+ クチコミ検索 #bf
+ ブログサーチ #blogsearch
+ ニュースサーチ





 北海道の「停電→節電で対処」の情況は、決して甘くはない。何故なら、(昨年の数値では)この9月の最大電力需要は380万kwで済むが、北海道の寒い冬は、この電力量では全く足りない。暖房用の電気重要が急騰するからだ。ちなみに、今年の1月、北海道は525万kwを消費している。

 しかも、経産省は「何とかなるさ」と超楽観を公言する。が、その実態は、これが経済大国の日本かと戦慄するボロボロ情況。例えば、揚水型のミニ水力発電所(20万kw×2基)まで稼働させているからだ。そればかりか、2015年12月に廃止する予定だった老朽著しいミニ音別石油火力発電所は、14・8万KW(7・4万KW×2基)しか生産できないが、こんなひどいおんぼろ発電所まで稼働させる始末。

 このように、綱渡り以下のお粗末限りない電力生産が北海道の現状。しかし、これは北海道に限った問題だと、軽く見てはいけない。現在の北海道の電力逼迫や電力欠乏は、これからの日本経済の未来情況を示唆している。北海道地震は、原発をほとんど稼働禁止にした日本国の経済の大衰退と日本人の日常生活の大不便に到るこれからの姿を見事に描いてくれた。

 すなわち、北海道地震は、日本が半ば国策としている「脱原発」という、悪魔すらビビる恐ろしい日本破壊の狂気と革命の真の顔を覗かせてくれた。北海道地震による停電を一過性の停電と見做すか、日本経済の衰亡と崩壊の行く末をスクリーンに映し出してくれた“未来の地獄図”の一端を教示したと見做すか。この視点と見識の相違が、これからの日本国の生死を分ける分岐点となる。

“スーパー気狂い”坂本龍一はまた、大嘘付きである


(※mono....以下略、詳細はサイト記事で)


北海道大停電
■ 【投稿】まずは泊原発の再稼働だよ 「二階堂ドットコム(2018/09/11 10:36)」より
/
※計画停電やるとかやらないとか言ってますが、計画停電になると条件反射にパチンコ屋の営業止めさせようとか言ってるバカがいますが、パチンコが節電して確保できる電気ならたかが知れてますし、言ってることが「欲しがりません勝つまでは!」「贅沢は敵だ!」みたいなバカで我慢を喜ぶマゾが多いですね。

JR北海道が快速などが停車しない駅の電気使用量を抑えて電車走らせることを言ってますが、バカじゃないかと。足りないので走らせません。原発の再稼働を要望しますと言うべきだと思いますし、トランプの制裁で日本はイランの原油が買えない状況になりました。電気が余るほど作れば安くもなるのに、経産省含めて発想がおかしいですね。発想が生産的じゃない。

トヨタやソニーだって宮城県に工場置いた理由があるわけで、不安定な電力しかないと判れば生産拠点にはなりません。

誰も原発を稼働すればすべて解決すると言わないずるさを感じます。停電すると判れば冷蔵倉庫が使えませんので出漁しませんし、燃料高騰なら尚更無理になりますから、ますます農作物、牛乳、魚は流通しにくくなりますね。

ーーー
(※mono....今冬に凍死確率が非常に高いが原発は危険だから稼働させないのか、将来原発事故で被曝死する可能性があるが今年来年と生きていたいから原発は稼働させたい。さて、あなたならどちらを選択しますか?)


■ 泊原発とゲッペルスの電力行政 「DEEPLY JAPAN(2018-09-06 19:44:46)」より
/
大阪、神戸の台風騒ぎに続き北海道でかなり強烈な地震が発生。

それだけでもぐったりなのだが、原発が非常用電源に切り替えましたという話でさらにギクッとさせられる。

夕方RTを見たらごく手短に、泊原発は非常用電源に切り替わり、当局によれば非常用電源は最低でも7日はもつということだが、ほどなく外部電源の供給が再開されたという話を伝えていた。


Japanese nuclear plant briefly switches to emergency power after quake paralyzes Hokkaido
Published time: 6 Sep, 2018 03:27
Edited time: 6 Sep, 2018 08:50


While authorities said the emergency power source would be enough to support operations for at least seven days, outside electricity supply was returned to the station roughly nine hours after the quake.

そりゃ誰だって心配するよなと読みながら思った。だってこうやって2011年に大事故が発生したんだもの。

と、つまり今朝からどうも世耕が張り切ってるのはこのへんを突っ込まれたくないからなのかなど思った。つかもう、電力行政の長がゲッペルスとか、ダメすぎてお話にならないことないですか? だって誰も信用できないでしょ??? 語れば語るほど、何を隠しているんだろうとか思わざるを得ない男が信用しろという、ってのはなぁ。

で、状況的には非常用電源をつなぎにして外部電源供給に戻って問題はないようだからそれはそれでよかったよかったではある。このへんの記事の通り。

震度2で電源喪失寸前だった北海道・泊原発「経産省と北電の災害対策はお粗末」地震学者〈dot.〉


「泊原発には3系統から外部電源が供給されていますが、北電の中で3つの変電所を分けていただけと思われる。北電全体がダウンしてしまえばバックアップにならないことがわかった。今回の地震で、揺れが小さくても電源喪失が起きる可能性があることを実証してしまった。『お粗末』と言うしかありません」(岡村氏)

が、ネットワークを多様化、冗長化していなかった北電はとりあえずなんでそんな一発ダウンがあり得るネットワークにしていたのか説明しろ、と突っ込まれるべきなんじゃなかろうか。

で、いやしかし、だからこそ、朝から大人のネトウヨ池田さんあたりが、そもそも電力事情がパンパンだったから悪いんだ、そうだ泊原発を再稼働しておけばこんなことにはならないんだ、とか言い散らかしてるのかな、と。

悪く考えれば、泊原発再稼働プランに固執しているので、北海道全体のネットワークを現有+αで考えることをおろそかにしていた、とかいう事情??

日本は経産省に食い殺されると思ってる私としては疑ってしまうわけですよ、そりゃ。

いやしかし、ゲッペルスが電力行政を語るってやっぱりダメっしょ。語れば語るだけ、何か別の事情があるんじゃないかと思ってしまう。信じられない。

(※mono....以下『よりゲッペルスと世耕』の記事は略)


■ 北海道の大地震と泊原発 全道が停電しようと再稼働していなくて良かったとつくづく思う 「BLOGOS:猪野 亨(2018年09月09日 08:46)」より
/
北海道では震度7という巨大な地震が起きました。札幌でも震度4~6弱と私自身も札幌にやってきて以降、これだけ大きな地震に遭ったのは初めてです。

 北海道はもともと地震が多いと言われていました。釧路(1993年1月)や奥尻(1993年7月)などの大地震もありましたが、日高地方は非常に地震が多い地域です。

 札幌も今まで大きな地震がなかったとういだけで、本当はいつ大地震が襲ってきても不思議はないのです。

 札幌市東部ではもともと液状化現象が起きることが指摘されていました。

 全道での停電が起きました。揺れとともに明かりをつけたのですが、つきませんでした。揺れと同時に停電となったのです。まさか全道とは思いもよりませんでしたが。

 苫東厚真火力発電所の停止から始まるブラックアウトは想定されていなかったようです。

「火発長期停止、備えなし 想定訓練一度もなく 苫東厚真からブラックアウト」(北海道新聞2018年9月8日)
「胆振東部地震は、北海道電力苫東厚真火力発電所(胆振管内厚真町、165万キロワット)の緊急停止によって、連鎖的に広域停電になる「ブラックアウト」を引き起こした。北電は大規模停電に備えた復旧訓練を日ごろから行っているが、今回のような設備破損による長期間の運転停止を想定した訓練は行っていなかったという。専門家からは備えの甘さを問う声が上がっている。」

(※mono....中略)
/
 泊原発が稼働していたら…

 というのは、単なるリスク分散の話に過ぎません。苫東厚真火力発電所に集中しすぎていたというのが当然に指摘されている教訓です。


「2011年の東日本大震災では、東京電力福島第一原発など多くの原発が止まり、首都圏では計画停電が実施された。一カ所に多くの発電設備を置く「集中立地」のリスクへの対応は、震災の教訓の一つだった。」(前掲朝日新聞)

 リスク分散のための手段が原発である必然性はありませんし、ではその泊発が震源地になっていたらどうしますか。

 全道停電のため、原発の冷却水問題も発生していましたが、それはともかく、私は、やっぱり泊原発が再稼働していなくて良かったと思いました。

 これだけ大きな地震が起きるわけですが、それが直撃していたらどうなりますか。

(※mono....以下略)


■ 震度2で電源喪失寸前だった北海道・泊原発「経産省と北電の災害対策はお粗末」地震学者 「AERA(西岡千史:2018.9.6 14:16)」より
/
 北海道を震度7の地震が襲った。気象庁によると、地震の発生は6日午前3時8分、地震の規模を示すマグニチュード(M)は6.7で、震源の深さは約40キロと推定されている。

 地震地質学が専門の岡村真・高知大名誉教授は、今回の地震について「石狩平野には馬追丘陵から南北に延びる地域に活断層が存在すると推定されていて、震源は石狩低地東縁断層帯の東側と思われる」と分析している。震源に近い厚真町などでは家屋の倒壊や土砂崩れが発生し、生き埋めの被害も出ている。

 これまで北海道では、太平洋側に延びる千島海溝でM9クラスの地震が想定され、前回の発生から約400年が経過していたことから「切迫性が高い」と警戒されていた。だが、岡村氏によると「千島海溝との関連性は低い」という。

「今回は内陸で起きた地震で、規模としてはそれほど大きなものではなかった。ただ、震源が深く、石狩低地帯は地盤が弱いところが多いため、地盤災害が広がったと思われます。余震も想定されることから、土砂崩れが起きる地域に住む人は警戒を続けてほしい。また、捜索活動を続ける人も、二次災害に気をつけてほしい」(岡村氏)

 さらに、被災地を混乱させているのは295万戸におよぶ道内全域の停電だ。道内の信号機はストップし、固定電話や携帯電話がつながらない地域も出ている。

「2003年のニューヨーク大停電のとき、日本では複数の系統から電源を確保しているから、1つの発電所のトラブルが原因で広範囲の停電は起こりにくいシステムになっていると言われてきた。なぜ、こんなことが起きたのか。訓練も行われていなかったのか。今後、徹底した調査による原因究明が必要です」(岡村氏)

 なかでも驚かされたのが、北海道電力の泊原発(泊村)で外部電源がすべて失われたことだ。泊村の震度は2。にもかかわらず、現在は非常用ディーゼル発電機で、燃料プールにある使用済み核燃料1527体の冷却を続けている。幸いにも、3基の原子炉は運転停止中だった。

 2011年の東京電力福島第一原発事故による大きな教訓は、大規模災害が起きても「絶対に電源を切らさないこと」だったはずだ。それがなぜ、わずか震度2で電源喪失寸前まで追い込まれたのか。

「泊原発には3系統から外部電源が供給されていますが、北電の中で3つの変電所を分けていただけと思われる。北電全体がダウンしてしまえばバックアップにならないことがわかった。今回の地震で、揺れが小さくても外部電源の喪失が起きることを実証してしまった。『お粗末』と言うしかありません」(岡村氏)

 北電によると、地震発生直後に同社最大の火力発電所、苫東厚真発電所が緊急停止。電力供給の需要と供給のバランスが崩れたことで周波数の低下が起き、他の発電所も運転が止まった。苫東厚真発電所の復旧は、少なくとも1週間かかるという。泊原発の非常用ディーゼル発電は最低7日間稼働できるというが、「事故にならなくてよかった」ではすまされない。

「北電だけの問題だけではなく、監督官庁である経産省や原子力規制委員会にも責任がある。このような事態が起きることを想定して、原発施設の電源確保の仕組みをチェックしていなかったということ。これは大問題です。近づく南海トラフ地震でも、すべての火力発電のブラックアウトを想定しておくべきです」(岡村氏)

 現在、発電所の再稼働に向けて作業が行われているが、電力復旧のめどは立っていない。もし、泊原発で非常用のディーゼル発電が故障などで使えなかった場合は、“最後の砦”であるガスタービン電源車に頼らざるをえなかったことになる。今回の地震は「原発への電源供給」という災害対応の“基本中の基本”に問題があったことを明らかにした。(AERA dot. 編集部・西岡千史)

※6日午後、厚真町鹿沼で震度7を観測していたと気象庁が発表したため最大震度を修正しました

ーーーーー
■☆ 泊原発が稼働していれば、北海道電力管内全域の停電は回避出来たのか(2018.9.6作成) 「togetter」より
/
(※mono....詳細はサイト記事で)












.
最終更新:2018年09月15日 21:50