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スマイレージ(ヨコハマタイヤのキャラクター)

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スマイレージ
英名 Smileage
生年月日 1963年頃から使われたそうな
備考 錆びると怖い。元々BFグッドリッチで使われていたキャラクター

概要

ご年配の方には「ヨコハマタイヤ」と言うと『ADVAN』よりもこちらの方を思い浮かべる人もいるという、かつてヨコハマタイヤのマスコットを務めていたキャラクター。まんまタイヤに顔を描いたという『Wow!simple!』な直球なデザイン。信じられないがこれが昭和時代のセンス感覚なんだ。
そんな彼(?)には役割があり、かつてヨコハマタイヤの専門ショップである「スマイルショップ」の看板のロゴマークの役割であり、現在のオートバックスのように、1960年代〜70年代頃の日本のカーライフを支える頼もしいお供として存在していたのだ。
※写真はイメージの模型
が、1980年代後半に入るとヨコハマタイヤは『ADVAN』を中心としたパフォーマンス重視のプロモーションとなったため、スマイルショップ共々このキャラクターの役割も終えてしまった。そうなると………。

こうなる。
看板の製作方法の都合上、表面処理をせずに長い事風雨に晒されると目と口の部分周辺から塗装が剥げはじめ、錆が生じる。
生じた錆はどんどん下方へと重力で移動していき、このような事態となる。
鉄板に直に書いてあり、なおかつ表面処理が無く、そして手入れがされていない場所で見られる事が多い。
かつて「スマイルショップ」が置かれていたであろう、古びて寂れた自動車関係の施設(もしくはそういった施設跡・廃工場など)でよく見られ、 異常な不気味さを醸し出すのに一役買っている。
そのあまりにもの気味の悪さに、この錆びた看板の顔がトラウマとなった子供達も当時いたそうで、 別の意味でも記憶に残っている人はそれなりにいるようである。かつて愛されていた彼が子供のトラウマになってしまったとは、何とも可哀想である。

そんな彼は実は元々他社のキャラクターだった事はご存知だろうか。
元々アメリカのタイヤ&ゴム会社「BFグッドリッチ」の登録商標であり、1957~58年くらいからこのマークを使い始めていたのである。
BFグッドリッチと橫濱電線製造(現・古河電工)の合弁会社として橫濱護謨(ごむ)製造(「横浜ゴム」へ改称したのは1963年。
「ヨコハマタイヤ」は、横浜ゴムのタイヤ販売会社名兼ブランド名)が設立された時、 「これ日本でもマスコットとして使えるんじゃね?」と採用したものであった。
更にこの異様な外見から、日本では比較的長い間居座っていたにも拘らず、 海外では大して浸透せずに撤去されていったという驚きの事実が発覚した。これを使っていた日本人って、一体なんなんだ。
そんな彼だが、近年ではヨコハマタイヤの公式のSNSのPRキャラクターとしても活躍している。時代は変われど、彼が表現していた親しみやすいイメージは変わらないのである。

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