1位 トヨタ GT-ONE レースカー (TS020) '99※バグ技使用時の記録
グランツーリスモ3にて、マシンとセッティング次第では高速域でウィリーする場合がある。ウィリー中はギア比の限界を超えて速度が延々と上がり続けるため、壁抜けして際限なく走れる状態でウィリーすればこの通り。最終的な到達速度は2,147,483,647km/hと、ぶっちぎりのトップである。
この数値、パソコンに精通した人ならピンと来るかもしれないが、32ビットで処理できる数値の上限値(2の31乗 - 1 = 2,147,483,647 km/h)。つまりゲームの処理の限界ということでもあり、この速度に達した瞬間フリーズしてしまう。
ちなみに、21億km/hというのは光速(30万km/s=約10億7900万km/h)の約2倍。
※注意 この技はセーブデータを破損させるおそれがあるため、試す場合は必ずメモリーカードを抜いておきましょう!
2位 ダッジ SRT トマホーク X ビジョン グランツーリスモ
正規の手段であれば現状最速のマシン。最高速度は700km/h前後。1位のTS020と比べれば圧倒的に遅いが、これでも自動車としては異次元のスピードであることには間違いない。
ちなみに、700km/hを超えると周りのサウンドが全て消滅するバグらしき現象がGT SPORTに存在した。
3位 シボレー コルベット ZR1 (C6) '09 ※エンジンスワップ・フルチューンでの記録
C6型コルベットZR1にブガッティ・シロンのWR16エンジンをスワップして、フルチューンを施せば1877ps、最高速は実に607km/h。
現実的な自動車であればコイツが最速か。
4位 プジョー 908 HDi FAP - Team Peugeot Total '10※フルチューン時の記録
ダウンフォースを重視したレーシングカーは最高速が伸びにくい傾向にあるが、コイツはそんな中でも508km/hという数値を叩き出している。
ちなみに、GT SPORTでセッティングシートを「ドリフト」にするとダウンフォースが激減する。これを利用したスリップストリーム併用で550km/h程度まで伸びる。
これほどの領域に達する市販車もそうそう無いだろう。それでも3位のコルベットに後れを取っているわけだが…
ちなみに、GT SPORTでセッティングシートを「ドリフト」にするとダウンフォースが激減する。これを利用したスリップストリーム併用で550km/h程度まで伸びる。
これほどの領域に達する市販車もそうそう無いだろう。
番外編 フォルクスワーゲン サンババス Typ 2 (T1) '62※バグ技使用時の記録
グランツーリスモ7の1.49アップデートにて挙動シミュレーションの更新が行われたが、その弊害としてセッティングによってはクルマが空に打ち上げられる現象が起こるようになってしまった(現在は修正済)。
これによってスピードメーターが-2,147,483,648km/hを示したという報告があり、1位のTS020の記録を23年ぶりに更新…したかと思われたが、見て分かる通りマイナス符号が付いた負の値。1位のTS020とは真逆で、32ビットで処理できる数値の下限値である。
そのため記録としてはトップどころかこの上ないワーストという、なんとも言えない結果となった。
これによってスピードメーターが-2,147,483,648km/hを示したという報告があり、1位のTS020の記録を23年ぶりに更新…したかと思われたが、見て分かる通りマイナス符号が付いた負の値。1位のTS020とは真逆で、32ビットで処理できる数値の下限値である。
そのため記録としてはトップどころかこの上ないワーストという、なんとも言えない結果となった。
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現実世界の世界最高速度記録って?

ちなみに実際には407km/hを叩き出していたが、新型車「405」の宣伝に活かそうと考えたプジョーの意向で下方修正されたとか。
ル・マンの舞台となるサルト・サーキットのユノディエール(直線)にまだシケインが存在しなかったからこそ成せた業で、シケインが追加された現在では更新不可能な記録ともいわれている。