+ ニュースサーチ〔プラスミド〕

● プラスミド、発現ベクターとは?何がどうやばいの??マン先生解説まとめ 「togetter(2023年3月21日
)」より
● プラスミドの基礎 「生命医学をハックする(2020.4.24)」より




※ Thread Readerで読む (各自機械翻訳で。)


■ 生きた細胞で外来DNAが核に取り込まれるメカニズムを可視化 - DNA治療薬の開発に繋がる新知見! 「大阪大学大学院生命機能研究所()」より
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大阪大学大学院生命機能研究科の原口徳子特任教授、平岡泰教授らの研究グループは、細胞内に外から導入したプラスミドDNAが、核膜再形成がおこる細胞分裂期終期に核へ取り込まれていくことを、世界で初めて明らかにしました。

生命科学の分野では、遺伝子操作や目的タンパク質の発現を目的として、プラスミドDNAを細胞内に導入することが必須の技術となっています。プラスミドの細胞内導入には、安全性の高いトランスフェクション法として、非ウイルス性ベクターとトランスフェクション試薬が、よく使われています。このトランスフェクション法は、ウイルス性ベクターとウイルスを使ったトランスフェクション法と比較して効率が悪いこと、さらに非増殖性の細胞では有効でないことが問題になっていました。しかし、その理由は不明であり、DNA治療薬を効率良く核内伝送する際の課題となっていました。

今回、原口特任教授、平岡教授らの研究グループは、外来DNAを可視化するために、特殊なDNA配列(lacO配列がリピートした配列)を持たせたプラスミドDNAを作製しました。このDNA配列は細胞質内に入るとGFP-LacIと結合することで、その位置を、GFPの蛍光を指標に可視化することができます(図1)。また、このDNAから遺伝子発現が起こると、赤色蛍光の出現を指標として可視化することができるようになっています。このDNAを細胞内に導入し、生きた細胞で観察したところ、そのDNAからの遺伝子発現は、細胞分裂後にのみ起こることが分かりました。プラスミドDNAの挙動を、蛍光顕微鏡法に加えて蛍光電子相関顕微鏡法などの方法を使って調べたところ、細胞分裂終期の、特に核膜が再形成される時期に、外来のDNAが核に取り込まれていくことが分かりました。この成果は、DNAワクチンなどのDNA治療薬を、核に効率良く伝送する方法の開発に貢献することが期待されます。

(※以下略9


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最終更新:2025年01月19日 12:11