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震災短歌 「花のごとく風のごとく(2011.7.10)」より
・ 「週刊ポスト」7月15日号の「渾身ルポルタージュ」を読んだ。タイトルは「震災歌人をさがして」副題は「岩手・福島・宮城---31文字に込められた魂の記録」である。その記事の中に紹介されている正に「渾身の31文字」を転載します。
・ふるさとは無音無人の町になり地の果てのごと遠くなりたり
・号泣して元の形にもどるなら眼(まなこ)つぶれるまでを泣きます
・大津波ひけてわが家は跡形も無く消え去りぬ土台残して
・春光に白き腹みせカモメ翔ぶ浜に人なき瓦礫の上を
・想い出が思いおこせない津波跡がれきの脇にタンポポの咲く
・避難所のおにぎり一つの朝食に我も加わる長蛇の列に
・「ただいま」と主なき家に声かけるなつかしき匂いにこえあげて号(な)く
・ゆふさればヘリコプターなど舞いきたり生きるあかしの灯を点けむとす
・ここにまだ人がいる。自衛隊の飛行機にそう知らせるため,
・飛来音を聞くたびに,家の灯りを点けようとしている。
・救援の毛布重ねて寝(い)ねむとすゼロより始まる我が財ぞこれ
・避難所の友の便りの第一信押し戴きぬ郵便受けの前
・ヒロシマとナガサキに次ぐ三つ目のカタカナの地になりしフクシマ 〔日経に掲載された作品〕
・(※ 他多数あり、是非ブログ本文を。)
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