【全部自分が決めている】

接種率100%だった前の職場で未接種を貫いていた頃、「打ちたくない」と言いながら打ちに行く同僚何人かに「なぜ打つのか?」と尋ねたことがあります。

すると、皆
「打たないという選択肢がない」
と口々に語りました。

同調圧力が凄まじかったのは確かですが、打たないという選択肢があるにも関わらず、私以外には「打たないという選択肢が初めからなかった」という事実に驚愕しました。

そして、打った後体調を崩すと、皆周囲の状況や誰かのせいにしていました。
最終的に決めたのは自分であるにも関わらず、自分以外に責任を転嫁していたのです。
そして、体調不良を治すためと言い、今度は医者に自分の体を預けていました。

自分の体の責任は自分しか取ることができないというのに、自分以外のせいにしても取り返しがつかないというのに、どこまでいっても【自分で決めた】という自覚が感じられませんでした。

【全部自分で決めている】のに・・

そう思った時、ふと自分に当てはめてみると、

起きたくない時間に起きていました
行きたくない仕事に行っていました
会いたくない人に会っていました
下げたくない頭を下げていました
聞きたくない話を聞いていました
言いたくないことを言っていました
やりたくないことをやっていました
行きたくないとこに行っていました
食べたくないものを食べていました
寝たくない時間に寝ていました

一日の動きほぼ全部、本当は望まない事を自分で決めていたことに氣が付きました。
自分で決めて自分以外のせいにしていたことに氣が付きました。
選択肢があるというのに、選択肢がないと思い込んでいることに氣が付きました。

【全部自分が決めている】

これが本当に腹に落ちた時、誰かや何かのせいにすることはなくなりました。
そして、無限の選択肢が広がりました。
自分で決めきれていなかった過去はどうでもよく、これからどう在りたいか、自分で決めるしかなくなりました。
現実がどう転んでも、諦めがつく(後悔がないという)気持ちになりました。

全部自分の責任なんて、重い話に聞こえるかもしれませんが、裏を返せば、あなたがどう生きるかは、あなたが決められるということです。
あなたがあなた自神の現実の想像主だという事実に、氣が付くということです。

今、「だって・・」という言葉が出てきたのなら、本当に選択肢がないのか、もう一度自分に問いかけてみてください。
他人や環境など外的要因のせいにしていないか、問いかけてみてください。
今の現実は自分で決めていますし、変えようと思えばそのように決められるはずです。

繰り返しになりますが、これから私たちの心を揺さぶるようなことが沢山起こってきます。
その時、これまで以上に、自分の現実の決定権を自分が握っているかどうかが、次の時代へと進む大きな鍵になると思っています。

(※ 感じ入ったので掲載)











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最終更新:2024年01月04日 22:14