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記事 |
【ウィーン=共同】東京電力福島第1原発事故の健康への影響を調査している国連科学委員会は31日、放射性ヨウ素による周辺住民の甲状腺被曝(ひばく)線量(等価線量)について、影響を受けやすい1歳児でも最大数十ミリシーベルトで、ほとんどが50ミリシーベルトを大きく下回ったとする推計を発表した。将来、事故による被曝を原因とする「がん患者の増加は考えられない」とした。
委員会は事故当時、周辺住民が素早く避難したことで、被曝線量が10分の1程度に減ったと指摘。放射性物質で汚染された食品の摂取が早い段階で防げたことも被曝の低減につながったとした。50ミリシーベルトは甲状腺被曝を防ぐために安定ヨウ素剤を飲む国際基準。多くの子供が放射性ヨウ素の濃度が高い牛乳を飲んで被曝した旧ソ連のチェルノブイリ原発事故では、甲状腺がん患者が増えた。
委員会は、放射性セシウムによる全身被曝の線量も最大で10ミリシーベルト程度と推計。がんのリスクが高まるとされる100ミリシーベルトを大きく下回り、固形がんが増えるレベルではないとした。
原発事故の対応に当たった東電などの作業員については、初期に空気中の放射性ヨウ素を吸入し、うち2人の甲状腺の被曝線量が最大で12シーベルトに上ったことを確認。ただ、これまでの医学的な検査で異常は見つかっていないという。
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最小でも、小児甲状腺がん272人 「逝きし世の面影(2018年12月17日 )」より
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(今までの発表が全数把握でな無かったとは絶句!!!)東京電力福島第一原発事故の避難指示区域や生活保護受給者を除外して集計しても、小児甲状腺がん272人の衝撃度
金子勝 @masaru_kaneko · 6:23 - 2018年12月16日
【福島も、だ】福島県議会答弁で、今年3月までに「甲状腺検査サポート事業」で医療費を受給した患者233人すべてが甲状腺がん患者であることがわかった。OurPlanet-TVの集計では小児甲状腺がんは272人になる。県健康調査委の71名とひどい違いだ。
http://urx3.nu/Ou1f
医療費減免者を除いても、『小児甲状腺がん少なくとも272人〜福島サポート事業で判明』2018 12/14(金)OurPlanet-TV
原発事故後、福島県で実施されている小児甲状腺検査をめぐり、今年3月までに「甲状腺検査サポート事業」で医療費を受給した患者233人すべてが甲状腺がん患者であることがわかった。県議会の答弁で判明した。検討委員会のデータと合算すると272人となり、これまで公表されていた人数を大幅に上回ることとなる。
(※mono....中ほど大幅に略、詳細はサイト記事で)
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★注、
その後は毎日新聞や赤旗(共産党)を含めて一人の例外も無く日本中の全てのマスコミや有識者が福島県検討委(鈴木教授)の説明を挙国一致で無視して、自民党安倍内閣の印象操作(フクシマの放射能被害の国家的危機の先送り)に全面協力して現在に至っている。
真っ赤な嘘の『神州不滅 連戦連勝の大本営発表』 しかし、『日本が負ける』と正しいことをいう愚かものは全員で袋叩きにする・・・
安倍お友達によるモリ加計や準強姦もみ消しなど、本来なら10回ぐらい内閣が吹っ飛ぶほどの破廉恥極まる不祥事が連続発生していのに、なぜか自民党安倍晋三内閣の支持率が4割の不思議ですが、今の日本人の全員が薄々ではあるが政府当局が職場放棄している事実(ボロ負けの敗戦状態)を知っているのですよ。日本ですが、ほぼ73年前と同じで(アベノミクスで日本の繁栄を偽装する)今の安倍が終われば自動的に『日本が終わる』と知っている。
しかし、日本の敗戦を認めたくない(あまりにも恐ろしい)ので仕方なく(ステータスクオで)自民党安倍晋三内閣支持率が4割なのです。原因を考えれば何の不思議もない。
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小児甲状腺癌の病理組織学的特徴,特にびまん性硬化型乳頭癌に着目して - 菅間 博 「日本内分泌・甲状腺外科学会雑誌(2013 年 30 巻 4 号 p. 281-286)」より
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抄録
小児甲状腺癌を理解するために必要な基礎事項を整理するとともに,福島原発事故以前に日本国内の多施設で手術された小児甲状腺癌を集計し,チェルノブイリ原発事故後の小児甲状腺癌と比較した。甲状腺癌の発症は女児の二次性徴がはじまる9歳位から認められ,20歳以下の甲状腺癌185例のうち15歳以下の小児の症例が39例あった。成人同様に女性に多いが,年齢が低いほど性差は少なくなる。小児に特徴的な甲状腺癌の組織型としては,びまん性硬化型乳頭癌DSPCと,充実型乳頭癌があげられる。DSPCは臨床的には橋本病との鑑別が問題となるが,その病理学的な本質は甲状腺の癌性リンパ管症とびまん性リンパ球浸潤と考えられる。充実型乳頭癌はチェルノブイリ原発事故に注目されたが,放射線被曝と関連のない国内でも若年者にみられる。病理組織学的に低分化癌との鑑別が問題となるが,臨床的に治療方針に違いがあることから,区別する必要がある。
(※mono....論文詳細はサイト記事に譲るが、サブタイトルのみ抜き貼る。)
はじめに
小児甲状腺癌の定義
チェルノブイリ原発事故後の小児甲状腺癌
日本国内の小児甲状腺癌の年齢分布と性差
小児の甲状腺癌の組織型の特徴
びまん性硬化型乳頭癌
充実型乳頭癌
充実型乳頭癌はチェルノブイリ原発事故で注目を浴びた小児の甲状腺乳頭癌の組織亜型で,放射線内部被爆との関連が疑われた[1,8]。しかし,福島原発事故以前の日本の20歳以下の甲状腺癌でも,185例中の8例に充実型乳頭癌がみられ,放射線被爆との関連が乏しい。(※mono....以下略)
通常型の乳頭癌と濾胞癌および濾胞型乳頭癌
おわりに
福島原発事故以前の多施設の若年者甲状腺癌の185例を検討した結果,小児甲状腺癌の発症は女児の二次性徴がはじまる9歳位から認められ,15歳以下の小児甲状腺癌は39例みられた。成人同様に女性に多いが,年齢が低いほど性差は少なくなる。小児の甲状腺癌の組織型としては,成人同様に通常型の乳頭癌と濾胞癌が多いが,相対的に小児に多い組織型織型としてびまん性硬化型乳頭癌DSPCと充実型乳頭癌があげられる。これらは15歳以下の小児というよりは,20歳以下まで拡げた若年者に共通した特徴と考えられ,また,チェルノブイリ原発事故後の報告と類似する。病理組織学的には,充実型乳頭癌と低分化癌との鑑別が,診断基準の違いから日本国内では問題となる。臨床的に治療方針に違いがあることから,国内の病理医間でコンセンサスを得ることが重要と考えられる。
(※mono....略)
事実1:スクリーニング効果
(※mono....略)
「スクリーニング効果」に縛られる治療
(※mono....略)
「統計的有意性」と「スクリーニング効果」に反論する
「スクリーニング効果」が福島県と福島医大が掲げる公式見解の中核を成していたが、岡山大学の医師で疫学者、津田敏秀教授は2014年7月16日、環境省の第8回「福島第1原発事故に伴う住民の健康管理のあり方に関する専門家会議」で、これに異議を唱えた(注36)。
津田敏秀教授
環境省の専門家会議は影響を判断するにあたって、原因(すなわち、被曝線量レベル)を強調していると論じた。これは研究室の手法であり、原因に関連する情報が不足している現場では役に立たない。その結果、明白な原因の欠如のため、影響が否定されている。アウトブレイク[感染症にかかった人間、 またはその他の生物の小集団]疫学の国際標準手順は対照的に、影響(すなわち、疾病率)に注目して、早まった否定と手遅れの医療対応を避けている。
津田は、福島で入手可能なデータがすでに局地的なクラスター[統計学で属性を共有する個の集団の意]の存在を示しており、これを「スクリーニング効果」で説明し切れないと言い切った。したがって、当局は福島県内外で住民の一斉健康診断を早急に実施することで、時間の経過とともに拡大する疾病急増に備え、被曝を最小限に抑えるために今以上のことをなし、妊娠中の女性や未成年者など、弱者集団の放射線防護対策に資金を手当し、福島県内のこれら弱者集団の放射線レベ ルの低い地域への疎開を考慮し、定期的に放射線レベルを広報し、住民と協力して信頼関係を構築するべきである。
津田はさらに、チェルノブイリのデータによれば、甲状腺癌が単に子どもたちだけでなく成人にとっても深刻な問題であることが示唆されており、100ミリシーベルト未満の放射線レベルの被曝(たとえば、小児科CTスキャン、背景放射線、航空機搭乗員)でも、癌が統計的に有意に増加していることを示すデータが数多くあると指摘した。妊娠中の女性は特に弱いのに、福島では、引き上げられたレベルの放射線に被曝しつづけている。津田の意見に対し、他の会議出席者らは批判をたっぷりと浴びせ、とりわけ鈴木元(UNSCEARの委員)、それに長崎大学で山下の先輩にあたる専門家会議の座長、長瀧重信が反発し、長瀧は津田を挑発して、「がんが増えているということが、ここの委員会の結論になると、大変なことになる!」と言い放った。長瀧はその後にも、会議の目的は被曝線量レベルに注目することだと頑固に言い張り、津田の意見を退けた。
福島県の全ての子どもを対象に東京電力福島第一原発事故による放射線の影響を調べる甲状腺検査で、事故直後の1巡目の検査では「異常なし」とされた子ども4人が、4月から始まった2巡目の検査で甲状腺がんの疑いと診断されたことが23日、関係者への取材で分かった。甲状腺がんと診断が確定すれば、原発事故後にがんの増加が確認された初のケースとなる。
1986年のチェルノブイリ原発事故では4~5年後に子どもの甲状腺がんが急増した。このため県立医大は、事故から3年目までの1巡目の結果を、放射線の影響がない現状把握のための基礎データとしてとらえ、2巡目以降でがんが増えるかなどを比較し、放射線の影響を調べる計画。
また、1巡目で、がんの診断が「確定」した子どもは8月公表時の57人から27人増え84人に、がんの「疑い」は24人(8月時点で46人)になったことも新たに判明した。
[2014年12月24日 紙面から]
(※mono.--中略、詳細はブログ記事で)
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『船の沈没でネズミが逃げ出す(福島検討委の2順目の最初の発表は12月25日)』
閣僚に任命されて数ヶ月しか経っていない江渡防衛相が23日までに自ら辞任を言い出したことが分かった。
総選挙後の臨時国会(12月24日)の第3次安倍内閣発足を前にして、すでに 安倍総理はすべての閣僚再任を決定していたが、江渡大臣が先手を打って、安倍総理に辞任を伝えたと言う。船が沈没する前に目先のきくネズミが真っ先に逃げ出したのだろう。
同じように風を読む能力だけで政界の寵児となった橋下徹も同じ23日に維新の党代表を辞任する。政界そのものからの撤収も時間の問題である。これ等のネズミが騒ぐ原因ですが 船が沈没するまでに、『残された時間』がもう無いのである。(沈没時に船の残っていると助からない)
福島検討委の2順目の最初の発表は12月25日に予定されている。(24日の共同通信の配信記事はその一部)
最も不思議で理解不能な記事が12月24日のしんぶん赤旗に載っていた、(社会面の隅っこに小さく)『原子力規制委員会が3・11原発事故を想定した新しい住民避難などの新基準の作成』と報じたことだろう。
原子力規制委ですが、今後『第二次3・11メルトダウン事故が起きる』ことを想定して、新基準の作成を急いでいるのである。
チェルノブイリから3年目に汚染地域から全住民を疎開させた旧ソ連のように、除染による帰還を断念して、日本国もとうとう4年目から全住民の疎開を開始するのか。
それとも凍らない凍土壁の原因である溶解した大量の核燃料が矢張り制御不能で、4年ぶりのフクシマの再爆発が目前に迫っているので住民避難を言い出したのか。(色々な解釈が出来るが真相は未だ不明である)
(※mono.--以下略、詳細はブログ記事で)
東京大学の疫学の専門家でうある渋谷健司氏が福島の子供の甲状腺のスクリーニング検査に関して問題を提起しています。
非常に重要な指摘なので全文を引用させて頂きます。
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引用記事 |
「福島県の甲状腺検査のやり方を見直してほしい、と私が発言した理由」
渋谷健司
東京大学大学院 医学系研究科 国際保健政策学教授、一般社団法人JIGH理事長
<全文引用>
6月10日に開催された、第3回福島県甲状腺検査評価部会での、「現行の甲状腺検査のやり方を見直してほしい」という私の発言の真意を説明しておきたいと思う。
私は、原発事故がおきた直後から、福島県での活動をはじめた。相馬市や南相馬市での外部・内部被ばく量の測定を地元自治体や有志と協力して、ほぼ自費で継続し、モニターしている。それら全て、国や県からは独立して行っている。
私がすぐに福島入りしたのは、一日本国民として、福島の人たちの健康状態を守らなければいけないと思ったからだ。シンプルにその思いだけで、3年間、続けてきた。
なぜ、続けるのか?
私は、今からちょうど20年前の1994年に、ルワンダに行った。ルワンダで大虐殺があったことを覚えている人も多いだろう。数百万人はいた難民キャンプにNPOとしてクリニックを設営するのが私の目的だった。
知らせを聞いた私はすぐに現地に向かった。危険な時期で多くの人から止められた。キャンプに日本人医師は私以外いなかった。それでもその時期のルワンダには医師が必要で、一人でも多くの命を救いたかった。
福島に対する思いも、同じだ。
私の仲間や教室のスタッフ・学生たちも思いは同じだ。震災から今も継続してボランティアで手伝ってくれている。
私達は、相馬市や南相馬市などの自治体と連携して、まず、子供たちの被ばく量を測定した。その結果は、全て市民に情報開示されている。
この外部・内部被ばく量の継続的な測定で、この3年あまりの間で明らかになってきたことも多い。相馬市や南相馬市などの被ばく量(セシウム)は十分に低く、それも年々低下しているということだ。初期のヨウ素による被ばく量の推計も行われている。
正直なところ、当初は私も政府の発表する値が信じられなかった。しかし、何度も自分たちで測定をしたが、それでもやはり健康に影響を与えるレベルの被ばく量は、子供では見つからなかった。
さて、ここからが本題である。福島県によると、過去3年間の甲状腺検診で、甲状腺癌が疑われる子供と、甲状腺癌が確定した子供の数は合計で90人であった(2014年3月31日現在)(確定症例は50人)。
この値は、通常の癌登録の罹患率などから予測される有病率よりも明らかに高いものである。1986年のチェルノブイリ原子力発電所事故の後に甲状腺癌が報告され始めたのは、事故後4~5年であった。それでは、なぜ、福島県では被ばく量が高くないのに、甲状腺癌が3年間という短期間で多数発見されたのだろう。
一つの可能性は、甲状腺の超音波検査を集団で実施すると、かなりの確率で甲状腺癌が見つかるということだ。例えば、甲状腺の超音波検査が頻繁に行われるようになった韓国では、成人の甲状腺癌が毎年25%ずつ増加しており、今では女性で最も多い癌だ。
しかし、ここが大事なところなのだが、韓国をはじめ世界的に甲状腺癌による死亡は増えていない。病理組織学的には癌だが、検診がなければ症状も出ず、診断されなかったであろうと考えられる癌が、検診を実施したことで見つかっている可能性が高い。
もちろん、一般的に早期発見による死亡リスクの予防は非常に大事だ。リンパ節や周囲へ広がっている癌は、すぐに手術すべきである。自分の子供が癌と診断されれば、ご家族はすぐに治療してほしいと思うだろう。しかし、超音波検査を進めることで、全ての甲状腺癌を見つけ出し、それらをすぐに手術することが、果たして子供達のためになっているのだろうか。
超音波エコーによる甲状腺検診の導入で、意図せずに過剰診断、そしてその結果としての過剰治療と言われている問題が起きているのではないか。
こういう私の意見は、分かりにくいかもしれない。癌と言われたのに何もするな、と言っているように聞こえるかもしれない。しかし、経験ある臨床医や公衆衛生の専門家の多くは、私と同じ意見だ。この件については、英国の医学雑誌ランセットにも掲載され、世界で多くの医師も同意してくれている。
子供たちに手術をすれば、心身の傷が残る。甲状腺を取れば、一生ホルモン剤を飲み続けなければならないこともある。
「チェルノブイリの経験から、甲状腺癌発生の可能性を考慮し、子供たちの命を守るために適切に対応すべきである」
という考えは全くその通りである。事実、当初はそのように考えられて、甲状腺の超音波エコーによる検診の実施が決定されたのだろう。
しかし、3年間の基礎調査を終え、本格調査が実施され始めたこの段階で、これほど多くの甲状腺癌が見つかっている原因の一つに、検診による過剰診断の可能性を考慮する必要がある。
医師であれば、過剰治療等したいと思う人はいないだろう。世界でも、これほどの規模で子供の甲状腺検診が行われる例は珍しい。であればこそ、今回発見され、手術を受けた甲状腺癌の子供たちの症例を、きちんとオープンに議論することが非常に重要ではないだろうか。
甲状腺検査評価部会で、甲状腺検査を担当する福島県立医科大学からは、癌の大きさやリンパ節転移の有無等、治療指針に沿って対処すべきケースのみが手術されているとの報告がなされた。
だから、私は何パーセントの子供に、リンパ節転移や声が出ない等の症状があるのですか?と質問した。
しかし、それは、プライバシーの問題で回答できないと県や福島県立医科大学が答えた。それで、きちんとデータを出してほしいと、その場にいた他の委員からも意見が相次いだ
発見された甲状腺癌の手術に関しては、医療であり、調査の及ぶところではないというロジックで、その情報を公開しないことは、逆に子供たちやご家族に不利益をもたらす結果になりかねない。
不安に過ごされている住民の方々のためにも、今一度、正確なデータに基づいて、関係者が皆それぞれ前向きに協力しあい、再検討していく時期にあるのではないか。そして、それは、放射線の健康への影響を正確に把握するためにも必要なことだ。
これが、私の発言の真意である。
<引用終わり>
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渋谷氏は「福島は放射線による健康被害が発生するに違いない」という予見の元に、早期から福島で被曝状況と健康状況を調査されてきました。
その彼が、「福島のセシウム被曝量は政府の発表通りであった」と書かれています。そして、現在行われている甲状腺のスクリーニング検査によって、「本来見つけなくてよい甲状腺ガン」まで見つけてしまっている可能性を指摘しています。
甲状腺癌は大規模なスクリーニング検査をすれば、私や皆さんも普通の保有している癌かもしれません。ただ、一般的には癌の進行が遅く、リンパ節転移をしなければ悪さをしない癌なので、癌である事を知らずに一生を送られる方が多いだけ。
要は悪さをしない胆石は無理に手術をして取る必要が無いのと同じです。
(※ 中略、詳細はブログ記事で)
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■ 想像力と理解力が欠如した反原発 ■
反原発の方に多く見られるのは、想像力と理解力の欠如です。「放射能は危険」という固定観念に縛られるあまり、様々なデータを「危険」という視点からしか見られなくなっています。
CTスキャンも危険、レントゲンの危険、癌の放射線治療も危険・・・。
坂本龍一氏が咽頭癌である事が昨日発表されましたが、東スポがいい加減な報道で、「反原発の先頭に立って来た立場から、放射線治療は受けない」と報じて話題になっています。実際には坂本氏はそんな事は言っていない様です。
咽頭がんの治療には放射線治療が有効不可欠なので、「教授」も当然、放射線治療の恩恵にあずかる事となります。その時、坂本氏はご自分が治療によって被曝した量に驚かれると同時に、その被曝に対して人間の体があまりにも強い事を実感されるはずです。
坂本氏が非難する「ほんの僅かな放射線」が、本当に危険なのか?坂本氏は想像力が豊ですから、だんだんとお気づきになると思います。
私は坂本龍一氏はミュージシャンとして尊敬していますので、反原発運動で晩節を汚してしまう事を危惧していました。今回のご自身の癌をきっかけとして、もう一度、放射線についてじっくり考えていだだけると嬉しいと思っています。
(※ 以下略、詳細はブログ記事で)
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福島の子供達の甲状腺ガン・・・放射線の影響なのか? 「人力でGO(2014.7.9)」より
(※ サブタイトルのみ転記)
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福島で子供の甲状腺ガンが90人?!
会津では発生が一人だった
市町村別に比べると・・
年齢別に見れば自然発生のガンである可能性が高い
千葉での女子高生での過去の検査との比較
会津地方で少ない事が特異的
むしろスクリーニング検査でガンを見つけてしまう事の方が問題が大きい
福島の子供のガンの発生はこれからが注意が必要
初期被曝による影響は切り分けるべき
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福島の子供たちの甲状腺がんのデマについて 「日本や世界や宇宙の動向(2013.9.17)」より
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あるブロガーさんが、福島の子供たちの甲状腺がんについての大槻義彦教授の記事を紹介されていましたので、こちらでも、ご紹介したいと思います。これを読んでひとまずご安心ください。
左翼の方たちは福島原発の放射能被害をどうしても水増ししたいようです。こんなにも被害が出ていると人々を脅かし怖がらせるのが彼らの趣味なのでしょうか。病は気からとよく言われますが、放射能を怖がると余計に被害を受けやすくなります。福島の放射能被害を大々的に世界に向けて報道されています。正確なデータに基づいた報道なら良いのですが。。。デマが多すぎて困ります。デマを作り上げるのも反日左翼の趣味のようです。。。
今後、東京五輪を成功させるために、政府は本気になって福島の原発問題を解決したり、東北の復興をやり遂げようとすると思います。世界に約束してしまったのですから。
TPP、中国による尖閣諸島の侵略、韓国の気が狂った抗日キャンペーンなど頭が痛い問題が山積していますが、政府を動かすのは日本国民一人ひとりだと思います。
(※ 以下、大槻教授の記事の引用あり)
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前半記事 |
Mさんから以下の質問が寄せられました。
初めまして、いつも楽しく拝見させていただいてます。
福島県に住んでいるMというものです。
さっそくですが、最近県内で甲状腺がんが増えているとい
う記事を見かけるのですが、これは原発事故の影響なの
でしょうか?
教授は過去にもブログで何度か書いていましたが、最近
の考えを是非聞きたいのです、政府はなんとなく信じら
れませんし。やはり子供達が一番心配ですし、風評被害
も心配です。専門家の意見が聞きたいのです、宜しくお
願いします。
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大槻からの回答
子供の甲状腺がんの追跡調査は福島県の『県民健康調
査検討委員会』が行って、随時発表しているものでです。
それによりますと
甲状腺がんと確定した者18人
甲状腺がんの疑いのある者25人
となっています。これについて福島県立医大の鈴木教授
は『これは原発事故と関連があるがんではない』との見
解を示しましたし、先の『検討委員会』も同じ見解でした
(共同通信、朝日新聞など)
私の考えも原則的に福島県の見解と同じで、今回の原
発事故とは無関係との考えです。その理由は以下のとお
りです。
(1)調べられた甲状腺がんは『進行の遅いがん』で
がんの大きさはここ数回の検査で変化がなかったこと、
つまりこれらのがんは事故以前から出来ていたと考えら
れること
(2)チェルノブエリの子供達の甲状腺がんの数が増
え始めたのは4,5年たってからのことだったこと。つ
まり子供の被ばくから4,5年経過していない現在のが
んは事故による被曝とは考えられないこと
(3)事故後4か月間の被ばく量推計調査によって、
調査を受けた子供の被ばく線量は全員2mmCv未満で
あり、甲状腺がん発症にいたる線量よりはるかに低い
ただし、これで100%福島の甲状腺がんは事故と無
関係とは断言できません。以上のべた3っつの項目はあ
くまで統計的、確率的な見解です。例えば(3)につい
て言えば被ばく線量推計調査を受けていた者は全体の4
0%ぐらいと言われています。この推計調査に漏れ、何
かの理由でとくに放射性ヨウ素の被ばくが多かった子供
が皆無だったと断定はできません。(1)、(2)もあ
くまで統計的、確率的な見解です。
今後とも徹底的な追跡調査が望まれます。
■ 福島の子供の甲状腺癌が18人(疑いを含めると43人)・・・これって全国平均では? 「人力でGO(2013.8.25)」より
(※ 下線、太字はmonosepia)
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「放射脳」の方で無くとも、10万人に一人の割合(0.001%)の確率の小児甲状腺癌が、福島では36万人中18人(0.005%)、疑わしきを含めれば43人(0.012%)で発生すると聞けば、福島原発の影響があると思うのは当たり前では無いでしょうか。
上の記事の最後の部分、会合で、福島県立医大の鈴木真一教授は、「(がんの状態から)2、3年以内にできたものではない」と述べ、原発事故との関連に否定的な見解を示した。は、医学的には至極真っ当な事を言っていますが、多くの人達は、政府や報道は「ウソ」を付いているに違いないと疑念を抱きます。
今回発見されている乳頭がんは進行が比較的遅く、福島県の検査でも癌の成長が遅い事が確認されていますから、福島原発事故以前から癌が発生していた事は医学的には疑い様の無い事かと思われます。
では、何故、10万人に1人の確率のはずの小児甲状腺癌が、福島ではこんなに沢山発見されるのか?
答えはいたって簡単で、小児甲状腺癌は通常発見されないだけで、今回の福島のケース同様に普通に存在する癌なのです。
1) 進行の遅い甲状腺の乳頭がんが、18歳未満の年齢で触診等で発見される確率は低い
2) 解像度の高い最新の超音波診断で大規模な検査をすれば、本来発見出来ない癌が見つかる
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医療関係者の多くは、「福島の小児甲状腺癌の多発?が原発事故由来とは考え難い」と発言していますが、積極的に国民の誤解を解く様な説明をしていません。
今後、事故から4年、5年経過した後で、チェルノブイリの様に、小児甲状腺癌が有意に増加した場合を想定すると、安易に事故と甲状腺癌の関係を否定出来ないからです。
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私は原発事故で放出される放射性物質の中でヨウ素131とヨウ素132は危険だと考えています。ですから、小児甲状腺癌の増加を完全に否定はしません。
しかし、それは事故後4年、5年と経過した後に話しであって、現在の小児甲状腺癌の数ではありません。
そして、福島原発の事故対策や、食品や水道水の規制が適切であったかどうかは、この時点で初めて明らかになると考えています。
日本政府は食品流通に関しては適切と言える処置を取りましたから、多分、有意な小児甲状腺癌の増加は見られないでしょう。
しかし、事故に関係無い小児甲状腺癌は一定の確率で発生するはずですから、「放射脳」の人達はそれをも「放射線の影響」として、非難を続けるのでしょう。ほぼ、洗脳に近い状態ですから、論理的に説明しても彼らが理解する事は無いと思います。
(※ 以下詳細はブログで。monosepiaはこのブログ主さんと同意見です。)
北朝鮮の核実験で新聞号外が出るドサクサに紛れて福島県検討委は小児甲状腺がん『3人確定、7人疑い』と発表している。
ところが検討委の『確定』とは甲状腺の全摘出のこと。
超厳密に言えば、体の外からの検査ではいくら精密検査でも癌と100%確定出来ないが、だからと言って全摘出を『確定』などと表現する医者は福島県立医大だけの特殊事情。
医者に限らず日本中で、誰もそんな摩訶不思議な言い方はしない。
『疑い』とは二次検査の陽性の意味で、すでに癌の最終的な精密検査がすべて終了している。
『確定』と『疑い』は、全摘出手術済みか手術を待っているかの時間的な差だけ。
癌検査の結果には違いが少しも無いのである。
ところが福島県検討委の胡散臭いペテン(大本営)発表を、日本の全てのマスコミは少しも批判することも疑うことも無く、金太郎飴の如くそのまま垂れ流す。
68年前の8月15日以前の、挙国一定の大政翼賛会なのである。
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確かに福島県検討委は『日本(福島)はもう駄目だ』(負けた)とは言わなかった。
ところが、『ただちに原発事故と関係があるかどうかは分からない』と、68年前の玉音放送時のヒロヒト以上の遠まわしな曖昧表現だが、明確に『敗北』(日本国の崩壊)を認めているのです。
前民主党政権下では去年9月に一人目が発症した時には、福島県検討委は『一切原発の放射能と小児甲状腺がん発症は無関係』と超強気に突っぱねている。
ところが二人目発症で君子豹変。
検討委が『原発の放射能との因果関係が無いとは断定出来ない』と、曖昧表現ながら原発事故の放射能の影響を認めたのである。
敗戦を悟った野田佳彦内閣は突然総辞職、衆議院を解散して自民党に大政奉還している。
去年末の時点で民主党は、避けられない『日本の崩壊』を知っていたのです。
ところが極悪自民党が政権に復帰した途端、検討委はまた以前の『一切原発の放射能と小児甲状腺がん発症は無関係』と先祖がえりしていた。
検討委は8月20日、態度が去年の11月(衆議院解散)時点へと、もう一度180度変更する。
安倍晋三首相に野田佳彦元総理程度の知恵があれば間違いなく、すぐさま解散総選挙(政権禅定)が行われる。
ところが病的な右傾化で頭が空っぽで目が節穴。鈍感すぎて自分達が既に死んでいることに気が付いていないとは哀れである。
愚鈍すぎて目の前の『現実』が見えないのです。
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記事 |
東京電力福島第1原発事故による放射線の影響を調べている福島県の「県民健康管理調査」検討委員会が20日、福島市で開かれ、甲状腺がんと診断が「確定」した子供は、前回6月の12人から6人増え、18人になったと報告された。
「がんの疑い」は25人(前回は15人)。甲状腺検査は、震災当時18歳以下の約36万人が対象。
平成23年度は、1次検査が確定した約4万1千人のうち、2次検査の対象となったのは214人。うち甲状腺がんと確定したのは9人、疑いが4人。
24年度は約13万5千人の1次検査が確定。2次検査の対象は953人で、うちがんの確定は9人、疑いが21人だった。
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売国工作員もしくは超バカの意見>>
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要は毎年6人ぐらい癌になるって事でしょ?
何で累計にするの?
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(#゚Д゚) 前回6月って書いてあるだろう。ボケッ!
巷間の意見>>
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この数値もあやしい
数百人レベルで発症の疑いはありそう
数年後発症のリスクとあわせればそれこそ何千人レベル
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(-_-) 当然怪しい。
巷間の意見>>
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勝俣と清水に責任取らせろよ
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(-_-) こいつらは天下って悠々自適の生活。そのうち外国に高飛びすることになるでしょう。
一応口封じの変死もありですが…。
巷間の意見>>
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ベラルーシのピークでも、10万人中11人の甲状腺癌発生率だよ。
被曝の影響無ければ、自然発生は10万人に0.1人もいない(100万人に1人のオーダー)。
まさか福島県民はもともと甲状腺癌発生率が100倍高いとか言わないよな?
欧米人より海藻食ってんじゃないのかよ
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(-_-) チェルノブイリよりも深刻な事態になる可能性も…。
(※ 前後略、詳細はブログ記事で)
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福島の甲状腺ガンの見方 「武田邦彦(2013.7.18)」より
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小児甲状腺ガンには二つの大きな特徴があります。
1)通常の環境では、男児と女児では女児が平均的に3倍程度多いが、被曝による場合は、男児が増える、
2)通常の環境では、甲状腺ガンは8割が乳頭ガンであるが、チェルノブイリの事故後、ベラルーシの乳頭ガンは95%に上昇した。
これに対して福島の子どもたちの甲状腺ガン(0-18才)は、
1)男児と女児の比率が同じ(1:1)で、ハッキリと普通の状態と違う、
2)12人の子どもに甲状腺ガンが見られたが、全員が乳頭ガンで、被曝の影響が強く見られる。
これに対して福島医大は、「検査が厳しくなったから見つかった」と言っていますが、男児と女児の比率や、ガンの種類は検査を厳しくやったから変わるというものとは違う。
私はもし医師が「御用医師」になったら大変な事と思っていますし、これまで日本の医師が営々と、夜を徹して患者を助けてきた結果、尊敬され、日本の医療が信頼されているのに、一気に崩壊してしまうと心配しています。
医師は政府の言うことなど聞く必要はありません。医師会は政治団体だとあきらめている人もいますが、私はあきらめません。政府がなんと言おうと大切なのは日本人の命を助けること、健康を守る事であり、それを一途にやって始めて医師であると思います。
福島医大は考え直し、医師としての魂を取り戻してください。事態は緊急を要します!!
(平成25年7月18日)
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小児甲状腺がんは福島だけの問題なのか? 「ちきゅう座(2013.6.20)」より
(※ 前後略、詳細はブログ記事で。)
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チェルノブイリと同様の発がん機序が福島でも働いていたと考えるならば、今回発見された罹患者たちは、実は福島第一原発の事故による放射能汚染で発症したのではなく、恐らく発症者の0-3歳時に何らかの理由で、ヨウ素131によって汚染された可能性が高いのではないか。そう考えると、福島外の非汚染地域とみなされた所でも、福島と変わらないA2,B判定者の分布が見受けられたのも、当然のものと頷けるのだ。恐らくや、全国で稼働している原発からの低濃度放射の漏えいや、あるいはモニターに引っかからない一次的な高濃度漏えいがその原因なのだろう。
そう考えると、上記三地域でスクリーニングのみ行い、細胞診までおよばなかった理由およそ推測がつくというものだ。そんなことをしてがんが発見されようものなら、全国津々浦々に反原発運動が燃え広がり、収拾がつかなくなるのは火をみるより明らかだからだ。
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福島県、3万8千人中で小児甲状腺癌3人発症の異常事態 「逝きし世の面影(2013.2.20)」より
(※ 前後略)
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通常なら100万人で0~1人の割合(厚生労働省)なのに4万人弱の調査で3人目の小児甲状腺癌の驚異的な発症数は異常すぎる。
2011年度の調査結果が、2年後の2013年2月13日に発表されるのも単に遅すぎるというよりも、もはや異常すぎる。
『10人に疑い、うち3人 判明』『疑いがある7人が検査を続けている』との発表も異常すぎる。
7人の結果は何時発表するのか。
(毎日新聞は甲状腺がんと判明した3人以外に、『7人は約8割の確率で甲状腺がんの可能性があり検査結果しだいでは今後、最大10人に増える』と報じている)
誰が考えても検査結果の白黒が判明した時点で公表するのが筋。通常なら1時間以内に済む検査が1週間も経っているのに『今だに検査を続けている』のも異常すぎる。
これだけ理解不能、原因不明、説明無しの異常な出来事が連続すると、偶然ではなくて福島県当局や政府による故意の情報操作の可能性が濃厚である。
(注、)
厚生労働省の統計数字『100万人で0~1人』の小児甲状腺癌の発症率と、朝日新聞の『100万人で1~2人』の大きすぎる違いですが、何れの数値も間違いではなく正しい。
厚労省の場合は全住民数対発症数であるのに対して、朝日は甲状腺学会の数値で『何らかのリスクが考えられるので検査した』人数が対象であり、分母が違うので発症の割合が大きく違う。
甲状腺ガンは痛みなどの自覚症状のあまり無い癌なので、発見される場合は、乳癌の様に自分の甲状腺を触診して腫れを見つけたり、外部から見て、明らかに甲状腺が腫れているのが分かる事でガンが見つかる様です。
素人でもわかるようになる頃にまで成長したガンは3~4cmになっている様です。
自覚症状が無く、進行も遅いため、甲状腺ガンが発見されずに、他に原因で無くなる方も多い様です。
日本人同様、韓国人も甲状腺ガンが多い様ですが、韓国では超音波診断の発達によって、甲状腺ガンがかつての5倍も発見されています。
日本では、甲状腺ガンが発見されても安易な摘出はせずに温存しますが、韓国では、小さなガンでも摘出してしまい、社会的な問題となっています。
政府が医療機関に、「何でもかんでも摘出するな」とおふれを出した程です。
この様に、甲状腺ガンは日本人に比較的多ガンですが、集団検診でも発見されにくく、実際の患者数と、潜在的患者数の間に大きく隔たりがあります。
超音波検診で精密に検査すれば、甲状腺ガンの患者数は、韓国の例に見る様に激増するはずです。
まして、子供に甲状腺ガンが発生したとしても進行が遅い為、通常発見されるのは、大人になってからだと考えられます。
「甲状腺ガンは子供には珍しいガン」ですが、それは、「子供のうちに発見される事が珍しい」と言い換えるべきなのでは無いでしょうか?
ですから、超音波診断で子供達の甲状腺をしらみつぶしに検査すれば、通常をはるかに超える高率で、ガンが発見される可能性は否定出来ません。
要は、今回の様な一斉検査と、通常の診断による癌の発生率は比較出来ないのです。
さらに、今回甲状腺ガンが発見された子供達の平均年齢は15歳です。
彼らの甲状腺ガンは通常では、こんな若年のうちに発見されるものでは無いのです。
(※ 後略)
(毎日新聞記事抜粋) 福島県が行っている子どもの甲状腺検査で、新たに2人が甲状腺がんと診断された。疑いのある人を含めた10人の内訳は男性3人、女性7人で平均年齢15歳。11年度に受診した原発周辺13市町村の3万8114人の中から見つかり、地域的な偏りはないという。記者会見した鈴木真一・県立医大教授によると、子どもの甲状腺がんの発生率は「100万人に1人」が通説。今回の検査は大きく上回るが、甲状腺がんは自覚症状が出てから診察する場合がほとんどで、今回のような精度での疫学調査は前例がなく比較できないという。さらに、チェルノブイリ原発事故では最短で4年後に発症が増加しているとして、鈴木教授は「元々あったものを発見した可能性が高い。原発事故との因果関係は考えにくい」と語った。
この鈴木は自分でもロジックが崩れていると思わないのだろうか?だとすれば脳がイカレてる。自ら「100万人に1人」が通説と言っているだから、この現象は異説ということになる。チェルノブイリ原発事故での最短4年後と言うのも比較できないわ。
だって、チェルノブイリの数倍以上に内部被曝している可能性ありだ。
(※ 後略)
一方は想定される内部被曝量が、
甲状腺の吸収線量として、
5ミリグレイ未満の群。
これは放射線とは無関係の癌という判断です。
もう一方は被曝量の推定が、
50ミリグレイを超える群で、
これは放射線誘発癌である、
という判断です。
被曝量の推計が5~50ミリグレイの場合は、
グレーゾーンとして除外されています。
この区分は、
おそらくはこのままに、
今後の福島のケースでも、
活用されることになるのではないかと思います。
つまり、
内部被曝を受けた時期が18歳未満であって、
その時点の推計の甲状腺吸収線量が、
51ミリグレイ以上であれば、
ほぼ自動的に放射線誘発癌と認定され、
5ミリグレイ未満であれば、
ほぼ間違いなく無関係と判断されます。
問題は5~50のグレイゾーンで、
これはその時点の政治的な判断になるように思います。
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最終更新:2018年12月21日 14:49