+ クチコミ検索〔露朝関係〕 #bf
+ ブログサーチ〔露朝関係〕 #blogsearch
+ ニュースサーチ〔露朝関係〕

+ ニュースサーチ〔露朝首脳会談〕




■ きょう、露朝首脳会談 「郵便学者・内藤陽介のブログ(2019-04-25 Thu 01:10)」より
/
 北朝鮮の金正恩朝鮮労働党委員長は、きのう(24日)午後、特別列車でロシア・ウラジオストクに到着し、きょう(25日)、プーチン大統領との初会談を行います。というわけで、きょうは“露朝友好”を示す切手の中から、この1枚です。(画像はクリックで拡大されます)

(※mono....画像略)

 これは、2015年にロシアが発行した“朝鮮解放70周年”の記念切手で、平壌の凱旋門が取り上げられています。

(※mono....中ほど略、詳細はサイト記事で)
/
 現在の北朝鮮の公式の歴史認識では、金正日は、朝鮮民族の聖地である白頭山の霊気と、金日成の抗日闘争の伝統をともに受け継いで生まれてきた人物であり、それゆえ、金日成から金正日への権力の世襲は正当化されることになっています。ただし、歴史的事実としては、金正日は、金日成がソ連領内で軍事訓練を受けていた時期に生まれたことが確認されており、出生地としては、ハバロフスク近郊、ヴャツコエの野営地が有力視されています。

 このため、北朝鮮当局にとっては、金日成がソ連領内で軍事訓練を受け、戦後、北朝鮮へ帰国したというのはタブーになっており、今回ご紹介の凱旋門も、あくまでも金日成は中朝国境の山岳地帯で抗日闘争を戦い、平壌に凱旋したことを記念する建造物というのが建前です。

 一方、ロシア側からすれば、そもそも、北朝鮮国家はソ連が衛星国として建国したという意識があります。

(※mono....中ほど略、詳細はサイト記事で)
/
 なお、北朝鮮国家の成立過程と、ソ連との関係については、拙著『朝鮮戦争でもまとめておりますので、機会がありましたら、ぜひお手にとってご覧いただけると幸いです。


★ プーチン大統領は別の日程、副首相は山火事対応…金正恩委員長の歓迎夕食会もなく 「中央日報(2019年04月25日08時49分 )」より
/
北朝鮮の金正恩(キム・ジョンウン)国務委員長が24日、露朝首脳会談が開催されるロシアのウラジオストクにプーチン大統領より先に到着した。金委員長はこの日午後6時(日本時間午後5時)、専用列車を利用して現地に到着した。一方、プーチン大統領はこの日、サンクトペテルブルクで海軍艦艇の進水式に出席し、上院議員と定例会議を開いた。これに先立ちロシアメディアはプーチン大統領が25日にウラジオストクに向かう予定と報じた。クレムリン(大統領府)担当記者団は24日、ペスコフ大統領報道官が記者団に「25日の首脳会談は午後1、2時ごろ始まる」と述べた、と伝えた。

金委員長が24日に最初の主要公式日程としてプーチン大統領が主宰する歓迎夕食会に出席するという見方もあったが、これも実現しなかった。これを受け、当初1泊2日と予想されていた首脳会談日程も当日会談になる見込みだ。

ロシア側の公式歓迎夕食会もないことが分かった。当初プーチン大統領の代わりに歓迎夕食会を主宰すると予想されていたトルトネフ露副首相兼極東連邦管区大統領全権代表も所轄区域の東シベリア・ザバイカリエ地域で発生した山火事の現場に向かった。

プーチン大統領は26、27日には中国・北京で開催される「一帯一路」(陸上・海上シルクロード)フォーラムに出席する予定だ。ある外交筋は「列車に乗って国境を越えてきた外国の首脳が会談主催国の首脳を待つ格好になった」と指摘した。

+ 続き
金委員長が国境を越えてロシアのハサンで「ロシア・朝鮮親善の家」を訪問した時も出迎えたのはコズロフ極東発展相、コジェミャコ沿海州知事らで、最高位級とは距離があった。コズロフ極東発展相らはウラジオストク駅でも金委員長を迎えた。

しかしウラジオストクに到着した金委員長の表情は明るかった。祖父・金日成(キム・イルソン)主席のように黒い毛織ロングコートに中折帽をかぶった金委員長は専用列車から降りた後、駅前でロシア儀仗隊の栄誉礼を受けるなど約15分間の歓迎行事に参加した。その後、待機中だった専用車両のマイバッハS62に乗った。

沿海州政府によると、金委員長はハサンで行われた歓迎行事中、コジェミャコ州知事に「今回のロシア訪問は最後でないはず」と述べた。露朝関係に注力するという意志を公開的に表したのだ。また金委員長はハサンに到着した直後、ロシア国営テレビのインタビューで「(プーチン大統領と)地域情勢を安定的に維持管理し、共同で調整していくために有益な対話をしたい」と述べた。金委員長が他国のメディアのインタビューに応じたのは今回が初めて。訪問国の主要メディアのインタビューに答える正常国家の指導者の外交慣例に従う姿を演出したのだ。

現地の北朝鮮料理店はハングルとロシア語で「今日は事情により奉仕(営業)は致しません」と書かれた紙を入り口に貼って消灯していた。極東連邦大を卒業したアン・チョルファン弁護士は「最近は北側の人たちが増えた」と語った。

金委員長の訪問を控え、ウラジオストクはあちこちで厳重な警備が敷かれた。ウラジオストク駅には各出入口に検査台が設置された。ある現地警察は「北朝鮮から来るVIPのため」と語った。駅内に配置された私服警察は「北朝鮮からの客はいつ来るのか」という質問に対し、流ちょうな英語で「話せる情報はない」と答えた。韓国からの観光客キム・ヒジンさん(24)は「金正恩委員長を肉眼で見ることになるとは思ってもいなかった」と話した。

金委員長は25日にプーチン大統領と単独および拡大首脳会談をした後、文化公演が行われる宴会に出席する予定だ。ロシア現地メディアは宴会でロシア側はバレエ、北朝鮮側は扇の舞いなどを考慮中と伝えた。金委員長は北朝鮮留学生と懇談会をし、現地経済産業施設を視察した後、27日ごろ平壌(ピョンヤン)に戻るとみられる。


★ 焦点:北朝鮮の金委員長がロシア訪問、制裁緩和の土産は望み薄 「REUTERS:Josh Smith(2019年4月24日 / 18:29 / 7時間前更新)」より
/
[ソウル 24日 ロイター] - 北朝鮮の金正恩朝鮮労働党委員長が25日、ロシアのプーチン大統領と初の首脳会談を行う。ただ会談は象徴的な意味合いが強そうで、金氏が望む制裁緩和という土産は得られそうにない。

2カ月前にトランプ米大統領との2度目の会談が物別れに終わった金氏にとって、プーチン氏との会談は、近隣地域にも北朝鮮の後ろ盾があることを米国に示す機会となる。

しかしアナリストによると、ロシアが北朝鮮に差し出せる支援の手は限られており、首脳会談の主眼は新規投資や援助というよりも、両国の友情を誇示することになりそうだ。

「金氏はプーチン氏との会談で、経済支援や一方的制裁の緩和を求めるが、ロシア側は彼の望むものを与えそうにない」と語るのは、会談の舞台となる極東連邦大(ウラジオストク)のアルチョーム・ルーキン教授だ。

「国連安全保障理事会の常任理事国であるロシアにとって、たとえ金氏との友情のためとはいえ、自国の権威を損なうようなことは到底できない」

<制裁緩和>
+ 続き
ロシアは国連の制裁を完全に履行すると表明しているが、北朝鮮が核実験を控えているのを踏まえ、中国とともに制裁緩和を訴えてきた。

米国は、ロシアが「継続的に広範な(制裁)違反」を犯している証拠があると批判している。

ロイターが2月報じたところでは、ロシアの貨物船は国際的な貿易制裁に違反し、2017年10月から18年5月にかけて少なくとも4日、北朝鮮の船舶に海上で燃料を受け渡した。

またインタファクス通信は先週、ロシア議員の話として、北朝鮮がロシアに対し、出稼ぎ労働者を引き続き認めるよう求めたと報じた。国連の制裁決議は加盟国に対し、今年末までに北朝鮮の出稼ぎ労働者を送還するよう規定している。

極東地域を分析するウェブサイト、シノNKのアンソニー・リンナ氏は「金氏にとって特に悩ましい問題の1つが、ロシアへの出稼ぎ労働者だ」と指摘。「金氏はロシアに融通を効かせるよう求めるだろうが、ロシアは世界に責任ある国としてのイメージを示したいため、金氏の求めに応じるのは厳しいだろう」という。

国連によると、北朝鮮の海外出稼ぎ労働者はロシアの3万人を含む10万人近くに及び、年間5億ドル超を稼いでいる

ルーキン氏によると、ロシアは、豆満江を渡って北朝鮮との国境を結ぶ自動車用橋梁の建設など限られたプロジェクトや、人道支援で合意する可能性はある。ロシア議員らは、北朝鮮に最大5万トンの小麦を送る可能性を示唆している。

ロシアはあからさまに制裁を破り、国連における権威を脅かすような真似はしないまでも、いかなる追加的制裁も支持しないと約束する可能性がある、とルーキン氏は見る。

「金氏はロシアで友好的に迎えられ、プーチン氏から政治的、経済的な支援を得られる公算も幾ばくかはあるだろう」


金正恩
★ 金正恩氏が列車でロシア入り、国境の駅で歓迎式典 「産経新聞(2019.4.24 11:14)」より
/
【ウラジオストク=小野田雄一、ソウル=桜井紀雄】北朝鮮の金正恩(キム・ジョンウン)朝鮮労働党委員長は24日午前、専用列車でロシアとの国境を越えて露極東沿海地方のハサン駅に到着した。イタル・タス通信が伝えた。朝鮮中央通信など北朝鮮国営メディアは24日、金正恩氏が同日未明に出発したと報じていた。午後にも露極東ウラジオストクに到着し、プーチン露大統領と25日に初の首脳会談に臨む。

(※mono....中ほど略、詳細はサイト記事で)
/
 ウシャコフ露大統領補佐官が23日に露朝首脳会談の25日開催を発表した際、中心議題は「朝鮮半島の核問題の政治・外交的解決になる」と説明。北朝鮮が核・ミサイル実験を停止しているとも指摘し、非核化に向けて「第2段階」に進むべきだと述べ、国際社会として制裁緩和を検討すべきだとの認識を示唆した。

 対米非核化交渉が膠着(こうちゃく)化する中、金正恩氏にとって現状でも主要制裁の解除に正当性があることを、初の会談でプーチン氏から強くアピールしてもらうことが最大の狙いとみられる。













.
最終更新:2019年04月25日 15:10