+ ニュースサーチ〔アラハバキ神社〕



■ 関東平野 「アラハバキ」神社(その1) 「分布に特徴ある神社を考える(2014.4.29)」より
/
「コピペ」で一人歩きする「アラハバキ神」
「東流日外三郡誌(つがるそとさんぐんし)」が、青森県にある市浦村は1975年(昭和50年)から1977年(昭和52年)にかけて、『市浦村史 資料編』(上中下の三部作)として刊行されました。その発見経緯、内容、紙、墨などにより、すでに完全に偽書とされています。市町村史にある神社の記載などは、地元の好事家が、思い入れ多くかかれたものが多いので、正面から取り上げて、大間違いをすることがよくあります。市町村など公的機関が発行したものでも気を付ける必要があります。

 さて、そこでは東北地方の「アラハバキ神」がとりあげられており、これを元に、小説を含めいろいろな書物が出版され、それに尾ひれがつき、インターネットの中をまことしやかな情報が何の検証もなく、いわゆる「コピペ」で、一人歩きしています。文献もなく、たしかな伝承もないものの考察は、誰が勝手に言ってもかまわないということになりますが、少なくとも地理学的考察は必要になります。
 上図は、アラハバキ神を祭る神社、ならびにこれと関係するであろう地名のあるところをプロットしたものです。

 「神奈備」というサイトに「客人社と荒波々幾神を祀る神社一覧」があり、そこに多くの関係神社が載せられています。
 これを元に、文献・書物、インターネット上の情報しらべ、確実とおもわれるアラハバキ神に関した神社を下の表にまとめました。また、アラハバキに関連するであろう地名を第二表にまとめました。
「アラハバキ」:「アラハバキ」か「アラ」+「ハバキ」か

(※mono....以下略、詳細はサイト記事で)















.
最終更新:2019年09月22日 21:17