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シャパラル

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シャパラル
英名 Chaparral
設立 1961年?
国籍 アメリカ
登場 グランツーリスモ4
グランツーリスモ(PSP)
グランツーリスモ5
グランツーリスモ6
グランツーリスモSPORT
グランツーリスモ7
備考 革新を起こしたアメリカ・テキサス生まれの白き怪鳥


概要

テキサスの石油王で自動車レーサーで技術者でもあるジム・ホールによって設立され、60年代~90年代の間アメリカの数多のレースで暴れ回った狂気にして伝説のレースチーム。現代のレースでは禁止とされている伝説の技術、ファンカーの始祖である2Jなど革新的技術をまだ技術面では現代と比べると未熟な点も多かった時代に於いて次々と生み出したことはあまりにも有名。
当時シャパラルが参戦していたCan-Amはルールが比較的自由度が高かったため、こうした革新的技術にも次々とトライ出来ており、今の日本で例えればNHKの『魔改造の夜』に出てくる技術者達にも共通する精神すら感じさせる。まだまだ技術的にも未熟だった時代に於いて、速くするために先鋭的技術を掘り下げて開拓していく、アメリカ人に元来持つであろう、フロンティアスピリットと融合したのが彼らだと言えよう。
ただファンカーが導入される前は一回しか勝てず、スッゲー技術を思いついたら他チームから文句を言われて禁止にされてしまったと思うと案外かわいそうでもあるのだが。
その後はアメリカのフォーミュラカーカテゴリーであるインディカーの方へと出場。純白のカラーから、ペンズオイルのスポンサーを纏った黄色へと変わった。
1979年から投入したシャパラル初のオープンホイールカー『2K』はF1の方で既に実績を上げているグラウンド・エフェクト・カー設計を取り入れたマシンであり、特に1980年シーズンではジョニー・ラザフォードが圧倒的な速さでインディ500を制覇、そのままシリーズタイトルも獲得するなどなかなかの成績を挙げ、『2K』もその低いロースタイルの車体と黄色いボディカラーから、ビートルズの名曲に因んで『イエローサブマリン』と呼ばれている。
ちなみにこの『2K』を設計したジョン・バーナード氏は後にF1界へ転身、マクラーレンのMP4シリーズを生み出す事にもなる。
1981年に一度撤退するが、1991年にジム・ホール名義でベルギーのVDSチームと提携し「ホール-VDSレーシング」としてインディカー・シリーズに再び参戦。
1994年にVDSと分かれ「ジム・ホールレーシング」となりレイナード社のシャーシのマシンを使い、1995年からインディに挑戦したホンダのエンジンを使用した。ドライバーは1993年と1994年はベテランである元F1ドライバーのテオ・ファビ、1995年に加入した新人ジル・ド・フェランは最終戦モントレーGPで初優勝し、ルーキー・オブ・ザ・イヤーを獲得した。
しかし、1996年にホールがオーナーを引退したのでチームそのものが事実上消滅(?)してしまった。
その後は目立った動きがなかったが、2014年にシボレーとの協力でシボレー シャパラル 2X ビジョン グランツーリスモが登場。本車種は駆動力をレーザーパルスによってタイヤに伝えるという、常人じゃ理解できないシステムを採用。なんと駆動方式という概念を吹っ飛ばしてしまった。あと車重が450kgとF1より軽かったり、グランツーリスモでは何処かで見たようなヨツンヴァイン姿勢を強要されたりと、色々すごい(白目)。ちなみにだがこの車の年式は2025年と書かれているのだが、なんだかデジャブを感じるぞ…

残したもの

+ ...
  • セミATはポルシェがPDKとして実用化させ、90年代のレースカーのほとんどに搭載された。
  • 2Jが始祖となったファンカーは1978年にブラハムによって作られたBT46というF1カーにファンを搭載したBT46Bが作られたが、秒殺で禁止された。
  • この様なファンカーが禁止されるのは、ファンから発生するグラウンドエフェクトによる驚異的なコーナリングスピードとダウンフォースによるものでありファンを搭載せずエアロのみでダウンフォースを得ようとする普通のレースカーでは到底敵わないからである。
  • しかしこの技術を諦めていないものは多く、我らがグランツーリスモとレッドブルによって創られた架空のレースカー、X2010とX2014はファンを搭載しており、驚異的なコーナリングスピードを実現した。
  • さらに最近ではグッドウッドで新記録を残したマグマートリースピアリングという車は背中に2機のファンを搭載し、常時発生する2tのダウンフォースを生み出す。さらにこの車は1000馬力のモーターを搭載したEVであるため、後輪駆動でありながら驚異的に速い出足とコーナリングを両立させるという、まさに2Jの意思を継いだモンスターが誕生してしまった。
この驚異的な速さはこれまで数多の車に乗ってきた自動化評論家、マット氏も頭が痛くなるほどの衝撃を受けていた。
  • このようにシャパラルが挑戦した技術はのちのレースカーに多大な影響を与えており、世界最速の車を誕生させるほどに至った。


クルマ一覧


グランツーリスモ4


グランツーリスモPSP


グランツーリスモ5

プレミアムカー


スタンダードカー


グランツーリスモ6

プレミアムカー相当


スタンダードカー相当


グランツーリスモSPORT


グランツーリスモ7

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