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ブラック・ユーモアを忘れた日本は付き合いにくい - フローランの日本文化論 「Newsweek(2019年02月15日(金)17時01分)」より
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<カルロス・ゴーンの逮捕は、日仏関係を大きく揺さぶった。仏メディアはゴーン容疑者の扱いに疑問を投げかけ、日本側は「余計なお世話だ」と開き直った。そして日仏は今、新たな爆弾を抱え込んだ。フランス文学界の鬼才、ウェルベックの新しい小説に、日本人をバカにしたような登場人物が描かれているのだ。今の日本人は、こんな「侮辱」を受け流せるのだろうか......>
このコラムを書くことによって、私の友人である在日フランス大使館ピック大使を怒らせるのかもしれませんが、ずばり申し上げて 、最近の日仏関係はよくありません。昨年は、日本政府がフランスで半年間にわたって後援した輝かしい文化イベント「ジャポニスム2018:響き合う魂」のおかげで、日仏両国民の魂がスローガンの通りに響き合い、ソフトパワーの力が感じられました。アジアの中で孤立している日本にとっても、アメリカやイギリスとの関係が冷えたフランスにとっても、日仏交流の160周年を祝うこのイベントはまさに時宜を得たものでした。
しかし、日仏交流160周年はハッピーエンドでは終わりませんでした。年末に日産・ルノーのゴーン会長(当時)の不祥事が起き、両政府が互いに牽制し合う緊迫した情勢になりました。パルリ仏国防相と次期潜水艦の調印式に臨むモリソン豪首相の写真は日本でも報道されましたが、
これも昨年から日仏関係に冷水を浴びせた出来事です。日本は海上自衛隊の「そうりゅう」型の受注を目指しましたが、テクノロジーを共有しつつ、現地オーストラリアで建造するによって雇用創出を訴えた仏側に敗れたのです。コンペですから、仕方ないと思われるかもしれませんが、フランスは途中から出てきただけに日本側の後味が悪いのです。
ウェルベック『セロトニン』の衝撃
私はゴーン氏の事件に詳しくなく、武器売買にもまったく興味ありません。ですから、ジャポニスムのような日仏文化の交流によって、フランス人と日本人の魂が響き合えばいい、私はその橋渡しになりたいと思ってたのですが、最近になって、文化面でも両国関係に水を差しかねない「事件」がありました。
先月、フランス文学界のスーパースターである現代小説家ミシェル・ウエルベックが4年ぶりの新作『セロトニン』を出版しました。これが、一見すると日本女性をバカにした内容なのです。感情的になっている両国メディアの火に油を注ぐ一方だなと心配になりました。
(※mono....中略、詳細はサイト記事で)
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『セロトニン』の主人公の名前は私と同じフローランです。ウエルベックの小説によく描かれている、虚脱状態に陥った中流階級の中年男です。最近フランスで抗議デモを繰り返している「黄色いベスト」たちほど生活は苦しくないが、現代社会に希望を失った負け犬です。その彼と2年間同居しているパートナーが「柚子(ゆず)」という、可愛くて、決定的にスノッブな日本女性です。遊び人の柚子の本当の姿の前に吐き気がするフローラン、鈍感で情けないフローランに飽き飽きしている柚子、二人は互いに互いが耐えられず、最悪な日々が描かれています。
(※mono....中略、詳細はサイト記事で)
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国際社会からも孤立しかねない
誤解してほしくないのです。これは、ソフィア・コッポラ監督作品『ロスト・イン・トランスレーション』のように日本社会全体をあざ笑う小説ではありません。柚子のキャラクターはグロテスクかもしれませんが、ウエルベック氏は人種差別主義者ではありません。客観的に読めば、フローランも柚子も、失笑するしかない可哀相な人間なのです。彼らはこの本のテーマではなく、先進国社会の滅亡が大きなテーマなのです。そして、村上春樹の強みが鮮やかな空想力だとすれば、ウエルベックは鋭い風刺力と不条理のユーモアで現代社会とその人間たちを描写する鬼才なのです。
この本が日仏関係にとって危険なのは、最近の日仏関係がよくないせいだけではなく、そもそも日本人が風刺の心を忘れてしまったせいです。そしてそれは、フランス人との関係に限らず、国際社会から孤立する原因にもなりうるのです。危機感を抱いたほうがいいと思います。
(※mono....以下略、詳細はサイト記事で)
仏軍の航空母艦シャルル・ド・ゴール号//ハンギョレ新聞社
日本が仏軍の航空母艦と自衛隊の共同訓練を推進することで合意した。日本は中国牽制と北朝鮮圧迫のため、英仏との軍事的連帯の強化に乗り出しており、英仏はアジア地域への影響力の拡大を狙ってこれに応えた格好だ。
両国は11日、フランスのブレスト海軍基地で第5回2+2(防衛相・外相)会談を開き、「フランスが空母『シャルル・ド・ゴール」を含む艦隊をインド洋に展開する機会を捉えて、日本と共同訓練を実施することで一致した」という共同声明を発表した。同会談には、フランスからルドリアン外相とパルリ国防相、日本からは河野太郎外相と岩屋毅防衛相が出席した。
両国は「『瀬取り』(海上における船荷の積み替え)を含む北朝鮮の制裁回避について引き続き協力して対処する。フランスは今年上半期に海上哨戒機および艦艇を派遣し、違法な海上活動監視に対するコミット(貢献)を強化する」と明らかにした。これは、フランスが海軍を日本近海に派遣し、北朝鮮船舶の違法な瀬取りを監視するということだ。また「フランス海軍のフリーギット艦が昨年に続いて今年も日本に寄港し、自衛隊と共同訓練を行う可能性を検討」すると共に、「インド太平洋地域で合同演習をすべての軍事分野で実践的かつ定期的に進める方針を確認した」と明らかにした。
日本は、フランスが太平洋に恒久的な海軍基地を持っている唯一の西欧国家である点に注目している。日本は最近、米国の相対的影響力の衰退と中国の浮上を意識し、オーストラリアやインドとも軍事協力を強化している。アジアにおける影響力の拡大を望む点で、フランスも利害関係が一致する。エマニュエル・マクロン仏大統領は昨年オーストラリアを訪問し、「中国の浮上はいい知らせだが、地域均衡も必要だ」とし、フランスやインド、オーストラリア、日本による軍事協力の強化を主張した。
英国も日本との協力に積極的な態度を示している。英国のテリーザ・メイ首相と日本の安倍晋三首相は10日、ロンドンで開かれた首脳会談で、「国連安保理の対北朝鮮制裁履行監視のため、英国は今年上半期、護衛艦を日本に配置する」と明らかにした。英国は昨年4月、バーレーンに新しい海軍基地を建設しており、シンガポールやブルネイにも軍事基地の建設を検討している。ガビン・ウィリアムソン国防相は東南アジアやカリブ海軍事基地の建設を通じて、英国が「真のグローバルプレーヤーになるだろう」と述べた。
アルゼンチンで開催されていた主要20カ国・地域首脳会議(G20)にあわせ、今回の日仏首脳会談は開催されたが、今回の日仏首脳会談は当初、予定されていなかった。
マクロン仏大統領の呼びかけに安倍首相がこたえる形で、急遽、開催された会談であるが、会談はおよそ15分という極めて短時間の会談となった。
各種報道・各種情報によると、会談のポイントは、ずばり、「カルロス・ゴーン氏の逮捕を受けて、事態の収拾とルノー(仏)・日産自動車・三菱自動車の三社連合体制(いわゆるアライアンス、アリアンス)」に関してであった。
(※mono....日本の国防関連やフランスのエスタブリッジメント層に言及の記事)
地検特捜部が動くのは、アメリカの権力体から、指示、または支持されていることのみです。
反対されればやれないし、自発的に動くこともない。
明治にできた日本国という統治体は戦後は、アメリカという統治体の一部、特別行政自治区なのです。
19日、ゴーンが、計ったように逮捕されたとき、実は、日本国民には、重大な別の発表がありました。
消費税の上限を20%にする、とうものです。
これは、国家予算(歳出)規模に一定の目途をつけ、それまでには、歳出内容を変えるという、静かな決意表明とも読み取れます。
ゴーンの所得の不記載(虚偽申告)が、日産という会社の内部告発から始まり、パプアニューギニアのAPECの翌日、それも、ゴーン本人が日本に来ている時間帯に、狙いすまして行なわれた。同じく、ニッサンの外国人社長も。
地検特捜部は、何を守ったのか?
国益と、国体?
ネットゲリラのコメントのなかに、真相がありそうです。
特に、これです。
「向こうはマカロンが色々口を出してるからこっちも国が動いたって事か」
日本の現政権の安倍も麻生も関係ないところで、これが進んでいたとすれば、
日本にある権力体は、もう、見放している、ともいえますね。
実は、ゴーン氏をニッサンの改革要員に招き入れたのは、熊本地震の年の二月に他界した、あのイカヅチさんでした。イカヅチさんは超電導とリニアの駆動原理の開発者でしたが、実は4歳のときからパリのロスチャイルド家で英才教育を受けた人でした。
現在のフランス大統領のマクロンも、もちろん、ロスチャイルド家に引き立てられた人物で、フランスの国益のために政治をしているのですが、ルノー、日産、三菱自動車の3つの会社の経営責任者となったゴーンとは、どんな関係だったのでしょうか?
また、このラインと、日本の原子力、水道事業は、どんな関係があるのでしょう。まだまだ、調べないといけないことがあります。
(※mono....以下略、詳細はサイト記事で)
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[考察] 何故フランスだけ得したように見えるのか 「祖 国 創 生(2016.5.16)」より
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最近、起きている不可解な事案、フランス界隈に集中しているような気がして出稿を決断した。
とりあえず、何が起きているのか、項目のみリストアップする。
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①オーストラリアの潜水艦をフランスが受注
②日仏首脳会談(経済分野で,成長戦略を推し進め,先般の三菱重工とアレバ社の連合によるトルコの原発プロジェクトでの成功を先例に,航空宇宙や原子力などの分野で日仏の企業間協力を一層推進していくこと。)
③東京五輪招致で国際陸連関係者に送金…仏で捜査
④オバマの広島訪問
⑤田母神逮捕
⑥舛添疑惑再発
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日仏首脳会談
http://www.mofa.go.jp/mofaj/kaidan/page1_000043.html
3.二国間関係について,主に次ぎの3つの点で一致しました。
(1)政治・安全保障の分野で,「共通の価値に基づく世界を実現」するため,(ア)外務・防衛担当大臣会合の開催,(イ)防衛装備品に関する協力を構築,(ウ)輸出管理に関する協議を創設すること。
(2)経済分野で,成長戦略を推し進め,先般の三菱重工とアレバ社の連合によるトルコの原発プロジェクトでの成功を先例に,航空宇宙や原子力などの分野で日仏の企業間協力を一層推進していくこと。
(3)文化面で,日本とフランスという東西の食の大国が,双方の食文化を互いに世界に向けて発信していくこと。
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東京五輪招致で国際陸連関係者に送金…仏で捜査
http://www.yomiuri.co.jp/olympic/2020/20160512-OYT1T50089.html
2016年05月12日 22時57分
【パリ=三好益史】フランス検察当局は12日、2020年東京五輪・パラリンピックの招致活動について声明を発表し、日本側が13年に国際陸上競技連盟(IAAF)のラミン・ディアク前会長の息子に関連する口座に計280万シンガポールドル(約2億2000万円)を送金していたことを確認し、捜査を始めたことを明らかにした。
声明によると、送金は13年7月と10月の2回に渡って実行された。日本の銀行口座から、ディアク氏の息子が関わるシンガポールの会社口座宛てだった。明細には「2020年東京五輪招致」と記されていた。
仏当局は昨年12月、ロシア選手のドーピング問題を巡ってディアク氏の汚職を捜査していた際に送金の事実を把握したとしている。
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本稿では、視点を変えた場合、どういう現実が発生しているのか、シナリオ構築を試みる。
シナリオ構築なので、書いたことについて真実かどうかは保障いたしかねる、という意味である。
以下に、いくつかのシナリオを示す。たとえば、「■ ①と②と③で見ると何が起きているのか」とは、「■ ①と②で見ると何が起きているのか」のシナリオに付記されるシナリオという意味である。
(※mono.--以下略、詳細はブログ記事で)
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最終更新:2019年02月16日 18:13