+ クチコミ検索〔江戸時代から明治時代へ〕 #bf
+ ブログサーチ〔江戸時代から明治時代へ〕 #blogsearch
+ ニュースサーチ〔江戸時代から明治時代へ〕

+ クチコミ検索〔江戸後期〕 #bf
+ ブログサーチ〔江戸後期〕 #blogsearch
+ ニュースサーチ〔江戸後期〕

+ クチコミ検索〔明治初期〕 #bf
+ ブログサーチ〔明治初期〕 #blogsearch
+ ニュースサーチ〔明治初期〕




■ 大英帝国全盛時のイザベラ・バードが見た日本と朝鮮 「逝きし世の面影(2018年02月21日)」より
/

特集ワイド 紀行作家・バードが称賛した日本 貧しくとも「豊饒」 「相互扶助」根付いていた時代

富国強兵と違う明治』2018年2月19日 毎日新聞

明治維新から10年後(西郷隆盛の西南戦争直後)の1878年、東北地方と北海道を旅した英国の女性紀行作家、イザベラ・バード(1831~1904年)が再注目。水田の広がる山形・米沢盆地を「アジアのアルカディア(桃源郷)」と称賛したエピソードが知られている。

バードはこの後伊勢神宮や京都など関西地方を訪れている

バードが訪れたのは日本の他、中国、朝鮮、チベットなど、19世紀の「未開の地」が多く各地の自然や風俗を記録した著作は学術的に貴重だ。
「日本奥地紀行」は、46歳の時、東北と北海道を約3カ月かけて馬や人力車で旅した記録で、米沢盆地では、豊かな自然や農業の繁栄ぶりを絶賛した。
<米沢平野[盆地]は、まさしくエデンの園である。・・・晴れやかにして豊饒なる大地であり、アジアのアルカディア(理想郷)である
繁栄し、自立している。そして その豊かな土地すべてが耕作する人々の所有に帰している。・・・抑圧とも無縁である。アジア的圧制の下では珍しい美観である>
この本に今、熱い視線が注がれている。
バードは異文化に飛び込み、見たままをつづった体験記としての面白さ。未知の土地での新鮮な驚きや発見こそ旅の原点。ネット上の観光情報に飽き足りない現代人は、そこに魅力を感じるのでは。
日本の称賛ばかりではなく山深い地では<(宿の部屋の)蚊帳は完全に蚤(のみ)の巣だった><男たちは何も着ていないに等しい><女たちも上半身は裸で、腰から下に身につけているもの[腰巻(こしまき)]も非常に汚く>とリアルだ。
富国強兵を掲げ「坂の上の雲」を目指した日本とは違った姿が浮かび上がる。
今年、政府は「明治150年」として記念事業を企画し、NHK大河ドラマ「西郷どん」は明治期を礼賛する高揚感に満ちているが、「大河ドラマの中の明治は、着物も街並みも美しく、人物もイケメン。フィクションだから全てをリアルに描く必要はありませんが、私たちは『現実は違う。暗い部分や汚れた部分もあった』と知らなければいけない。きれいな過去だけを見ていると歴史がゆがんでしまいます」

貧しくとも「豊饒」 「相互扶助」根付いていた時代

(※mono....中略、詳細はサイト記事で)
/
『中国共産党(毛沢東)が採用した?日本の徳川幕府の最も優れた社会主義政策』

日本がアジアのアルカディア(理想郷)だと最大限称賛した19世紀の帝国主義全盛期の覇権国イギリス人女性のイザベラ・バードですが、そもそも中国(清)に阿片戦争を仕掛け、麻薬の蔓延で社会をボロボロにした張本人こそイギリスだった。
阿片戦争は1840年6月28日1842年8月29日で、第二次阿片戦争(アロー戦争)は、1856年から1860年なので、バードが東北地方と北海道を旅した1878年と時間的に非常に近い。今では歴史的事実の一齣程度だが当時は生の現実だったのである。
日本がアジアで最も安定していて平和、人々は穏やかで満ち足りた『アルカディア』(理想郷)だと記したバードですが、その理由としているのが『自作農』の存在であることは、今回の毎日新聞記事では『その豊かな土地すべてが耕作する人々の所有』と1行あるだけで説明が一切ない不親切。江戸幕府は少数の商業地以外の土地の売買を原則禁止していたので、明治初期に東北地方でバードが見たように自作農によるアルカディア(理想郷)が出来あがっていた。(今の中国では土地の使用権『建物』の売買は出来るが、土地自体は公共物として個人所有が認められていないが、世界的に珍しいこの方式は日本の江戸時代とそっくり同じ構造だった)
対して文明開化の明治維新政府が最初に行ったのが農地の売買の解禁だったので、稲が実る夏の寒さ(やませ)による不作(飢饉)が定期的に起きると東北地方では自作農が短期間で少数の地主と大多数の小作農に二分化して仕舞う。生活できない貧農が流出、都市の貧しい労働者階級が新しく生まれている。東北地方ではその後も飢饉が続き娘の身売りなど悲惨な状態は1932年(昭和7年)の五・一五事件、1936年(昭和11年)の二・二六事件と日本は軍国主義の暴走から1945年の玉音放送まで一直線に突っ走るが、そもそもの始まりは150年前の薩長による王政復古のクーデターだった。(積極的に文明開化を進めた江戸幕府と、テロで妨害した薩長の『王政復興』では反革命のイメージになると考えられて不適当、印象的に良い『明治維新』の名称は後から付けられたもの)

(※mono....以下略、詳細はサイト記事で)


2017/04/11 に公開
J-WAVE 25th Anniversary Special
UNBEATEN TRUCKS IN JAPAN イザベラ・バードの日本紀行

J-WAVE開局25周年記念の特別番組として、10月1日から放送される「UNBEATEN TRUCKS IN JAPAN イザベラ・バードの日本紀行」のテーマ音楽を久石譲が担当いたしました。
同番組は、明治維新直後の日本各地を旅したイギリスの旅行作家イザベラ・バードの書簡集『イザベラ・バードの日本紀行』をもとに、三谷幸喜氏がリーディングドラマとして作品化したもの。イザベラ・バードの視点で朗読を担当するのは松たか子さん。


企画・構成・演出・ナビゲーター:三谷幸喜
朗読:松たか子
音楽:久石譲
放送日:2013年10月1日(火)ー10月11日(金)23:45-24:00
放送局:J-WAVE (81.3FM)
















.
最終更新:2018年02月22日 17:56