★ 多剤耐性緑膿菌:患者10人から検出 うち5人死亡--東大病院 「毎日.jp」より 
 ● 死因はいずれも原疾患である重症の血液悪性腫瘍(しゅよう)が元になっており、死亡と菌の因果関係は不明という。
 ● 白血球を減少させる治療を行う患者の受け入れを一時的に中止し、体制を整える。

■ 多剤耐性緑膿菌に10人感染 東大病院 「サミーのつれづれブログ」より
 ● 結局どこの病院だって同じなんだろう? むしろ病院の方が危ないかもね。 もっと、感染対策にかけられるお金と時間と人とスペースがあれば患者同士を孤立し、直属の医師、看護師をつけられれば完全かもしれないが。

■ 多剤耐性緑膿菌 報道 メディアウォッチ 「感染症診療の原則」より
 ● 「緑膿菌は環境中に常在し、健康な人には無害。免疫力の落ちている人が感染すると肺炎や敗血症などさまざまな感染症を発症することがある。【藤野基文】」
一般の人向けには重要な一文。
しかし。予防しきれない感染症の事例をことさら問題視するならば、予防できるはずの感染症で健康リスクが生じている事象(子どもの予防接種など)をもっと問題視して社会にうったえるべきなんじゃないでしょうか。

■ 多剤耐性菌の脅威 遺伝子NDM-1 「Ukulelebeginner」より
 ● これまで判明した耐性菌は
  ○アシネトバクター・バウマニ(肺に入ると肺炎、血液に入ると敗血症)
  ○メチシリン耐性黄色ブドウ球菌
  ○バンコマイシン耐性黄色ブドウ球菌VRSA
  ○バンコマイシン耐性腸球菌
  ○多剤耐性緑膿菌MDRP
  ○多耐性結核菌MDR-TB
  ○超多剤耐性結核菌XDR-TB

■ サイエンスZERO 「多剤耐性菌 NDM-1の脅威」 「テレビ番組 時事ネタなど書いていきます。はい。」より
 ● 年間の抗生物質の発見数を見てみますと、1970年代末ごろの30件をピークに、その数は減少の一途を辿り、2000年代にはゼロ件の年しかありません。耐性菌の問題は、こういった医薬品開発の面でも、危機的状況にあるようですね。
最終更新:2010年11月23日 22:26