May_Roma めいろま 谷本真由美@May_Roma
特にアメリカ、カナダ、オーストラリア、イギリスに婚姻で移民したり元留学生の日本人女性は、本人は都内やその周辺の中の上の階級だが、配偶者の文化的階級が下流で、下流の生活レベルや文化、言葉に染まるが本人は気が付いていない例が多い。

May_Roma めいろま 谷本真由美@May_Roma
問題は、配偶者である夫は、その国における階級の存在を話さず、また本人自体が異なる階級を知らぬことで、日本人妻にも下流の習慣や言葉がその国の平均で全体であると言い張ることで、妻は無知なことも多く、気がつくとその国の下層階級になっている

May_Roma めいろま 谷本真由美@May_Roma
また問題は、日本人妻は、しかしその下層な暮らしを、その国の中流以上と錯覚していることである。子供らは夫や家族、学友、近所などから下流の言語や習慣を身につけて大人になるか、仕事や婚姻、交友でその階級仕草が足を引っ張ることを、日本人妻が理解していない。

May_Roma めいろま 谷本真由美@May_Roma
この階級転落型日本人妻の典型、イギリスの場合は周囲や夫が以下である
  • 友達をメイトと呼ぶ
  • 大量飲酒
  • 喫煙
  • 休暇がスペイン海岸
  • 子供らのド派手な誕生会やディスコパーティー
  • 配偶者や親類、保護者が大卒ではなく専門職がいない
  • 入れ墨
  • 不明瞭な言葉
  • 夕食をティーと呼ぶ

May_Roma めいろま 谷本真由美@May_Roma
日本人妻は芸術専攻だったり大学院を出ている。日本では外資系企業勤務の人もいる。英語はある程度できる。実家は都内や郊外の落ち着いた家庭で本人は中の上の階級である。しかし海外に来て暮らしは下流に転落。本人は気が付いていない。また夫はあまり勤労意欲がない。


■ 欧米には日本人の知らない二つの世界がある 「 Human Capital(2020.12.04)」より
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「二つの世界」をごっちゃにしている日本人
 結局、欧州は完全にエリートと一般ジョブワーカーの二つの世界に分かれており、米国はそこまできれいに分かれてはいませんが、それに類する社会となっているというのが、私の概観です。その両者には大きな格差があるから、欧州の場合、社会全体が格差を是正するような再分配の制度をきっちり敷いている。でもそれによって、この階級分化がより強固に維持されている感があります。米国は、欧州のような職業資格での分断が起きないので、階級分化は「公的なもの」とは言えません。だからこそなかなか再分配政策が進まないのではないか、などと考えています。

 この二つの世界の存在が、日本人にはあまり理解できないところで、人事や雇用、キャリアを語る上で大きな誤解を生んでいます。そこで、問題です。

Q2.欧州ではワークライフバランス(WLB)が充実し、休み放題と聞きます。グローバルエリートたちも短時間労働なのですか?
 例えば「フランスなどでは午睡の時間があって、家に帰ってランチを食べたあと寝るような優雅な生活をしている」という話がまことしやかにささやかれます。

 一方で「欧米のエリートは若くから精力的に働く。日本人の大卒若手のような雑巾掛けはなく、海外赴任やハードプロジェクトなどをバリバリこなしている」という話も、同じように日本では語られます。

 どちらも間違っていませんが、指している対象が異なりますよね。そういうことを知らない日本人、しかも国内には二つに分かれた世界がない日本人は、誤解をしてしまうのです。あたかも欧米では、グローバルエリートまでもが午睡をしていると…(ちなみに「家に帰る」理由も「外で昼食を取ると高いから」です)。

 ここまで行かなくとも、「二つの世界をごっちゃにした」似たような誤解は多々起こります。「欧米ではエリートでもWLB充実」とか「欧米なら育休を取って休んでも昇進が遅れることがない」なども、二つの世界の錯綜です。

(※ 以下略、詳細はサイト記事で)










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最終更新:2024年02月18日 08:07