+ ニュースサーチ〔真下知士〕

● 真下研究室(医科研 先進動物ゲノム研究分野)
令和元年6月に東京大学に異動してきた“新しい研究室”です。
ゲノム編集(ZFN、TALEN、CRISPR/Cas9など)は、ライフサイエンス・メディカルサイエンスに“革命”をもたらしました。ヒトや動物の遺伝子を自由に操ることができるこの技術は、ヒト細胞で遺伝子機能を調べる、動物の遺伝子を改変してヒト疾患モデルを作る、ヒト病気を治療する、などさまざまな利用方法があります。
我々の研究室では、
1)国産の新規ゲノム編集技術CRISPR-Cas3を開発し、ヒト細胞療法や遺伝子治療への応用研究を行っています。
2)ゲノム編集技術を受精卵に利用することで、新しい疾患モデル動物、特にヒト遺伝子を保有する“ヒト化動物(ゲノム)”の開発を行っています。ヒト細胞やヒトiPS細胞を免疫不全動物に移植した“ヒト化動物(臓器)”の開発も行っています。




<目次>
00:00 ダイジェスト
10:29 「生き物」を理解する
13:03 クリスパーキャス9の可能性
22:30 クリスパーキャス3の登場
38:49 PAM配列
44:18 ウイルスとは何か
58:54 医療に生かす
1:13:11 AIとゲノム編集
1:18:22 多様性の深い意味
1:23:54 ゲノム編集とスタートアップ
1:30:11 人類の寿命を伸ばせる?
1:43:35 ゲノム編集はどこへ向かうのか
1:52:14 最後のメッセージ:好奇心ドリブン


<出演>
茂木健一郎|脳科学者、ソニーコンピュータサイエンス研究所 研究員
東京大学大学院理学研究科で博士号を取得。クオリアを中心テーマに、脳科学や心の理論、自由意志など様々な領域の論考や著作を多数発表している。東京大学大学院客員教授も務める。

<ゲスト>
真下知士|東京大学医科学研究所 教授
京都大学農学部、京都大学大学院人間・環境学研究科を修了、博士号を取得。パスツール研究所でのポスドクを経て京都大学助教授に就任。大阪大学招へい教授を経て2019年より東京大学医科学研究所教授。










.
最終更新:2025年01月18日 21:56