★ 美味しんぼ「鼻血、医学的根拠ある」 専門家ら反論会見 「朝日新聞(2015.5.24 土)」より
(※ 全文。太字はmonosepia)
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 人気漫画「美味しんぼ」で東京電力福島第一原発事故後の鼻血の頻発などが描かれたことをめぐり、専門家や健康被害を訴える当事者が23日、国会内で記者会見を開いた。政府や福島県が「風評被害を助長する」などとして事故と鼻血の関連を否定していることに対し、「因果関係は否定できない」と反論した。

 住民の自主的な甲状腺検査に協力してきた北海道がんセンターの西尾正道名誉院長は「高線量被曝(ひばく)による急性障害に論理をすり替え、鼻血(との因果関係)を否定する『専門家』がいる」と批判。「放射性物質が付着した微粒子が鼻腔(びくう)内に入って低線量でも鼻血が出る現象はあり、医学的根拠がある」と指摘した

 記者会見に電話で参加した福島県内の母親は「漫画全体を読み、福島への愛情を感じた。子どもに鼻血が出ても、話を聞く前から因果関係を否定するような人たちに私たちは本当のことは言わない。国の責任で鼻血を含めた健康調査をしてほしい」と訴えた。

 崎山比早子・元国会事故調査委員会委員(がん生物学)は「汚染地域は広範にあり、健康障害への懸念は鼻血どころでない。正確な情報を」と説いた。主催の市民団体代表は「鼻血の表現ばかりに焦点を当てて攻撃し、健康障害を訴える声を抑えつけている」と非難した。


■ 運が良ければ生き残ります 「ネットゲリラ(2014.5.24 土)」より
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北海道がんセンターの名誉院長が「鼻血と低線量被曝には因果関係あり」と断言してしまったというので騒ぎなんだが、この人、放射線科医なので、説得力あるw つうか、原子力ムラの住人ではないので、言いたい事が言えるわけです。カネの撒き方が足りなかったねw

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住民の自主的な甲状腺検査に協力してきた北海道がんセンターの西尾正道名誉院長は「高線量被曝(ひばく)による急性障害に論理をすり替え、鼻血(との因果関係)を否定する『専門家』がいる」と批判。
「放射性物質が付着した微粒子が鼻腔(びくう)内に入って低線量でも鼻血が出る現象はあり、医学的根拠がある」と指摘した。
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もはや隠蔽できなくなっている。ワタミがブラックじゃないとか、放射能は安全だとか、日本軍は全戦全勝だとか、誰も信用しません。自分の身は自分で守るしかない。


■ 「美味しんぼ」福島の鼻血の原因→大気中のセシウム吸引 「世界の真実の姿を求めて!(2014.5.20)」より
(※ 前後略、詳細はブログ記事で)
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放射性セシウム134    放射性セシウム137は

他府県では ほとんどが不検出である。

しかし

福島県双葉郡は毎月際立った放射能降下物、セシウム134、セシウム137が降り注いでいる。

大気中のセシウム134  セシウム137を吸い込むことで鼻血が発生していると考えられる。


北海道がんセンター 名誉院長  西尾正道
放射性浮遊塵を呼吸で取り込み、鼻腔、咽頭、気管、そして口腔粘膜も含めて
広範囲に被ばくすることになりますから、最も静脈が集まっている脆弱な鼻中隔の前下端部のキーゼルバッハという部位から、影響を受けやすい子どもが出血することがあっても不思議ではありません。


■ 山谷えり子・森雅子らが「鼻血」で騒いでいた件 「kojitakenの日記(2014.5.14)」より
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漫画『美味しんぼ』の件、騒ぎが大きくなって朝日新聞(5/14)の社説にまで取り上げられる騒ぎになったが、その社説の主張はごく穏当であり、最近の朝日の社説には珍しく納得できるものだ。以下一部を引用する。
(前略)
 私たちは社説で、低線量被曝の影響を軽視しないよう指摘する一方、できるだけ科学的な根拠や実測値、具体的な対策とともに議論すべきだとの立場をとってきた。漫画での描き方には疑問が残る。
 ただ、低線量被曝には未解明の部分が多い。今回のような健康被害に関する主張は事故後あちこちで見られてきた。それが広く関心を集める背景には、巨大な被害を招いた原発政策への怒りも反映していよう。
 ひとつの作品を取り上げて過剰に反応したり、大学の学長が教職員の言動を制限するような発言をしたりすることには、賛成できない。
 忘れてならないのは、福島の人こそ事故被害に苦しみ、無理解に怒り、不安と闘いながら日々暮らしていることだ。
 私たち一人ひとりが、「うそだ」「本当だ」と振り回されるのではなく、巷(ちまた)にあふれる情報から自分自身で納得できるものを選びとる力を養っていくことが大切だろう。
(後略)
(朝日新聞 2014年5月14日付社説「美味しんぼ―『是非』争うより学ぼう」より)
私の意見を言うと、『美味しんぼ』の描き方は全くいただけないし、差別的な内容であるとさえ考えるが、その一方、現在蔓延している、言論封殺を容認・肯定するかのごとき意見には全く賛成できない。
それとは別に、「小沢信者」である雁屋哲があのような漫画(の原作)を書いたことには、釈然としない思いを持つ。
そんなことを思っていた時、一昨年、自民党の山谷えり子、森雅子らの議員が、国会で「被爆地の鼻血」をネタにして野ダメ、もとい野田佳彦政権を追及していたことを知った。
(※ 中略)
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山谷と森の国会での質問は、下記ブログ記事に転記されている。


このように、自民党は野党時代に「鼻血」を政争の具に利用していたのだった。

(※ 後略、詳細はブログ記事で)











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最終更新:2014年05月24日 21:06