+ ニュースサーチ〔中国の高速鉄道〕

+ 記事
中国政府は、2020年までに、総延長16,000kmの高速鉄道網の整備を予定しています。この中長期鉄道網計画に基づき、2020年までに、総計約5兆元(約65兆円)以上の投資を計画しており、2009年~2012年までは、毎年6000億元(約8兆円)以上を投資する見込みです。また、2008年4月には、中国高速鉄道網の象徴とも言える北京-上海間が着工され、同年8月には、北京オリンピックに併せて北京-天津間が開業しています。





■ 北京-張家口結ぶ高速鉄道が開通 時速350kmで自動運転 「人民網日本語版(2019年12月31日09:16)」より
/
世界初の北斗衛星ナビゲーションシステムを採用して自動運転など諸機能を実現したスマート高速鉄道——京張高速鉄道(北京-張家口)が30日、正式に開通した。

スマート版「復興号」が北京-張家口を1時間で結ぶ

12月30日には京張高速鉄道の開通と同時に、崇礼鉄道(下花園北駅-崇礼区太子城駅)、大張高速鉄道(大同-張家口)、呼張高速鉄道(呼和浩特-張家口)も稼働した。こうした鉄道により華北地域の移動時間が急速に縮まった。

張家口駅から北京北駅までの所要時間は、3時間7分だったのが最速で約1時間に短縮された。呼和浩特駅から北京清河駅までは9時間15分だったのが最速で2時間9分に、大同駅から北京清河駅までは最速で1時間42分に短縮された。

速度が驚異的なばかりでなく、京張高速鉄道は「賢い」高速鉄道でもあり、世界で初めて北斗衛星ナビシステムを採用して自動運転などの機能を実現したスマート高速鉄道でもある。

中国国家鉄路集団有限公司高速列車制御システムプロジェクトのチーフエンジニア莫志松氏は、「時間になったら自動的に運転をスタートし、運行区間を自動走行し、駅に着けば自動的に停車し、停車すると自動的にドアが開く……復興号は時速350キロメートルで運転していても1回の制動操作で停車し、停止位置の誤差は10センチメートル以内で、約15%の省エネを達成した」と述べた。

京張高速鉄道は「復興号」CR400BF型車両をベースに、先頭部分の設計に改良を加え、スマートモジュールを増やし、列車の抵抗力を10%前後低下させ、エネルギー消費量を8%削減し、各種性能がより向上したという。

(※mono....以下略)












.
最終更新:2025年06月26日 15:28