたこと。それは残念ながら現状では「遺伝子検査はたいしてアテにならない」ということです。

言い換えれば、例えば「自分は家系に肺がんになった人が多いが、遺伝子検査で自分がどれ位肺がんになる危険があるか」という問いには、遺伝子検査は満足に答えられないということです。また、筆者はこの検査を受ける前、遺伝子検査で自分という人間の大まかな病気の傾向を把握するのに役立つかと思っていましたが、それも出来ませんでした。

ただ、筆者の検査結果という一例のみの結果で「遺伝子検査は無意味」と判断することもまた、危険です。本来ならば100人~200人ほどが2社の検査を行い、その食い違いを見出してデータを解析すべきです。

参考までに、筆者は自分の知り合いの医師4人(外科医、健康不安のない20歳代~30歳代)にアンケートを行いました。筆者の検査結果と検査方法や費用を説明した上で「この検査を受けたいですか?」と質問したところ、4人中3人が「無料なら受けてもいい」、1人が「5,000円なら受けてもいい」という回答でした。

しかしこの結論の一方で、筆者は「遺伝子検査による予防医学の発展」を夢見ます。いつの日か、「自分は遺伝子検査によると大腸がんの危険性が人の10倍あるから毎年検査を受けよう」とか、極端な話では「自分は70歳くらいまでしか生きられないようだから、早めにやりたいことをやっておこう」などという日が来ることを願っています。













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最終更新:2020年05月07日 09:17