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【その他のクルマ】マクラーレン セナ'17

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マクラーレン セナ'17
Image Credit : https://ja.wikipedia.org/wiki/
メーカー マクラーレン
英名 McLaren Senna
年式 2017
エンジン M840TR
タイプ ロードカー
ミッドシップ
カテゴリー N800
PP(初期値) XXX
総排気量 3994cc
最高出力 800ps/7250rpm
最大トルク 81.6kgfm/5500rpm-6700rpm
パワーウエイトレシオ XX.XXkg/PS
駆動形式 MR
吸気形式 TB
全長 4744mm
全幅 2153mm
全高 1195mm
車両重量 1374kg 乾燥重量1198kg
重量バランス XX対XX
トランスミッション 7速
最高速度 XXXKm/h (フルノーマル/フルチューン時)
登場 未実装
備考 日常での扱いやすさを一切無視した究極かつ、マクラーレン史上最強のロードカー

概要

P1に続く「アルティメットシリーズ」の最新モデルとして2017年12月10日に発表され、全世界500台限定で販売された。イギリス本国での定価は75万ポンド(日本円で約1億2000万円)。

マクラーレン史上初となるサーキット走行を重視したロードカーとして開発され、公道とサーキットの双方で優れたパフォーマンスを発揮することを目指した。
軽量化のため、P1で日常利用を考慮して搭載したプラグインハイブリッドシステムは採用を取りやめた。エクステリアも空力性能を重視してエアロパーツを多数装着するなど、それまでのマクラーレン車とは一線を画すマシンとなっている。

車名は往年の名レーシングドライバーとして知られ、1988年から1993年の間にマクラーレン・チームへの在籍経験もあったアイルトン・セナに由来する。

技術的には、マクラーレン・セナは同社のこれまでの市販車とは比較にならないほどサーキット志向の設計が施されている。
車体構造には第3世代カーボンモノコック「Monocage III」を採用。キャビン、ルーフ、フロア、リアセクションを一体成型することで、軽量かつ極めて高いねじり剛性(約40,000Nm/deg)を実現。これにより、サスペンションや空力システムが機能するための「揺るぎない基礎構造」が完成している。車両の乾燥重量はわずか1,198kgであり、これはF1マシンに迫る水準である。

搭載されるエンジンは4.0リッターV型8気筒ツインターボ「M840TR」。このエンジンはアルミブロックとクロスプレーンクランクを備え、最高出力800PS(588kW)/7,250rpm、最大トルク800Nm/5,500rpmを発生。0-100km/h加速はわずか2.8秒、0-200km/h加速は6.8秒、0-300km/hまで17.5秒、最高速度は340km/hに達する。
ドライサンプ潤滑、軽量チタン・インコネル製エキゾースト、低慣性ツインターボの採用により、圧倒的なレスポンスと熱安定性を両立している。排気音はレーシングカーを思わせる乾いた咆哮を発し、マクラーレン史上最もエモーショナルなサウンドとも称される。

サスペンションには「Race Active Chassis Control II(RCC II)」と呼ばれるハイドロリック・セミアクティブサスペンションが導入されている。これは従来のアンチロールバーを廃し、油圧で前後左右の車輪間を連結しながら、ピッチングやロールを電子制御でリアルタイムに抑制する高度なシステム。ドライバーが選択する走行モード(Comfort / Sport / Track / Race)に応じて、減衰力や車高、ボディ制御の特性が瞬時に変化する。結果として、サーキットでは極限のコーナリング性能を発揮しながらも、公道ではある程度の快適性を維持している。

空力面では、徹底したCFD解析と風洞試験により形成されたアクティブ・エアロダイナミクスが最大の特徴である。フロントスプリッター、エアインテーク、ボルテックスジェネレーター、リアディフューザー、そして最大荷重時に800kg以上のダウンフォースを生む巨大な可動式リアウイングが連携し、車速・舵角・Gフォースに応じて瞬時に最適な空力バランスを取る。特に「Air Brake(エアブレーキ)」として機能するリアウイングは、高速域での減速性能にも直接寄与する。

ブレーキには、ブレンボと共同開発された最先端の「CCM-R(Carbon Ceramic Matrix – Racing)」ブレーキが採用されている。これはF1と同等の製法で焼結されたカーボンセラミックディスクで、従来のCCBに比べて放熱性能が60%向上、摩耗寿命も向上している。ブレーキキャリパーは前6ピストン、後4ピストンで、制動距離は100km/hから29.5メートルという驚異的な数値を記録している。

タイヤはピレリと共同開発された「Pirelli P-Zero Trofeo R」。これはセナ専用にトレッド・コンパウンド・内部構造がチューニングされたもので、ドライ路面での最大限のグリップと熱耐性を実現する。ホイールは超軽量鍛造アルミ製、センターロック式が採用され、バネ下重量の低減にも寄与する。

さらに、運転支援や電子制御系も高次元で統合されており、ダイナミック・スタビリティ・コントロール(DSC)やトラクション制御は、ドライバーの入力に対して介入タイミングとレベルを極めて精密に調整できる。TrackモードやRaceモードでは介入が最小化され、ドライバーのスキルと感性がダイレクトに車両挙動に反映される「人間中心設計」が徹底されている。

インテリアは最小限の装備に留められ、遮音材やカーペット、ナビゲーション機能までも削除可能。ドアにはカーボン製スケルトンが露出しており、オプションで「ダブルスキンドア」に透明パネルを装着すれば、サーキット走行中でもコース外周や縁石の位置を視認できる設計となっている。

このように、マクラーレン・セナはパワートレイン、車体構造、空力、サスペンション、制動力、すべてにおいて「ドライバーの限界に肉薄する性能」を目指して開発された。単なるスーパーカーの枠を超え、「公道走行可能なレーシングカー」として、マクラーレンの技術と哲学が結晶した存在である。

解説

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バリエーション


マクラーレン セナ'17(未作成)
500台の限定販売で、発表と同時に完売が報じられた。日本には十数台が輸入されている。

マクラーレン セナ GTR'19(未作成)

2019年3月8日に発表されたサーキット専用車。フェンダーはさらにワイド化され、フロントスポイラーやリアディフューザーも大型化されるなど空力性能が強化されており、最大で1,000 kgを超えるダウンフォースを発生する。サスペンションはグループGT3カー向けのシステムをベースに開発した専用サスペンションを採用。エンジンはセナと共通だが、最高出力が825 PSに引き上げられている。インテリアではエアバッグやセンターパネルを省略することで、乾燥重量は10 kg減の1,188 kgとなった。

マクラーレン セナ LM(未作成)
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マクラーレンのサーキット専用モデル・セナ GTRを公道仕様にチューンしたモデルだが、スペック等詳細はほとんど明らかにされていないし、マクラーレン自体が存在を認めていない極秘モデル。
このセナLMはわずか5台しか限定生産されない、アメリカのマーケット向けにマクラーレン・オーランドとマクラーレン・ノースジャージーが依頼したものである。オリジナルのF1 LMにインスピレーションを受け、限定版のセナLMはマクラーレンオレンジで仕上げられ、いくつかのアップグレードも施されている。


登場シリーズ

未実装

コメント

  • グランツーリスモで走らせたいよ~ -- (名無しさん) 2025-07-19 04:03:38
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