概要
グランツーリスモ3の祖先。1999年9月にて開催された東京ゲームショーでPS2の発表と同じくして発表された。
ベースはグランツーリスモ2で、挙動やUIはほぼGT2だったが、グラフィックはPS2用ソフトのレベル相応に作り直されている。まだGT2本編自体が発売前(日本での発売はゲームショー開催から約3か月後の1999年12月11日に発売)だったため、ほぼGT2本編と開発が並行していたと思われる。
2000年2月18日~20日に日本で開催されたイベント「PlayStation Festival 2000」では体験版ディスクが一般に配布、さらに同年5月11日~13日に米国で開催されたE3、9月3日~5日に英国で開催された欧州コンピュータ見本市でも同様にディスクが配布されたそうだ。そんなに流通数は多くないはずだが、今でも駿河屋などで誰かが手放したディスクを購入する事が可能だ。
2000年2月18日~20日に日本で開催されたイベント「PlayStation Festival 2000」では体験版ディスクが一般に配布、さらに同年5月11日~13日に米国で開催されたE3、9月3日~5日に英国で開催された欧州コンピュータ見本市でも同様にディスクが配布されたそうだ。そんなに流通数は多くないはずだが、今でも駿河屋などで誰かが手放したディスクを購入する事が可能だ。
とはいえ前作のGT2発売からまだ日も浅かった事もあり、結局2000年内に発売するのは不可能と判断されたのか、2000年9月の東京ゲームショウで「グランツーリスモ3:A-Spec」と改題。現在に至る。とはいえど、当時最新のハードのPS2のグラフィックのスペックの高さを示す見本としての役割は果たしている。
↑GT3本編との比較動画。たった1年で、ここまでのグラフィックの進化を遂げている。
↑GT3本編との比較動画。たった1年で、ここまでのグラフィックの進化を遂げている。
体験版の内容はというとプレイヤーが使用可能な車種は
ランエボV
のみで、コースもシアトル・サーキットのみ。ライバルカーはR34GT−R、アルテッツァ、FD型RX−7、レガシィB4、NSXと、ランエボVと同じ280馬力前後の車が相手。BGMは嘉生大樹の「Mirage」。
制限時間付きでカウントが0になると「GAME OVER」と表示されタイトルに戻されるという、いかにも体験版という感じの薄味なもの。やたら黄色いランエボVばかりがネタにされがちだが黄色以外のカラーも選べる。(実際、選択時に登場する初期のカラーは黄色ではなく白色である。)
ちなみに中にはチートとかでランエボV以外を使えるようにしたりする人もいるようだが。
制限時間付きでカウントが0になると「GAME OVER」と表示されタイトルに戻されるという、いかにも体験版という感じの薄味なもの。やたら黄色いランエボVばかりがネタにされがちだが黄色以外のカラーも選べる。(実際、選択時に登場する初期のカラーは黄色ではなく白色である。)
ちなみに中にはチートとかでランエボV以外を使えるようにしたりする人もいるようだが。