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+ ニュースサーチ〔人工子宮〕













(※mono....下の枠と同様の記事だが、動画があるので貼る)



■ 女性の胎内で育てる必要はなくなる? ロボットが胚から育てる人工子宮システムを中国が開発 「Newsweek(2022年02月02日(水)17時30分)」より
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<法律がこの技術の使用を許可すればの話だが、最悪の出生率に直面する国の未来にとって突破口になるかもしれない、と中国の科学者たちは期待を込める>

中国科学院傘下の蘇州医用生体工学研究所の研究チームは昨年12月、人工子宮の環境で胎児に成長する胚を監視し、世話をする人工知能システム「AIナニー(乳母)」を開発したことを発表した。

中国の医療専門誌『Journal of Biomedical Engineering』に掲載されたレポートによると、この「AIナニー」は、すでに多数の胚の世話を進めている。人工子宮あるいは「長期胚培養装置」と呼ばれる容器の中で、栄養価の高い液体で満たされたキューブを並べてマウスの胚を成長させるという。

この技術の応用を進めれば、人間の女性の胎内で育てることなく、体外で胎児を安全かつ効率的に成長させる可能性があると、同論文は述べている。

2週間を過ぎたヒトの胚の実験研究は禁止

(※mono....以下略、詳細はサイト記事で)

■ 人工子宮の技術がどんどん進化してる 「GIZMODO(2019.04.08 22:00)」より
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超早産児を救うために。

オーストラリアと日本の研究グループは、いつかたくさんの赤ん坊の命を救うかもしれないブレイクスルーを2017年に発表しました。彼らは人工子宮に入れたヒツジの早産児の命と健康を維持して、深刻な合併症なしの「出産」に成功。そしてそのチームが先月末に、今度は超早産児のヒツジの生命を保てるようになったとして、技術の躍進を発表したのです。

母胎に代わって早産状態のヒツジを育てるバッグ

この人工子宮はex-vivo uterine environment (生体外子宮環境、EVE) セラピーと呼ばれるもの。枕カバーほどの大きさの、透明な袋です。

胎児はEVEに入れられると、定期的に濾過され交換される殺菌済みの人工羊水に包まれます。そして点滴によって、アミノ酸のような不可欠な栄養素と抗生物質といった投薬を定期的に注入。この子宮は、二酸化炭素を排出して新鮮な空気を送りこむ肺の役割も果たしています。


ヒツジの胎児は成長スピードが早いという違いはあれど、子宮内での発達がヒトと似ているということから、出生前のヒトを研究するモデルとして使われます。およそ38週間(9カ月)に及ぶヒトの在胎期間と比べ、健康的なヒツジの新生児は通常21週間(5カ月)ほど、あるいは21週間に満たない期間で産まれまるとか。

(※mono....以下副題のみ、詳細はサイト記事で)

現代医療の限界を超えるチャレンジ

超早産児のヒツジを普通のヒツジと同じように生育



■ 従来の過酷な「妊娠・出産」は母体も胎児も危険にさらす - 進化する「人工子宮」──体外で“妊娠する”時代がやってくる 「COURRiER(2019.12.17)」より
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胎児を女性の子宮ではなく体外で生育するための技術開発が、世界各地で進んでいる。この「人工子宮」が実用化すれば、開発途上国の妊産婦・乳児死亡率が大幅に減るだけでなく、女性のライフスタイルや家族のあり方が大きく変化すると見られている。

イスラエルの女性医師が、最新の研究事例を引きながら、「新しい妊娠の形」が社会にもたらす影響を考察した。

マトリックスは「生殖のユートピア」?
1999年に公開されたSF映画『マトリックス』の主人公は、ある日、人類が仮想現実を作り出すコンピュータープログラムにつながっていることに気づく。

世界を支配するコンピューターは人間の身体をエネルギー源としており、人間はもはや「生まれる」のではなく広大な畑で栽培され、コンピューターの動力として利用されていた。

それでも、人間は自分の人生を生きていると思っている。だがそれは、人間の脳がコンピューターに接続しているからそう思い込んでいるだけで、実際には培養液に満たされた袋のなかで一生を送っている。

『マトリックス』の描く世界はユートピアだろうか、それともディストピアだろうか。

そんな未来は最悪の地獄絵図で、人間は機械の管理から自由になって生きるべきだ。心ゆくままに好きなことをして人生を楽しみ、妊娠と出産によって増え続けるのだ──本作はそんなメッセージを我々に伝えている。

だが、想像してみてほしい。人間の受精卵が培養液の袋のなかで育てられて成長し、時期が来れば“収穫される”世界を。ひょっとしたら『マトリックス』は、ある種の「ユートピア」を描いているのではないだろうか?

「妊娠」で危険にさらされる女性
「妊娠」という過酷な生理的状態において、母親と胎児の生命は危険にさらされる。

WHO(世界保健機関)によると、全世界で毎日830人の女性が妊娠や出産に伴う合併症で命を落としており、2015年にはその数が30万人を超えた。その99%は開発途上国に暮らす人々で、およそ半数はサハラ砂漠以南のアフリカ地域、3分の1は南アジアに暮らしていた。こうした国々では、15歳未満の少女が妊娠や出産に伴う合併症で死亡する率がきわめて高い。

(※mono....略、詳細はサイト記事で)















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最終更新:2023年09月17日 17:38
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