+ ニュースサーチ〔PTSD〕

+ ニュースサーチ〔心的外傷後ストレス障害〕

● 心的外傷後ストレス障害〔Wikipedia〕
心的外傷(トラウマ)には事故・災害時の急性トラウマと、児童虐待など繰り返し加害される慢性のトラウマがある。しかし、基本的にPTSDは戦争帰還兵の研究から生まれた診断なので、児童虐待トラウマに診断基準が対応していないという批判が強かった。そのため、疾病及び関連保健問題の国際統計分類 (ICD) の第11版(2019年発行予定)では慢性トラウマを分離し複雑性PTSDの概念を導入することとなった。





PTSD
■ 今度は娘を亡くした男性が死亡、銃乱射事件で関係者の自殺相次ぐ 米 「CNN(2019.03.26 Tue posted at 14:50 JST)」より
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(CNN) 米コネティカット州の小学校で起きた銃乱射事件で娘を亡くした男性が25日、オフィスビルの中で死亡しているのが見つかった。自殺だったとみられる。

警察によると、死亡したのはジェレミー・リッチマンさん(49)。6歳だった娘のエビエルさんは、2012年にサンディーフック小学校で起きた銃乱射事件で殺害されていた。この事件では子ども20人と大人6人が命を落とした。

学校で起きた銃乱射事件に関連するとみられる自殺は、この1週間で3人目だった。

警察はリッチマンさんが死亡した経緯について、事件性はなさそうだとのみ説明し、詳細は明らかにしていない。

リッチマンさんは事件後、娘の名を付けた非営利組織「エビエル基金」を妻と共同で創設し、調査研究や地域社会のかかわりを通じてこうした事件の再発を防ぐ取り組みに力を入れていた。

これに先立ちフロリダ州では、2018年に銃乱射事件が起きたマージョリー・ストーンマン・ダグラス高校の卒業生、シドニー・アイエロさんが自殺した。母親によると、アイエロさんは自分が生き延びたことで罪悪感にさいなまれ、心的外傷後ストレス障害(PTSD)と診断されていた。

続いて23日には、マージョリー・ストーンマン・ダグラス高校の在校生が死亡した。警察は、この生徒も自殺したとみている。

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■ 銃乱射事件が起きたフロリダ州の高校、2人目の自殺者か。地元危機管理室はメンタルケアを呼びかけ 「HUFFPOST(2019年03月25日 18時24分 JST)」より
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先週亡くなった元生徒は、PTSDとサバイバーズ・ギルトに苦しめられていた

2018年2月に銃乱射事件が起きたアメリカ・フロリダ州の高校で生き残った生徒の中から、2人目の自殺者が出たようだ。この事件をめぐって、卒業生の自殺が3月22日に報じられたばかりだった。

地元警察はハフポストの取材に対し、死因は自殺と見られると話した。生徒は未成年で、事件のあった高校の在学生だった。名前は明かされていない。

地元当局は生徒の死亡について捜査を続けている。

22日には、事件当時に生徒だったシドニー・アイエロさんがPTSD(心的外傷後ストレス障害)とサバイバーズ・ギルト(生き残った罪悪感)に苦しめられた末に自殺で亡くなったと家族が発表していた。2018年2月にマージョリー・ストーンマン・ダグラス高校で起きた銃乱射事件では、元生徒によって生徒と教職員ら17人が殺害され、数十名が負傷した。

亡くなったアイエロさんは、この事件で殺害された生徒の一人、メドー・ポーラックさんと親しい仲だった。

事件当時の元生徒で反銃暴力を訴えているデイビッド・ホッグさんは、Twitterで追悼した。

「政府や校区がこの問題に取り組むには、あと何人の子供達が自ら命を絶たなければならないのか?」


フロリダ州危機管理室室長でマージョリー・ストーンマン・ダグラス高校の卒業生のジャレッド・モスコウィッツ氏はTwitterで「今こそフロリダ州議会が動く時。昨年と同じだ。メンタルヘルスは両党が協力するべき問題。会期中である今がその時だ」と話した。

地元紙マイアミ・ヘラルドによると、ロン・デサンティス州知事は元生徒らの自殺を認知しているものの、自殺防止などの取り組みは地元当局に委ねられているという。

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最終更新:2025年04月21日 20:36