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【今どきの臨床現場で特に大事なので、修正再投稿】

内科医です。

ここのところ、「急にご飯を食べなくなり、どんどん衰えて亡くなる」高齢者が、とにかくメチャクチャ多い。

それまで元気で周りとのおしゃべりや散歩もしてたような高齢者。「なんだか元気がなくなった。ご飯も食べなくなく口数減った」と周りが思い始めたら、あれよあれよという間に足腰立たなくなり動けなく寝たきりになり呼びかけにも言葉少なになり飲み込みが悪くなりむせ始め、嚥下能が廃絶し時に肺炎で死亡する。

「それって、老衰だよね」って?絶対違う😠。「突然始まり異常な速さで衰える」点で今迄臨床で看てきた幾多の老衰とは全く違う。「老木が枯れるようにゆっくり死ぬ」のが老衰だ。今起きてるような「急激進行の老衰」なんてある訳がない。

自然は穏やかでそんな風に命を奪わない。自然の老衰死は穏やかなんだ。

幾多の高齢者見てきた医療・介護従事者なら、いま高齢者に起こっていることの異常さ不気味さ、肌感覚でわかるはず。




※ 注)ケモとは「Chemotherapy(ケモセラピー)」のことで、抗がん剤を用いた「化学療法」のことを言います。















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最終更新:2024年08月27日 08:07