「しまったアッ!!肝心なところでアンダーを!!」
中里殺 | ||
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英名 | Takeshi Nakasato | |
---|---|---|
年齢 | 20代 | |
国籍 | 日本 | |
職業 | 不明 | |
愛車 | 日産 スカイライン GT-R V・spec II (R32) |
概要
漫画『頭文字D』に登場する、走り屋チーム、「妙義ナイトキッズ」のリーダーでもあり、登場当初は作中屈指の強豪「赤城レッドサンズ」に並ぶ有名なチームとして存在感を示していた。
「ドリフト走行はグリップ走行には絶対に勝てねぇ」という彼なりの哲学を持ち、「GT−RのRは不敗神話のRだ」といいつつ、肝心なところでアンダーを出してしまう男。肝心なところでアンダーを出しまくって連戦連敗してしまい、後述の中の人の関係もあって「アンダー王」と呼ばれるようになった。
また、作中2回(アニメでは回想シーンも含め3回)(*1)もクラッシュしてしまった事から「板金王」と呼ばれる事も。アニメSecond StageのOPでは毎度板金屋送りになる彼のR32を見る事になる。
今やR32も1000万円台に達した中、派手にぶつけたら板金7万円程度じゃあ済まないので、R32に現実に乗っている諸君はアンダーとかかましたりせず大切に乗ってほしい。
今やR32も1000万円台に達した中、派手にぶつけたら板金7万円程度じゃあ済まないので、R32に現実に乗っている諸君はアンダーとかかましたりせず大切に乗ってほしい。
アンダー王……と誤解してる人のために『言い訳』という名の考察……
……と、ちょっとボロクソ気味に紹介したが、ネタキャラ扱いされている彼も走り屋としては高いテクを持つ人物である。そんな彼がなぜ拓海に負けたのか、言い訳になってしまうかもしれないが理由を考察してみよう。
1 GT−Rの構造上の問題
GT−Rはとても足回りのマネージメントが難しい車である。確かにGT−Rはハイパワーで高性能なクルマだが、フロントに載せているRB26型直列6気筒エンジンはその特性上全長が長く、重量も重いために車体の前後重量バランスが悪いという難点を抱えている。さらに四輪駆動システムに加えてアテーサET−Sなどの電子制御も搭載しているため、車重は1.5トンとこの時期のスポーツカーとしてはかなり重い。そうなるとブレーキやタイヤにより負荷がかかりやすくなるし、強烈なターボパワーはさらに負荷をかけるので尚更だ。

このため、GT−Rはストレートの長い・タイトコーナーの少ない高速コースには強いが、峠のようなストレートの短い・タイトコーナーの多いコースは得意とはしていないのである。
つまるところ直線番長というべき性格であり、ストレート主体の首都高が舞台の「湾岸ミッドナイト」ではかなりの活躍を見せている。その傾向はR33で特に顕著(頭文字Dでは本編未登場な上に『ブタのエサ』呼ばわりなど散々だったが、湾岸ではその直進安定性の高さが評価されていた)。
つまるところ直線番長というべき性格であり、ストレート主体の首都高が舞台の「湾岸ミッドナイト」ではかなりの活躍を見せている。その傾向はR33で特に顕著(頭文字Dでは本編未登場な上に『ブタのエサ』呼ばわりなど散々だったが、湾岸ではその直進安定性の高さが評価されていた)。
2 中里自身のメンタル面の問題

中里自身の難点としては、メンタルにムラがあり、キレやすいのが弱点である。
それでも彼の名誉のために言うが、スカイラインGT-R特有の4WDシステム『アテーサET-S』を乗りこなす技術は相当なレベルである。
同じ頭文字Dの中でも言われているが、基本的にGT−Rの独自のシステムである『アテーサET−S』は「通常はFRで走らせる」「必要な時だけ4WDに切り替える」というシステムであり、テールスライドを感知するとフロントの駆動を行うため、ドリフト走行は難しい。しかし、上で指摘した通り、曲がりにくいクルマである。中里はそこをブレーキング操作による荷重移動をしっかりと行い、そこを正確なステア操作で走らせ、後はトラクションがかかりやすく安定しやすいGT−Rの特性を活かして立ち上がらせているのである。よく、アンダーが出てしまう原因としては、そうした荷重移動をしっかり行えてなかった事が原因なのである。そう考えると常に適切な荷重移動を行えているのは優秀であると言える。
この動画でも土屋圭市氏曰く、曲がりづらいGT−Rは『最小限のカウンターでのドリフト走行』で素早く向きを変えて走らせた方が速いとしている。
中里当人もしばしば「ドリフトを卒業した走り屋がグリップで走るのが一番速い」と口にしているが、彼自身かつてS13に乗っていた時期にドリフトを一通り経験済。さらにドラマCD版ではチームメンバーのS13を借りてドリフトを披露していたことから、ドリフトを熟知してその欠点を把握した上でそれを否定しているのである。そのため彼の理想の走りが上記動画の『最小限のカウンターでのドリフト走行』を指している可能性は高い。
周囲の人間からもその技術はある程度評価されており、啓介戦では「公道のGT-R使いとして完成の域にあった」と説明されている。また涼介からは「でかいクチたたくだけあってうまい」、啓介からも「(ヘビーなGT-Rでのダウンヒルについて)すげー根性してるぜ」、「GT-Rの性能に乗せられているだけのヘボじゃねぇ」と評価されており、決してヘタというわけではなく、一人の人間として肝心な場面でのメンタルがちょっとだけ弱いだけである。
冷静な荷重移動と、足回りのマネージメントさえしっかり適切に行っていれば、こんな事にはならない。GTユーザーもGT−Rやランエボといった曲がりにくい4WD車に乗る際は心得ておくように。中里は4WD乗りの反面教師だと言える。
同じ頭文字Dの中でも言われているが、基本的にGT−Rの独自のシステムである『アテーサET−S』は「通常はFRで走らせる」「必要な時だけ4WDに切り替える」というシステムであり、テールスライドを感知するとフロントの駆動を行うため、ドリフト走行は難しい。しかし、上で指摘した通り、曲がりにくいクルマである。中里はそこをブレーキング操作による荷重移動をしっかりと行い、そこを正確なステア操作で走らせ、後はトラクションがかかりやすく安定しやすいGT−Rの特性を活かして立ち上がらせているのである。よく、アンダーが出てしまう原因としては、そうした荷重移動をしっかり行えてなかった事が原因なのである。そう考えると常に適切な荷重移動を行えているのは優秀であると言える。
この動画でも土屋圭市氏曰く、曲がりづらいGT−Rは『最小限のカウンターでのドリフト走行』で素早く向きを変えて走らせた方が速いとしている。
中里当人もしばしば「ドリフトを卒業した走り屋がグリップで走るのが一番速い」と口にしているが、彼自身かつてS13に乗っていた時期にドリフトを一通り経験済。さらにドラマCD版ではチームメンバーのS13を借りてドリフトを披露していたことから、ドリフトを熟知してその欠点を把握した上でそれを否定しているのである。そのため彼の理想の走りが上記動画の『最小限のカウンターでのドリフト走行』を指している可能性は高い。
周囲の人間からもその技術はある程度評価されており、啓介戦では「公道のGT-R使いとして完成の域にあった」と説明されている。また涼介からは「でかいクチたたくだけあってうまい」、啓介からも「(ヘビーなGT-Rでのダウンヒルについて)すげー根性してるぜ」、「GT-Rの性能に乗せられているだけのヘボじゃねぇ」と評価されており、決してヘタというわけではなく、一人の人間として肝心な場面でのメンタルがちょっとだけ弱いだけである。

3 漫画ならではの展開上の都合
これは漫画の展開上の演出……というのは少し理由付けとしては申し訳ない理由だろう。でもこの作品はあくまで『クルマのスペックなんかよりドラテク史上主義』の作品である。
それに加えて、『ドリフト走行とグリップ走行、どちらが速いか?』という論議のテーマも含む。この話題は今でも議論のテーマになっており、『ドリフト走行』派はFR車やMR車を選ぶ訳だし、『グリップ走行』派は4WD車を選ぶのが通説である。
また、4WD車を選ぶ理由の一つとしては公道を競うラリーの車が採用しているから、という理由もあるだろう。しかし、頭文字Dはそうした通説に異論を唱える『ドリフト走行』、後輪駆動車で勝つロマン派の作品なのである。実を言えば現実ではドリフト走行よりグリップ走行の方が速い。ただし、ドリフトといっても、カウンターを激しく当てるようなドリフト走行ではなく最小限度のカウンターでのドリフト走行が速く、また先に述べたようにグリップ走行にも利点があるのでグリップとドリフト(最小限のカウンター)を使い分ける事が大切なのである。
話を戻すとすれば、ロマン主義の作品である頭文字Dのストーリー面での展開上として主人公の拓海はFR車の代表である故に、GT−Rを始めとしたカウンターカルチャーであるハイスペックな4WD車は強敵にならざるを得ない存在である。その後もエンペラーのランエボや、文太が持ち込んだインプレッサも拓海にとっては超えるべき壁となった。中里にせよエンペラーにせよ、4WDを絶対とみなしFRを否定するかのような発言が目立っていたが、4WDという強敵をブッ飛ばすか弱いFRの姿に、読者はワクワクさせられたのである。残念ながら、中里はそうした車と主義を選んだ以上、敗者にならざるおえなかったのである。

アンダー王の由来の元ネタについて
知らない人のためなぜそもそも彼に王が付くかというとTVアニメ版で彼の声を演じている声優、檜山修之さんが主演を務めた「勇者王ガオガイガー」で勇者王と呼ばれていたため。
他にも檜山修之さんが演じたキャラクターでは「機動戦士ガンダム SEED」のムルタ・アズラエルでは盟主王と呼ばれている事も。
そんな檜山修之さんのお姿はこちら。声のイメージと実際の姿のギャップに驚いただろうか?
余談だが、檜山修之さんは声優の同業者の間でも絶叫演技の印象が強いが、あまりその方面でいじられると、「俺は叫びしかできないわけじゃないぞ」と反論することもしばしば。
事実、「ガサラキ」の豪和ユウシロウや「アーマード・コア」でナインボールこと、ハスラー・ワンなど、口数が少なく叫ばない「冷めたキャラ」でも存在感を発揮しているのでぜひ触れる機会があれば、聞き比べて欲しい。きっと「声優さんってすげぇな」と思うはず。
他にもゼルダの冒険シリーズでの大人リンクの声やスーパー戦隊や仮面ライダーシリーズの怪人役の声でもお馴染み。
また新しい作品では『キャップ革命ボトルマンDX』の 金士師レオ の役でもやっており、ガオガイガー繋がりか、ライオン(獅子)のボトルマンを操り、こちらでは劇中で殲滅王と呼ばれている他、「仮面ライダーガッチャード」ではスチームライナー役を演じている。大きな子供達も、現役のちびっ子達も皆、中里の声を演じた檜山修之氏の声はあらゆる世代のファンを虜にしていると言えよう。
余談だが、檜山修之さんは声優の同業者の間でも絶叫演技の印象が強いが、あまりその方面でいじられると、「俺は叫びしかできないわけじゃないぞ」と反論することもしばしば。
事実、「ガサラキ」の豪和ユウシロウや「アーマード・コア」でナインボールこと、ハスラー・ワンなど、口数が少なく叫ばない「冷めたキャラ」でも存在感を発揮しているのでぜひ触れる機会があれば、聞き比べて欲しい。きっと「声優さんってすげぇな」と思うはず。
他にもゼルダの冒険シリーズでの大人リンクの声やスーパー戦隊や仮面ライダーシリーズの怪人役の声でもお馴染み。

また新しい作品では『キャップ革命ボトルマンDX』の 金士師レオ の役でもやっており、ガオガイガー繋がりか、ライオン(獅子)のボトルマンを操り、こちらでは劇中で殲滅王と呼ばれている他、「仮面ライダーガッチャード」ではスチームライナー役を演じている。大きな子供達も、現役のちびっ子達も皆、中里の声を演じた檜山修之氏の声はあらゆる世代のファンを虜にしていると言えよう。
なお新劇場版の中里は新たに「テニスの王子様」の跡部景吾や「Fate/stay night」のアーチャー役などで知られる諏訪部順一氏が担当しており、グランツーリスモシリーズにおいてもクルマ紹介ナレーションを担当していた事も。
後に頭文字Dの続編である「MFゴースト」においてもフェラーリ・488GTBを操る赤羽海人役を務めている。(人によっては中里よりも湾岸ミッドナイトのフェラーリ乗りである石田義章を連想するかもしれない)
後に頭文字Dの続編である「MFゴースト」においてもフェラーリ・488GTBを操る赤羽海人役を務めている。(人によっては中里よりも湾岸ミッドナイトのフェラーリ乗りである石田義章を連想するかもしれない)

「元気いいなぁ……だが何か忘れちゃいないか?」
中里と同じナイトキッズの庄司慎吾についてのコーナー
「このバトルの結末はダブルクラッシュと行こうぜ‼︎」
彼と同じ「妙義ナイトキッズ」に所属する庄司慎吾についても解説する。こちらの彼はEG型のホンダ・シビックに乗り、「ホンダのB16エンジンはNA最強のエンジンだ」とか言うホンダ愛好家の一人。

彼と同じ「妙義ナイトキッズ」に所属する庄司慎吾についても解説する。こちらの彼はEG型のホンダ・シビックに乗り、「ホンダのB16エンジンはNA最強のエンジンだ」とか言うホンダ愛好家の一人。
だが、まるで現実の日産とホンダの如くチームリーダーの中里とは仲が悪く、「おもしれーアイディア」としてステアリングに右手をガムテープに固定してバトルをする、危険な「ガムテープデスマッチ」なるものを行わせた挙げ句に勝てそうにないからと「ダブルクラッシュ」なる同士討ちの事故を狙って幅寄せ行為を仕掛けようとした、リーダーの中里にも負けず劣らずのネタにされる人物。
こいつのせいで、実際に彼と同じ赤いEG型のシビックに乗っていたドライバーが煙たがれる事になる風評被害を引き起こし、彼と同じホンダ好きな人にとってもホンダ愛好家のイメージを悪くしてしまうような恥さらしな迷惑な人間でもある。
なお彼のやった二つの行為は本当に実際にやっちゃいけない行為。この人は走り屋としての資格以前に、公道を走るドライバーとしての資格など全く無いと言える、悪い手本のような人である。
土屋圭市は彼が言う「おもしれーアイディア」というガムテープデスマッチを「危険なもの」だとおっしゃっています。良い子は本当に真似しちゃダメ。
こいつのせいで、実際に彼と同じ赤いEG型のシビックに乗っていたドライバーが煙たがれる事になる風評被害を引き起こし、彼と同じホンダ好きな人にとってもホンダ愛好家のイメージを悪くしてしまうような恥さらしな迷惑な人間でもある。
なお彼のやった二つの行為は本当に実際にやっちゃいけない行為。この人は走り屋としての資格以前に、公道を走るドライバーとしての資格など全く無いと言える、悪い手本のような人である。
土屋圭市は彼が言う「おもしれーアイディア」というガムテープデスマッチを「危険なもの」だとおっしゃっています。良い子は本当に真似しちゃダメ。
ちなみにTVアニメ版で庄司慎吾の声を演じた声優、藤原啓治氏は以前のクレヨンしんちゃんのお父さんの声や、「ガンダム00」で“ところがぎっちょん!”とか言うセリフを言う戦争好きな傭兵とかを演じていたが、残念ながら2020年に癌のため亡くなってしまった。合掌。

ナイトキッズの2人の進化系?

星野はR34GT−Rに乗るが、中里とは違いグリップ走行のみではなくドリフトもこなす。
さらにTVアニメ版のFourth Stage及びBATTLE STAGE2にて中里毅のテーマであるユーロビート『Back on the rocks』が使用されたが、 「頭文字DにおけるスカイラインGT-Rのテーマとしての意味合いがあり使用した」とアニメ版のプロデューサーがコメントしている。 (※ただし死神GT−Rの北条の時には使用されなかった)
さらにTVアニメ版のFourth Stage及びBATTLE STAGE2にて中里毅のテーマであるユーロビート『Back on the rocks』が使用されたが、 「頭文字DにおけるスカイラインGT-Rのテーマとしての意味合いがあり使用した」とアニメ版のプロデューサーがコメントしている。 (※ただし死神GT−Rの北条の時には使用されなかった)
一方城島は庄司慎吾と同じホンダ乗りでS2000に乗る。左手をシフトノブ、右手をステアリングホイールから離さない『ワンハンドステア走法』を体得しており、『ゴッドアーム』の異名を持つ。
一見すると庄司慎吾が使ったセルフガムテープデスマッチと呼べそうな縛りプレイに見えるが(本編でもガムテープデスマッチとの類似性を解説していた)そのこころは全ての状況を自分の盤石のコントロールの下に置いているという自信と事実にある。
一見すると庄司慎吾が使ったセルフガムテープデスマッチと呼べそうな縛りプレイに見えるが(本編でもガムテープデスマッチとの類似性を解説していた)そのこころは全ての状況を自分の盤石のコントロールの下に置いているという自信と事実にある。
また一見走行ラインには無頓着な走りをしているように見えるが、これは「タイヤさえ使い切ればどんな走行ラインでもタイムは同じ」という理屈から来ているもので、ドリフトでもグリップでもない両方の中間で走るという。事実城島はコーナーで毎回違うライン取りをしながらもほとんどタイムを揃える事ができ、この神業とも呼ばれる走り方を彼は20年以上続けている。
ナイトキッズの2人もさらに腕を磨けばこの2人にたどり着くだろうか。
後継的存在?


登場当初の開幕戦では予選でポールポジションを獲得し、本作最大のライバル的存在であるミハイル・ベッケンバウアーの追撃をかわせる唯一の存在として目されたのだが、蓋を開けてみればベッケンバウアーに辛辣な評価を下され完敗。開幕戦は結果的に2位という好順位で終えたもののこの敗北以降、ラウンドが進むごとにどんどん下位にへと沈んでいってしまう。
また作中まともにオーバーテイクするシーンが一度としてなく(*2)、挙句の果てにはプレッシャーをかけられクラッシュしてしまい(しかも中里と同様リアフェンダー周りをぶつける)、ラウンド終盤にはすっかり自信をなくしてしまって引退を仄めかすなど、見事なまでの凋落っぷりを見せてしまっている。
中里同様ボロクソ気味な紹介になってしまったが、彼も決してヘタというわけではない。車の性能を活かした安定感のある走りを見せており、「追いつく事はできても、抜く事は難しい」と評され、彼に苦戦するドライバーが度々見受けられる。石神の911をあっさりオーバーテイクできるドライバーが異常ってだけなのだ。

中里同様ボロクソ気味な紹介になってしまったが、彼も決してヘタというわけではない。車の性能を活かした安定感のある走りを見せており、「追いつく事はできても、抜く事は難しい」と評され、彼に苦戦するドライバーが度々見受けられる。石神の911をあっさりオーバーテイクできるドライバーが異常ってだけなのだ。