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シボレー コルベット一覧

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シボレー コルベットは、シボレーが1953年に生産を開始して以来、70周年を迎えた現在に至るまで生産され続けているアメリカを代表するスポーツカーである。その歴史は非常に長く、同一の名を名乗る車種としては世界的に見ても同社のフルサイズSUV「サバーバン」に次ぐ年齢を重ねており、スポーツカーとしてはダントツで世界最古である。その進化を追っていくと、その時代が求めるスポーツ性を模索して変化していることがわかる。
グランツーリスモシリーズでは8世代にわたるコルベットが収録されている。GT7ではC5コルベット以外の世代が登場している。

もくじ
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グランツーリスモシリーズのコルベット一覧


第一世代 (C1)

1954年–1962年の期間に生産。
シボレー初の2シーターレイアウトのオープンスポーツカーとして生まれたが、当初は純粋なスポーツカーというより、スポーツカーと先進的イメージを押し出した“雰囲気車”のような感は否めなかった。
だが、度重なるマイナーチェンジによりパワーを増していき、後のコルベットにも繋がっていく独自のフォルムへと変化していった。


第二世代 (C2)

1963年–1967年の期間に生産。
スティングレイレーサーのデザインを元にした結果、初代とはガラッと印象が変わったデザインに。パフォーマンスも強化され、最終的に排気量7L近い大排気量のエンジンも搭載。同時期に生まれたマッスルカーとも競い争うパワーを得た。


第三世代 (C3)

1968年–1982年の期間に生産。
大胆に膨らんだ前後フェンダーとくびれたように見えるボディ中央部がコーラのビンを連想させたことから、“コークボトル”の愛称で呼ばれている。このデザインは、このモデルを最後にデザイナーを引退したビル・ミッチェルと日系人ラリー・シノダがデザイン・スタディとして生み出したマコシャーク(Mako Shark)が原型で、そのデザインをほぼ踏襲している。
マッスルカー黄金期の時代にちょうどデビューしたが、その後のオイルショックの影響や規制によりパワーダウンを強いられる事になった。後期型になった頃には、日本ではスーパーカーブームの中の一台としても扱われたこともある。
アメリカでは俳優や宇宙飛行士など様々な著名人からも愛されており、歴代モデルの中でも最も人気の高い一台でもある。


第四世代 (C4)

1983年11月–1996年の期間に生産。
1983年の前中期をテスト期間として43台ものテストカーを費やし、満を持して1983年末に登場したが、予定より開発がずれこみ1984年型と銘打って生産を開始しているため、事実上1983年型のモデルは存在していない。
デザインはヨーロピアンな要素が強いデザインとなり、第七世代までこのデザインの特徴は受け継がれていく。
また、49:51とスポーツカーとしてほぼ理想的な前後重量配分を実現したり、後にロータスによるエンジンチューンなどが加えられたモデルも登場したりと、これまでのパワー一辺倒なマッスルカー的性格の強いものから全体的な走りのパフォーマンスの向上に努めるようになった。コルベットにとっては大きなターニングポイントである。


第五世代 (C5)

1997年–2004年の期間に生産。
C4型のデザインのイメージを踏襲しつつもより流線的なものへと変化。前後重量配分を50:50に近づけ、鋭く素直なステアリング応答性を実現したりと、C4型から始まった近代的なハイパフォーマンススポーツカー路線の流れをより洗練化。この頃にはこの世代で本格的なレース活動も行なっていたりと、より欧州のスーパーカーに対抗する意識を感じさせるものとなった。


第六世代 (C6)

2005年–2013年の期間に生産。
衝突安全性や軽量化の視点からリトラクタブル・ヘッドライトは廃止され、吊り目型の固定式ヘッドライトが採用された。デザインでは曲面で構成されていたC5型と比較し、よりエッジの利いたラインで構成された力強いスタイリングとなった。運動性向上のために車体のダウンサイジングも行われている。


第七世代 (C7)

2014年–2019年の期間に生産。
C2・C3型に使われた「スティングレイ」の愛称が復活した。パフォーマンス面も強化され、パワーと低燃費を両立させた先進的燃焼システムを採用し、最大トルク610N・mと最高出力335kW(450HP)を発揮する。0-60mph加速は4秒以下であり、コーナリング時の最大横Gは1Gを超える程の性能を備えている。
スーパーカーと呼ぶにも相応しい性能へと昇華したが、まだ古典的なロングノーズ・ショートデッキのフォルムを保っている。


第八世代 (C8)

2020年から生産されている現行の世代。
コルベットも参戦している国際的なGTレースの舞台で、欧州のミッドシップスポーツカーに対抗するために伝統のフロントエンジンレイアウトを廃してミッドシップエンジン化を果たす革命的なモデルとして登場した。
ミッドシップ化は更なるパフォーマンスの向上をもたらし、前モデルのC7で培ったパフォーマンスの強化を新たな領域へと導かせた。
Z06に搭載される新世代スモールブロック、5.5LDOHCの「LT6」そしてそれにツインターボを付け加えたZR1用「LT7」も存在し、コルベットの固定概念を崩したのがこのC8コルベットである。
さらに、コルベット初の四輪駆動かつハイブリッドカーである「E-Ray」が追加されるなどの更なる革新も行われており、まさに新世代のコルベットとして走っているのである。


その他

第一世代と第二世代の間に製造されたレーシングカーモデル。

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