富士スピードウェイ | ||
![]() Image Credit : Gran-turismo.com | ||
英名 | Fuji Speedway | |
---|---|---|
タイプ | 実在コース | |
国籍 | 日本国 | |
登場 | グランツーリスモ4 プロローグ グランツーリスモ4 グランツーリスモ5 プロローグ グランツーリスモ(PSP) グランツーリスモ5 グランツーリスモ6 グランツーリスモSPORT グランツーリスモ7 | |
備考 | 霊峰富士の麓に伸びる鈴鹿と並ぶ伝統のあるサーキット |
概要
霊峰富士の麓に伸びる、鈴鹿サーキットと並ぶ日本屈指のサーキットで、約1.5Kmのロングストレートでは300km/hに到達するようなハイスピードサーキット。コースの設計段階では、NASCAR開催を前提としてモビリティリゾートもてぎで見るようなアメリカ式のオーバルサーキットとして想定されていたそうで、1974年にレース中に発生した死亡事故が起きるまでは傾斜角30度が付いたバンク、通称「富士30度バンク」がレイアウトの一部として存在していた。
なお1979年に、後述のグラチャンレースにおける暴走族集結を懸念した御殿場の青年会議所と当時の静岡県知事により、三菱地所を巻き込みサーキットを廃止しリゾート計画をブチ上げていた。が、それに対抗してレーサーやレース関係者ら、果ては敷地の地権者までもを巻き込み、三菱地所や行政に対抗して廃止反対運動を大々的に展開した事もあり、静岡県知事交代と同時に存続が決定。のちの2000年にトヨタが買い取り、2005年にF1開催も可能なレベルのサーキットへとリニューアルし、(鈴鹿がFIA認可改修中だったため)2007・2008年のF1日本グランプリの舞台となった。
なお1979年に、後述のグラチャンレースにおける暴走族集結を懸念した御殿場の青年会議所と当時の静岡県知事により、三菱地所を巻き込みサーキットを廃止しリゾート計画をブチ上げていた。が、それに対抗してレーサーやレース関係者ら、果ては敷地の地権者までもを巻き込み、三菱地所や行政に対抗して廃止反対運動を大々的に展開した事もあり、静岡県知事交代と同時に存続が決定。のちの2000年にトヨタが買い取り、2005年にF1開催も可能なレベルのサーキットへとリニューアルし、(鈴鹿がFIA認可改修中だったため)2007・2008年のF1日本グランプリの舞台となった。


30度バンクがあった頃の富士でのレースの映像。上の写真や映像から見てもかなりの角度の付いたバンクカーブだと実感出来る。この30度バンクは今でも一部が残っていて、歩くことは可能。

1976年に行われたF1世界選手権inジャパンでのレースの模様。
1966年のオープン以来、古の日本グランプリから富士グランチャンレースといった古今東西の国内外のビッグイベントが開催され、幾多の名勝負を演出してきた。コースは、富士の名物ともいえる約1.5Kmのロングストレートを経て、前半は中・高速コーナー中心のハイスピードセクション、後半は上り勾配のテクニカルセクションという構成。前半と後半で特性が大きく異なるため、運転技術だけでなく、クルマのセットアップも重要になるサーキットだ。
ちなみに、頭文字DではサイドワインダーのNSX乗りの弟の北条 豪と、死神GT−Rで恐れられていた兄の北条 凛ら2人はここの走行会で名の知れた存在であり共に『富士の北条兄弟』と呼ばれていて、兄弟2人の腕を磨いた地でもある。(またチーム・スパイラルの池田竜次もここでのレース経験がある)
imageプラグインエラー : 画像を取得できませんでした。しばらく時間を置いてから再度お試しください。なお、2022年秋には富士スピードウェイの近くにトヨタの手によって作られた富士スピードウェイホテルが設立された。ハイアット・ホテルズ・コーポレーションの系列会社が運営する、ハイアットの日本初上陸ブランド「アンバウンドコレクション by Hyatt」のホテルで、客室はバルコニーまたはテラス付きの全120室でサーキットが間近に見えるし、「富士モータースポーツミュージアム」が併設されて様々なレーシングカーの名車が展示されている。ぜひ富士スピードウェイに訪れる機会が有れば見て欲しい。(※ただしレースウィークは実質的にチーム関係者専用になるかもしれないので注意)
↑グランツーリスモ7内でもVer.1.32よりホテルが風景に追加された。


2023年8月には、ルーキーレーシングのお隣にShade Racingのファクトリーが建設された。
さらに、2024年7月26日に公開予定の映画『爆上戦隊ブンブンジャー 劇場BOON! プロミス・ザ・サーキット』のロケ地としても登場している。
グランツーリスモ4では旧レイアウトも収録していたが、5以降はリニューアル後の「富士スピードウェイF」 と「F」後半の一部をショートカットした「富士スピードウェイGT」レイアウトのみの収録となっている。
4以降コース改修の関係で旧レイアウトを取材できないための処置と思われる。また4では新旧両方が収録されたが、取材が工事中だったため、工事が終わっていない部分については図面から直にモデリングされたとか。
GT7における富士スピードウェイのレースの映像。
レイアウト
富士スピードウェイF | ||
英名 | Fuji Speedway F | |
---|---|---|
全長 | 4563m | |
ストレート | 1475m | |
高低差 | 37m | |
コーナー数 | 16 | |
道路 | 舗装 | |
ピット | ある | |
天候変化 | なし(GT~GT6) | |
時間変化 | なし(GT~GT6) あり(GT7) | |
登場 | グランツーリスモ4 グランツーリスモ5 プロローグ グランツーリスモ(PSP) グランツーリスモ5 グランツーリスモ6 グランツーリスモSPORT グランツーリスモ7 | |
備考 | あれば記入 |
ほとんどのコーナーにネーミングライツが付与されていて、それがブランド方針でちまちま変わる。
2023年現在、上の画像との変更点は「1コーナー=TGRコーナー」「100R=グリーンファイト100R」「ヘアピン=アドバンコーナー」「ネッツコーナー=GRスープラコーナー」である。
なおオフィシャルタイヤサプライヤーがミシュランとグッドイヤーであるWEC開催時には、ヘアピンのアドバン看板は全部トタルに再ラッピングされたりする。
2023年現在、上の画像との変更点は「1コーナー=TGRコーナー」「100R=グリーンファイト100R」「ヘアピン=アドバンコーナー」「ネッツコーナー=GRスープラコーナー」である。
なおオフィシャルタイヤサプライヤーがミシュランとグッドイヤーであるWEC開催時には、ヘアピンのアドバン看板は全部トタルに再ラッピングされたりする。
ちなみに国際格式のレース以外にも、1月の恒例行事として「ママチャリでコースを爆走する」スーパーママチャリGPなるものも存在する。
解説
富士スピードウェイGT | ||
英名 | Fuji Speedway F | |
---|---|---|
全長 | 4526m | |
ストレート | 1475m | |
高低差 | 37m | |
コーナー数 | 14 | |
道路 | 舗装 | |
ピット | ある | |
天候変化 | なし(GT~GT6) | |
時間変化 | なし(GT~GT6) あり(GT7) | |
登場 | グランツーリスモ4 グランツーリスモ5 プロローグ グランツーリスモ(PSP) グランツーリスモ5 グランツーリスモ6 グランツーリスモSPORT グランツーリスモ7 | |
備考 | あれば記入 |
解説
11コーナーと12コーナーをショートカットするルート。ただ現実のレースでこのレイアウトが使われることはほとんどない。
ただ11-12コーナー間の路面が剥がれてしまったことが一度あり、その時には応急措置としてこちらのレイアウトでレースが行われた事はある。
ただ11-12コーナー間の路面が剥がれてしまったことが一度あり、その時には応急措置としてこちらのレイアウトでレースが行われた事はある。