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「なぜ、小沢一郎、岡田克也、平野博文ら側近は「鳩山首相の決断」を迫るのか?鳩山由紀夫の資質こそが我が国最大の災難である。」コピペ

「白髪頭でズバリと斬る -じじ放談-」の同記事


なぜ、小沢一郎、岡田克也、平野博文ら側近は「鳩山首相の決断」を迫るのか?鳩山由紀夫の資質こそが我が国最大の災難である。


第1:「やるやる詐欺師」鳩山由紀夫の精神病理

鳩山首相は誰に対しても「やるやる」と言って淡い期待を抱かせる。総理の言質をとった当事者は「総理がおっしゃったので安心です」と考えてしまうがさにあらず。鳩山首相は誰に対しても「やるやる」と喜ばせるだけで、約束を履行する対策を怠っている。つまり放置している訳だ。

鳩山首相が発した言葉を信用した当事者は「早く約束を履行してくれ」とせっつく。約束履行を迫られ窮した鳩山首相は側近を呼んで対策を指示する。側近は翻弄される。首相の指示であるから無視することができないから急遽対策を練るものの、鳩山首相があちこちで実現できない非現実的な約束をして回るから困ってしまう。鳩山由紀夫の約束自体が矛盾しているから、すべての当事者を満足させる「解」は出てこない。

鳩山首相は「自分が約束した言葉に責任を持たず放置する」性癖があるからたちまち時間切れとなる。鳩山内閣への苦情が殺到する。側近は苦情を処理するために「寄ってかかって結論を出し、鳩山首相に押しつけ、鵜呑みにさせる」ほか方法がない。側近に結論を押しつけられた鳩山首相は「あたかも最初から想定していた落とし所」というような態度で結論を丸呑みにする。「周囲に迷惑をかけた」という意識が欠けている。

鳩山由紀夫は「最後は私が決める」というだけで何もしない。「何もしない」だけではない。当事者に幻想をふりまき期待を抱かせ、事態をますます複雑にして解決を困難に陥れる。側近が「喧々諤々(けんけんがくがく)議論して結論を押しつける」まで決断しない。時間切れ寸前になってようやく「押しつけられた結論」に乗っかかり判断する。つまり、鳩山首相がいう「最後は私が決める」という言葉の意味は「周囲が押しつけた結論を鵜呑みにする」ということなのだ。自分の中に判断基準はなく「周囲が結論を押しつける」のを待っているだけなのだ。

第2:鳩山内閣発足後に発生した諸問題

(1)2010年度予算案の策定過程

鳩山首相は「マニュフェストを守る」との幻想をふりまきつつ、同時に「国債発行は42兆円以内に止める」と放言してきた。つまり「子供手当」を支給し「ガソリン暫定税の廃止」を高らかに宣言して回った。藤井裕久財務相(当時)は、必死になって鳩山首相の意向を忖度し予算案を作成した。「子供手当」以外はすべて切り込むデフレ予算案である。

小沢一郎は「これでは選挙を戦えない。幹事長室で受けつけた陳情をすべて無視するだけでなく、自民党を支持してきた団体と民主党を支持する団体に格差をつけることができない」とあせった。そこで「金づるである利権団体」に配布する財源を捻出するため「ガソリン暫定税の廃止を中止せよ」と申し入れた。鳩山首相以下閣僚を怒鳴りつけ、無理やり「幹事長室で策定した10年度予算案」を押しつけた。小沢一郎幹事長に一喝されて尻尾をまいた鳩山首相は「小沢一郎作の予算案」を丸呑みした。

藤井裕久財務相(当時)の苦労は水泡に帰した。藤井裕久は「こんな自主性のない馬鹿とはつきあっておれない」と考えて辞任願を出した。

優柔不断で決断できない鳩山由紀夫に決断させる効果的な方法は恫喝することだけであることが分かった。側近がいくら理性的に説明しても鳩山首相は決断できない。かくして「小沢一郎は鳩山内閣を牛耳る黒幕」という評判が定着した。

(2)普天間基地移転を巡る「日米合意」の扱い

鳩山首相は「米国の意向に沿った結論を出す」というメッセージを出しながら、一方「沖縄県民の意向は尊重しなければならない」と語った。米国が「日米合意の遵守を主張している」ことを知りながら、「日米合意」を逸脱する沖縄県民および社民党の意向である国外・県外移転の尊重発言を繰り返した。つまり、米国と沖縄県民の意向が対立することを知りながら、双方に「約束を守る」と言ったのだ。

米国の意向に沿った結論を出せば沖縄県民が怒るし、沖縄県民が喜ぶ結論を出せば米国が激怒し提案を拒否することを知りつつ、双方に幻想を抱かせる無責任な発言に終始した。現在、鳩山首相は「5月末までに結論を出す」と国会で答弁しているが、結論を出せる見通しはない。結果、普天間基地移転の日米合意が振り出しに戻る可能性が高い。

数日前まで、平野官房長官と岡田外相は「日米合意を排除した訳ではない。最後は政府が責任を持って決める。地元の選挙結果に影響されることはない」と発言していた。「必要があれば法的措置も可能」とまで言った。この発言に沖縄県民や社民党・共産党が「公約違反ではないか」と叫んで抗議した。その発言から数日後の2月1日、岡田外相は「普天間基地存続も選択肢の一つ」と話をエスカレートさせた。この発言について鳩山首相は「普天間基地存続は考えていない」と訂正し、沖縄県民や社民党にリップサービスした。

なぜ、岡田外相と平野官房長官は「沖縄県民の感情を逆なでする発言」を繰り返し、エスカレートさせたのか?推察するに、岡田外相と平野官房長官は約束の5月末までに結論を出せなかった場合、米国政府から「日本政府は日米合意を破棄したものとみなす」との暗黙の最後通牒を突き付けられているのではないかと考える。平野官房長官と岡田外相は「最悪の事態を回避するため」鳩山首相に牽制球を投げたのだと思う。「どうなっても知りませんよ」と脅している。

しかし、彼らの諫言は鳩山由紀夫には通じない。馬耳東風だ。鳩山由紀夫は相も変わらず、米国と沖縄県民に対して矛盾するリップサービスに努め、無責任発言を繰り返している。平野も岡田も鳩山由紀夫の無責任な態度に「エエ格好するな」と腹を立てた。

1月30日、野田佳彦財務副大臣が管轄外の普天間移設問題に触れ「結論ははっきりしている。落としどころに落とすほかはない」と発言した。「日本外交への不安」を表明したのだろう。つまり「日米合意の線でまとめるしか方法はない」と断言した。野田佳彦は管轄外と知りつつあえて発言せざるを得なかった。「日米合意」を破棄した場合の国家的損失は計り知れないほど大きいから「側近である平野官房長官と岡田外相は何をしているのか。鳩山首相の首に縄をつけてでも決断させるべし」と訴えた。

普天間基地移転を巡る鳩山首相と側近の「方向の見えない発言の数々」ほど鳩山由紀夫の精神的問題を露呈しているものはない。宰相・鳩山由紀夫を補佐することが如何に困難であるか。如何に有能な側近であっても首相と交代することはできないから、首相の我がままをコントロールする手段がない。馬に縄をつけ水辺に導くことはできても水を飲ませることはできない。平野官房長官と岡田外相は目下「馬を水辺に連れて行こう」と尽力しているが、馬は動かない。最後は、馬の尻を鞭で叩き水辺に伴ったとしても、水を飲むか否かを決めるのは馬自身である。官房長官や外務大臣が代わって水を飲むことはできない。

という訳で、両名とも切羽詰まった心理状態にあるのではないか。それが、岡田外相と平野官房長官の過激な発言の背景であると推察できる。

(3)「11年以降、子供手当に充てる財源はない」という両財務副大臣

この問題についても鳩山首相は「マニュフェストは絶対守る」と繰り返す。だが、両財務副大臣は「10年度予算を編成するに当たり隠し財産はすべて使い切った」と考えている。当初から想定されていたように民主党のマニュフェストは財源の裏付けが全くない蜃気楼だった。両財務副大臣は政権を担当してみて初めて現実を理解できた。だから、現実に即して「民主党のマニュフェストを見直すべし」と主張した。

ここでも、鳩山首相は「現実から目をそらし」国民向けの甘い話をする。「やるやる詐欺」を繰り返す。鳩山首相に仕える部下は官房長官や外務大臣だけでなく財務副大臣も大変だ。菅直人財務相は鳩山首相の御機嫌を損じないよう「やるやる詐欺」に加担している無責任な男だ。正月には小沢邸に詣で黒幕の御機嫌を伺った。鳩山首相に同調して「やるやる詐欺」の共犯者となっている。このような破廉恥な男が総理になれば「この世の闇」はさらに深くなる。

まとめ

鳩山由紀夫の「八方美人的言動と責任をとらない体質」が改善される見込みは皆無だ。鳩山由紀夫がふりまく「その場しのぎの言動」が国家を危機に陥れる。側近は鳩山首相を補佐することに尽力しているが「馬鹿殿を補佐する」にも限度がある。江戸時代であれば「座敷牢に放り込んで黙らせる」手口があったが、現代社会ではこの手法は使えない。船が難破して沈没するか、それとも「船長を海に放り込むか」しか選択肢はない。

民主党には自浄能力がないから、小沢一郎幹事長関連問題で手一杯、鳩山首相問題まで手が回らない。残された手段は、鳩山一族の税務調査を行っている東京国税局が「巨額脱税容疑」で東京地検に告発することだが、権力者に弱い官僚組織だから「鳩山首相在任中の告発」がなされる可能性は乏しい。

理性的判断のできない人間が最高権力者となって権力を壟断し、又は権力者として行うべき決断を回避する状態を続けさせるならば、我が国家・国民は未曾有の災難を被る。

鳩山由紀夫の資質上の問題性を理解しているのは、誰よりも鳩山内閣の閣僚であるから「殿、御乱心」とみなして然るべき処置をとるべきではないか。それが国家・国民に対する義務ではなかろうか。江戸時代の各藩の閣僚は切腹覚悟で殿を諌め、座敷牢に幽閉し藩の危機を救った。

閣僚および民主党指導部に問いたい。鳩山由紀夫個人が大事なのか、それとも国家・国民の利益が大事なのか。または、見て見ないふりをして船が難破するのを放置しておくつもりか、と。

これから政局は、石川議員(民主)の起訴、同議員に対する議員辞職勧告決議案提出(野党4党)、10年度予算案審議、小沢一郎に対する国会での参考人招致、普天間基地移設問題の最終決定等騒然としたものとなる。

これを「新しい時代の幕開けにできるか」が最大の課題である。「平成の坂本竜馬」を掲げる「みんなの党」がますます脚光を浴びる時代となった。

2月3日「東京地検特捜部は小沢一郎を証拠不十分で不起訴にする」とのニュースが報じられた。仮に、報じられた通りだとすれば、東京地検だけではなく民主党にとっても最悪のコースといえよう。国民は「重大な犯罪の被疑者が民主党の最高実力者として君臨し政治を壟断すること」を認めない。小沢幹事長の続投を容認する鳩山首相を許さない。国民の信頼を失った民主党は遠くない将来、大分裂を起こして解体すると指摘しておきたい。

その時期は、民主党に対する支持率が20%を割り込むと推定される参議院選挙の直前ではないかと考える。
最終更新:2010年02月04日 17:59