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■ 定額制配信でアーティストは稼げるのか? 「M-ON! Press(2015.7.17)」より
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前回「なぜ音楽は定額配信に向かうのか?」に続き、定額制配信についてテレビ・ラジオの取材で受けた質問をまとめていきましょう。今回は、限られた放送時間では削らざるを得なかった一歩踏み込んだ解説も加えていきます。

Q.CDレンタルと定額制配信、どっちがお得?

前回、Music Unlimitedなど定額制配信の先行陣は「月額980円」という値段線がなかなか受け入れられず苦労したという話をしました。スマートフォンの世界では無料か100円、高くて300円が普通だからです。同時に日本のお客さんは、こう考えました。

「980円あったら好きなアルバム3~4枚をレンタルしたほうがお得では?」と。

音楽を所有せず、音楽にアクセスすることに対価を払う。今、世界の音楽産業はそこへ向かっており、これをアクセスモデルと呼んでいると前回紹介しました。音楽を所有せず、期間限定でアクセスするCDレンタルも同じモデルです。

AWAが月額360円、LINE MUSICが学割300円を用意したのは、日本で生まれたアクセスモデルの先輩、CDレンタルと伍してゆけるようにという意図もありました。

定額制配信の値段線がCDレンタルと近づいて、どちらがよいかいよいよ悩ましくなりました。一方でApple Musicはこうした対策を取っていないので、値付けの部分で日本では苦戦するかもしれませんね。

定額制配信は300円かそこらでCDアルバム借り放題と考えれば、かなりお得です。品揃えが数百万曲から数千万曲もある。音楽キュレーターがプレイリストで、知らない音楽を上手に紹介してくれる。定額制配信は究極のレンタル店といえるかもしれません。

しかし音楽ファンには、引っかかるところがあります。邦楽の最新曲が少ない点です。

(※mono.--以下略、詳細はサイト記事で)

















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最終更新:2024年03月31日 17:41