(※ 東京都などの街路樹伐採問題もコチラのページで扱う。)
都市景観 / 樹木管理

+ ニュースサーチ〔街路樹〕

+ ニュースサーチ〔街路樹伐採〕

● 街路樹ガイドブック - 魅力ある都市東京の景観を創出する 「東京都産業労働局農林水産部(公財)東京都農林水産振興財団 東京都農林総合研究センター(平成23(2011)年3月)」より
● 東京の街路樹 「東京都建設局(uploadの日付無し)」より
● 街路樹の倒木に関する全国調査結果についてpdf 「国土交通省(令和5年12月12日)」より





(※ 生木でも中が腐って空洞化するから伐採するというなら、代替えの木を植える手立てをするべきだとう思う。植林をせずにただ切り取って終わりではまずいのではないか?)


■ 樹冠被覆率の増大目標を 温暖化と街路樹 藤井英二郎 千葉大名誉教授〈2024年8月4日号〉 「東京民放(2024/8/7)」より
/
Home
気候危機・環境樹冠被覆率の増大目標を 温暖化と街路樹 藤井英二郎 千葉大名誉教授〈2024年8月4日号〉
樹冠被覆率の増大目標を 温暖化と街路樹 藤井英二郎 千葉大名誉教授〈2024年8月4日号〉
2024/8/7気候危機・環境
Tweet Share
 気候危機が問題となる中、全国各地で樹木の大量伐採計画が住民への十分な説明もないまま進められています。都内では3000本もの樹木伐採計画のある明治神宮外苑や日比谷公園などをはじめ都心部での超高層ビルの建設ラッシュ、樹木伐採を伴う再整備計画が目白押しです。これに対し、「樹木を守って」との市民運動が広がっています。渋谷区では地下水路となった玉川上水の上の緑道(笹塚~代々木、2.6㌔)の再整備で、当初伐採予定の樹木158本を市民運動によって8割以上の134本を残すことになりました。市民運動の中心となった「渋谷区玉川上水緑道利用者の会」が7月20日に開催したセミナー「温暖化と街路樹・緑道・公園」で樹木研究の第一人者、藤井英二郎・千葉大名誉教授が講演しました。地球温暖化やヒートアイランドへの緑の効果を説き、一定面積に占める高木の枝葉が覆う面積割合である樹冠被覆率を明確な目標として増大すべきだと強調しました。講演から“地球沸騰化”時代における緑の大切さを考えます。

 「東京都は五輪に向けて熱中症対策で遮熱性舗装を進めたが、路面温度は最大で10℃しか下がらない。ところが樹冠(枝や葉の茂っている部分)で覆うだけで20℃も下がる。とても経済的なのに、なぜ東京はやらないのか」。

 藤井氏がこう憤るには理由があります。地球温暖化と大都市が高温化する「ヒートアイランド現象」が急激に進んでいるのに、東京では公共の財産である公園が大企業の儲けの対象とされ、緑を減らし超高層ビルを急増させる大型開発を続けているからです。樹木には温暖化を招く二酸化炭素(CO2)を減らす効果やストレス緩和、景観改善、生物多様性の保全なども期待されます。

(※ 続きは購入記事)


■ 【解説】灼熱の日差しを和らげてくれる街路樹を守ろう! 「グリーンピース(2022年09月13日)」より
/
今、東京神宮外苑の銀杏並木や、横浜の上瀬谷の桜並木などを伐採する計画など、全国で再開発に伴う街路樹伐採計画があります。
街路樹は、気候変動が引き起こす熱波をやわらげてくれる貴重な存在。
今、必要なのは伐採ではなくて、気候対策のために、みどりをまもるグリーンインフラをとりいれる再開発です。

街路樹伐採計画が日本全国で
そんな大事な街路樹ですが、いま、日本のあちこちで、再開発による伐採計画があります。

東京では、神宮外苑再開発に伴う伐採。

神宮外苑の再開発は、神宮球場と秩父宮ラグビー場を建て替え、超高層ビルを建築するものです。( 開発事業主体は「三井不動産」「伊藤忠商事」「明治神宮」「日本スポーツ振興センター(JSC)」)

東京都によると、再開発エリアの約1900本の樹木のうち約971本を伐採する計画になっていました。これに対して、多くの住民や学者が声をあげたのち、三井不動産が伐採本数を556本に減らす考えを示しました。各紙がこれを「4割減」と報道しましたが、実は、もともと枯れると予想されている木と移植する木を差し引いただけのもので、貴重な樹木が大量に伐採される予定は変わりません。

東京都知事は「4列の象徴的なイチョウ並木は保全をする」としていますが、イチョウ並木に隣接して野球場が建設されます。中央大研究開発機構の石川幹子教授は、新宿御苑で地下トンネルの影響とみられる樹木の枯死について調査結果を公表し、この調査結果との比較から、神宮外苑でも、建設予定の野球場がイチョウに与える影響について警告しています。

環境への影響の評価(環境アセスメント)はこれからです。樹木伐採に反対して、オンライン署名サイト「change.org」で反対署名を展開したり、専門家による解説をおこなうウェビナーをたびたび開いていたりしているロッシェル・カップさんは、「自治体の議員をはじめ政治家、マスコミ、影響力、拡散力のある組織や個人(ラグビーや野球関係、ラグビーファン、スワローズファン、神宮外苑の利用者、環境保護関連の組織、著名人など)にコンタクトし、はたらきかけることが大事です。手紙やメール、あるいは要望書を出したり、面会を申し込んで話を聞いてもらうアクションをしましょう」と呼びかけています。

また、横浜市の瀬谷区の桜並木や、兵庫県明石公園の樹木伐採など、全国で再開発に伴う樹木の伐採問題がおこっています。

(※ 以下略、詳細はサイト記事で)



★ 「伐採ですか」抗議の座り込み1週間、未明に慌てて… 街路樹問題 「朝日新聞(2022年5月3日)」より ※後半は有料記事
★ 街路樹保全→伐採 千代田区の方針転換、ガイドラインから消えた文字 「朝日新聞(2022年1月27日 )」より ※後半は有料記事











.
最終更新:2024年08月07日 12:49