● mRNA合成用原料のシュードウリジン 「ヤマサ醤油」より
● コロナウイルス修飾ウリジンRNAワクチン(SARS-CoV-2) 「IR:技術者教育研究所」より




■ mRNA合成用原料のシュードウリジン 「ヤマサ醤油」より
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ヤマサ醤油の医薬・化成品事業部では、核酸系うま味調味料の製造開始を発端に、核酸化合物に特化して60年以上事業展開してきています。1970年代からは医薬品原薬の製造販売も開始しています。以前は研究用試薬として数多くの核酸化合物を合成し販売していましたが、その一つとしてシュードウリジンを1980年代から販売しております。

古くから製品として持っていたこともあり、今話題のmRNA(メッセンジャーRNA)の合成用素材として以前からご使用いただいております。体内に存在する通常のmRNAは配列をなしている4つの核酸化合物の一つがウリジンであるのに対して、治療薬やワクチンとして開発されているmRNAはウリジンのかわりに修飾核酸(シュードウリジンやその他の誘導体)が使われています。尚、シュードウリジンはRNAの一つであるtRNA(トランスファーRNA)などの構成要素としてもともと体内にも存在します。
※tRNA:RNAの一種で、遺伝情報からタンパク質が合成されるときに、アミノ酸をリボソームに運ぶ役割をもつ。

新型コロナウイルスワクチンのmRNAは、コロナウイルスの突起部分(スパイクタンパク質)のmRNAを投与すると、そのmRNAによりスパイクタンパク質が細胞内で生成され、結果それを攻撃する抗体が作られるという仕組みです。通常のmRNAですと自然免疫により減少し蛋白質が作られにくくなるところ、ウリジンを修飾核酸に置き換えたmRNAの場合この免疫機能を回避できるようになり、十分タンパク質が作られるようになります。

mRNA自体は今回の新型コロナウイルスの開発以前から、他のワクチンや治療薬として研究開発されております。ヤマサ醤油では研究段階からシュードウリジンを提供してきており、その流れの中で2020年に新型コロナウイルスワクチンの開発が始まり同用途のmRNA製造用でもご利用頂くようになっています。

2020年12月初め、新型コロナウイルスワクチンのmRNAが世界で初めてイギリスの規制当局から緊急使用の承認を受けましたが、ヤマサ醤油ではまだどうなるか分からない秋の段階で承認された場合に備え増産体制を整えました。未だ需要は増える見込みであり、また将来再びパンデミックが起こった際に無理なく供給出来るよう、更に製造能力拡張を含む体制整備を行います。


■ ブレーキが搭載されなかった修飾ウリジンRNAワクチン 「日比野庵(2021年10月24日)」より
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1.アメリカのワクチン接種義務化
(※mono....略)
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2.コロナウイルス修飾ウリジンRNAワクチン

アメリカの医療重視者が危惧する長期的なデータが揃っていない3種類のワクチンというのは、おそらくファイザー、モデルナ、ジョンソン・エンド・ジョンソンのmRNAワクチンのことだと思われます。

mRNAワクチンについては、4月30日のエントリー「鬼滅のファイザー」でも取り上げましたけれども、、mRNAワクチンは、人の筋肉細胞の表面に武漢ウイルスのスパイクタンパクを生じさせるという"キメラ細胞"を作ることで免疫を獲得させる、新しい種類のワクチンです。

けれども、通常、mRNAは非常に壊れやすく、細胞にたどり着く前に破壊されるか、よしんば自身のRNA情報をヒト細胞に伝えることが出来たとしても、そこで役目を終えて分解されてしまいます。

このままでは十分な数の"キメラ細胞"を作ることが出来ず、畢竟、キメラ細胞をターゲットにして作られる筈の抗体も十分得ることができなくなります。

かといって、一度に大量のmRNAを投与して多くのキメラ細胞を作らせようとしても、今度はヒトの自然免疫が発動してやっつけてしまう。

ということで、mRNAワクチンの実用化には壁があったのですね。

ところが、蛋白質やDNAなどの生体高分子に含まれる特定の官能基を化学的に変化させる「修飾」という操作をDNAおよびRNAの核酸に行うと自然免疫が反応しにくくなることが発見されました。

そして、核酸の構成単位となる塩基と糖が結合した低分子化合物である「ヌクレオシド」の一つであるウリジンをその異性体であるシュードウリジンに"修飾"してやれば、蛋白質を多く産生できることが分かりました。

特に、ウリジンを「1メチルシュードウリジン」に変更すれば、元のRNAの数十倍もの蛋白質を作り出すことができるのだそうです。

当然ながら、武漢ウイルス用のmRNAワクチンにはこの技術が使われており、厚労省のmRNAワクチンの資料には「コロナウイルス修飾ウリジンRNAワクチン(SARS-CoV-2)」とばっちり書かれています。

(※mono....以下略、詳細はサイト記事で)

3.自己免疫疾患リスク

{(※mono...前後略、詳細はサイト記事で)
}
岡田名誉教授は、免疫機構が何かの原因で狂ってしまい、自分自身の臓器に対する抗体をつくり、永久に攻撃を続けるようになる「自己免疫疾患」を取り上げ、「もしかするとワクチン接種を受けてしまった人が、ずっとあとになって「自己免疫性コロナ病」になるかもしれない」と心配の声を上げています。

4.ブレーキの無いRNAワクチン
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しかも、タンパクの産生は自動で開始する一方、その産生を止めるためのスイッチが見当たらず、更に、万が一遺伝子情報が逆転写されて全遺伝情報(ゲノム)に取り込まれてしまったら、それを切り出すための組換えシグナルに当たるものも見当たらないと述べています。

つまり、ファイザーとモデルナのワクチンは、「毒性の高いタンパクの遺伝子から毒性を取り除かず、ほぼそのままの状態のものを体内に投入している」ということです。

荒川氏は、確率は分からないもののRNAが逆転写されて全遺伝情報(ゲノム)に挿入される事はあり得ると指摘した上で、毒性の高い遺伝子をワクチンに使う場合には、まずは毒性を取り除く事が必要であるとしています。

(※mono....詳細はサイト記事で)
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5.重症化リスク要因を減らせ

(※mono....詳細はサイト記事で)










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最終更新:2022年12月03日 17:05