BBC News Japan
2017/10/02 に公開

米コロラド州にある空軍士官学校予備校の学生寮で、黒人学生を侮蔑する人種差別的な罵倒が、学生の部屋のドアについた伝言板に書かれた問題を受け、士官学校校長のジェイ・シルベリア中将は9月28日、士官学校の全校生徒と教職員を集めて、このような振る舞いはまったく受け入れられないと強い調子で話した。

「他人を尊重して敬意をもって接することができないなら、出ていけ」と、厳しい口調で繰り返すシルベリア中将の訓話は、インターネットでも大きな話題となった。

空軍士官学校予備校では、ただちに士官学校に入学を認められなかったものの10カ月以内に補欠入学が認められる可能性のある生徒たちが学んでいる。


■ 日本国籍の有無による区別は人種差別ではない 人種差別撤廃条約で明言 「オノコロ こころ定めて(2014.8.23)」より
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国籍の有無で、権利やサービスに差を設けることは、
「人種差別」には当たらない。
人種差別撤廃条約に明確に定義されているのだが、
国内では、もはや官庁までが、シロアリにやられてしまっている。

(※ 中略)
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もし、国籍の有無での区別が「人種差別」であるとして指弾されるべきなら、
パスポートは廃止されなければならない。
空港での入国審査は廃止されなければならない。
そもそも、●●人という呼称が差別となる。
そもそも、国家が廃止されなければならない。
こういう非常識を述べているのではない。
家にたとえて言えば
すべての人に家の鍵を渡すべきである   (ビザ免除・外国人参政権)
苗字は廃止するべきである   (夫婦別姓)
誰にでも食事をだすべきである    (生活保護)
誰にでも仕送りをするべきである   (子供手当)
(でも、こんなことを嬉々としてやってる国があるな・・・)
もしそうなら、どの国も調印しない。
そのため、はっきりと、第2項で、

  その国の国民かどうかで、区別、排除、制限又は優先しても、
  それは、「人種差別ではない」

と宣言しているのだ。

すると、国籍を得れば、待遇がわかるということだから、
今度は第3項で、わざわざ、

  帰化の条件がいくら厳しくても、人種差別ではない

と言っているのだ。ただし、帰化に当たって特定の民族を排除したりしてはいけない、特定の民族だけに厳しい条件をつけたりしてはいけないとも述べている。この但し書きは、第2項にはないことにも注目すべきである。

(※ 以下略、詳細はブログ記事で)

■ アメリカ人の有色人種蔑視 「酒たまねぎや」より
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(※ 全文略、本文で。)

■ 日本のいくつかのバーに欧米人が入れないのはなぜか 「The Voice of Russia(2012.10.5)」より
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 El Mundo紙のデイヴィッド・ヒメネス記者によれば、日本に居住する欧米人はいつも人種差別について話し合っているという。しかもその人種差別は黒人やジプシーに対するものではなく、日本では白人が人種差別にさらされているのだ。
 外国人は日本人専用のカラオケバーに入ることができないほか、ある英国人の息子は学校でいじめられないように母親の日本名を名乗ることを希望しているという。欧米人にとっての問題は中国や韓国などのほかのアジア諸国でも見られるという。
 そのような問題の原因として、ヒメネス記者は、「東洋人の多くは熱狂的な民族主義者であり、純血ということについて古代的理解をしており、自国文化の優越性を信じ、外国のものを否定している。」と書いている。
 デイヴィッド・ヒメネス記者は、東京において偏見に直面している。友達と行ったバーで入店を断られたのは半ダースにも上る。入るためには、友人の日本人の妻が先に入店し、そのあとで隠れるように入るしかないという。多くの日本人は英語を知らないため、恥ずかしがって、ちゃんとしたサービスを出来ないという。しかし外国人たちはその現象も、外国人嫌いのひとつだと考えている。
 米国人のデイヴィッド・オルドウィンクルさんは、札幌で「日本人専用」とかかれた銭湯に入れない。
 数人の専門家によれば、アジアでの欧米人差別は最近つとに強まっているという。
コメントから
Yuhki Hoshino · イメージフォーラム付属映像研究所

デイヴィッド・オルドウィンクル氏の銭湯の件は、従前からロシア人たちが、日本の文化を理解しようともせず、湯船の中で石鹸を泡立てて身体を洗ったり注意されると大声のロシア語で恫喝したりしたための処置についてのハナシかと思われる。
 たしかに行き過ぎかとも思うが、地元住民が「白人=無作法」「白人=恐い」との共通認識を持たざるを得ないところまで至ったため、やむなくとられた処置と聞いた。
 ちなみに舞台は札幌ではなく、隣の小樽(戦前からの国際港湾)という街で、いまでも貿易船に乗ってきた船員や、日本の中古車をヤミ売買する者と言ったロシア人たちが数多く滞在している。

悪いのはその教養のないロスケであり白人全般が悪いわけではないのに、と言う意見は最もだが、いちいち入浴前に「あなたは悪いガイジンですか?」と聞いて廻るわけにも行かず、このような処置となっているのだろう。

悪いガイジンもいればよいガイジンもいて、それは日本人の中でもまったく同じことではあるけれど、マイノリティはどうしても十葉ひとからげに論じられてしまう。
 問題は「差別」にあるのではなく、お互いが同じ人間である、ということを実感できない環境にあるのではなかろうか。







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最終更新:2021年03月13日 16:35