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ハマの黒ヒョウ

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「そろそろ横浜でならしたハマの黒ヒョウの出番だな」

ハマの黒ヒョウ(河崎良)
英名 Hamanokurohyō
年齢 不明
国籍 日本
職業 不明
愛車 ランボルギーニ カウンタック LP400 '74

概要


池沢さとし氏の漫画 「サーキットの狼」 に登場する、主人公のライバルの一人で噛ませ犬。横浜出身の走り屋で暴走族連合の総元締め(ピーターソン談)で黒色のカウンタックLP400に乗るリーゼントパーマのナイスガイ。ちなみに本名は作中には出て無いがDVD BOOK 「池沢早人師 サーキットの狼・俺が愛したスーパーカー列伝 Vol.01」によると河崎良だという。
初登場は公道グランプリ編から。なんと彼はエントリーして無いのにもかかわらず「カスは相手にしない」としてコースの途中で勝手にレースに乱入するというこの勿体ぶった登場の仕方で登場。如何にも強敵登場か、という雰囲気だが明らかに小物&噛ませ犬感が匂っている。
ピーターソンからはすでにその気配を察知し格下扱いされて完全に見切られてしまう。
そして三番目のコーナーでクラッシュ。主人公の風吹裕矢とは一切バトルを繰り広げておらず、登場から僅か2週でリタイヤしてしまういきなりの噛ませっぷり…。

クラッシュした後、彼は炎上するカウンタックを見ながら「いいマシンに乗るより腕をみがくほうが先か」と台詞を吐く。当時としてもかなり高価なカウンタックが燃えているのにもかかわらず冷静でいる彼のハートも驚かされるが、その台詞はそりゃ当然だろ。さすがに、これで性能が良いが乗りこなすのが難しいカウンタックに懲りて別のクルマに乗り換えて腕を磨く事に専念するかと思いきや……。
まさかの同じ黒色のカウンタックで再登場。
そんな台詞を吐いたのにもかかわらずに筑波サーキットA級ライセンス編で黒いカウンタック(買い直したか修理したかは不明だがどちらにせよその費用はどうしてるんだろうか?カウンタックだからアルバイト程度じゃ絶対維持するのも無理だろうが…。)で再登場して以降、ずっと同じ黒色のカウンタックで登場し準レギュラーと化すが、出てくるたびにリタイヤかクラッシュしてる噛ませ犬キャラが定着する。 それも間抜けなエピソードばかりで、「周回遅れのくせにトップグループとバトルしわざと早瀬のポルシェを抑える(※周回遅れなんだから道譲らなきゃダメだろ。しかもこんなレースマナーに反する事したのにもかかわらずA級ライセンスを得られている……いいのか?)」(筑波Aライ模擬レース)
「せっかくレーシング仕様に改造したのにレース終盤で疲れて海に沈没しクラッシュ」(流石島レース)
またレースにエントリーして無いのに勝手に乱入、わずか一周でスピンアウトしてリタイヤし、読者から『おまえ一体何しに来たんだよ?』感の強い登場をしたり……。(こうなるとただ主人公達を邪魔しようとしている、というかただのストーカーに見える)
世間を騒がせる偽カウンタックLP500とフェラーリ512BBに同じカウンタック乗りとしてのプライドというか汚名返上とばかりに子供達の目の前でバトルを挑むが…。
あっさり撃沈。
炎上クラッシュし子供達からも心配される。(この時はちゃんと生きていましたけども)

そんなかっこよく登場したのに噛ませ犬っぷりな出オチ感のあるキャラクターはある意味ギャグ、(というか『ハマの黒い噛ませ犬』とかと揶揄されてしまいそうだ)と化したが、そんな彼にも最後の時が来る。舞台はル・マン・イン・ジャパンレース編。日光ルマン・イン・ジャパンにて独自にシルエットフォーミュラ化して改造したカウンタックで出場。さすがにこれはカッコいいぜ!と思ったが、トンネル出口で……。
ハマの黒ヒョウ、散る………。
最後も彼はクラッシュ、そして炎上という形で出番を終える。だが、はっきり本編に「死んだ」とは書いてはおらずその直接的な描写が無かったので(風吹や早瀬のセリフはレース中の思い込みと解釈する事も出来る)、この事故で瀕死の重症を負ってしまいレーサーとしては再起不能になってしまったが、生存している可能性もあると見れば希望はある。そう考えると何処かで未来の若いランボルギーニ乗りを育てているかもしれない。
とはいえ、なぜ池沢さとし先生は当時子供からスーパーカーブームの主役というべきクルマであったカウンタックをこんな噛ませ犬のようなキャラクターに乗せたのだろうか?ちなみに壊したカウンタックは合計3回。同じ黒いカウンタックを愛し続け、日本一カウンタックを壊した男でもあった。
後の頭文字Dの中里毅と色々共通している点も多いし、共に黒色で漫画連載当時では高性能なクルマで人気があったし(カウンタックはスーパーカーブームの中でも主役であり、中里のR32もR33が出ていたがまだ人気は高く性能も国産スポーツカーでは一級品)作中では結果は残していないが腕はそれなりに良い(ハマの黒ヒョウもリタイヤしたとはいえど筑波でA級ライセンスを取っているし中里もスカイラインGT-R特有の4WDシステム『アテーサET-S』を乗りこなす技術は相当なレベルであり、啓介戦では「公道のGT-R使いとして完成の域にあった」と説明されている。また涼介からは「でかいクチたたくだけあってうまい」、啓介からも「(ヘビーなGT-Rでのダウンヒルについて)すげー根性してるぜ」、「GT-Rの性能に乗せられているだけのヘボじゃねぇ」と評価されており、決してヘタというわけではなく、一人の人間として肝心な場面でのメンタルがちょっとだけ弱いだけである。)と実に似ている。もしかしたらハマの黒ヒョウは中里毅の原型となったキャラクターだと言えるだろう。
ぜひサーキットの狼がアニメ化したら檜山さんの声で聞きたい。アニメ独自の台詞で『カウンタックはスーパーカーの絶対王者だ!』とか言いそう…。

彼に関連しそうな人達


  • 大石代吾(MFゴースト)

頭文字Dの正式的な続編である漫画「MFゴースト」でランボルギーニに乗るドライバー。裕福な家庭に生まれており、実家の資金力にものを言わせる姿勢から、瞬など一部のドライバーたちからは嫌われている。
ハマの黒ヒョウとの共通点は肝心な場面でついてないという点。MFGの競技のルールでランボルギーニは不利となってしまう点もあり、彼はいつもウラカンの車体のデカさでブロックとかしてなんとか抜かせないようにしたりしているが主人公の片桐夏向ことカナタ・リヴィントンらにあっさり抜かれてしまう。こちらも噛ませ犬のような存在となっている。令和のランボルギーニに乗る噛ませ犬。

  • 空山舜(漫画 カウンタック)

梅澤春人作による漫画『カウンタック』の主人公。彼の場合はハマの黒ヒョウと同じカウンタックLP400であるがもはやチートとしか思えん程の主人公補正で幸運を掴む男。カネなし女ナシのサラリーマンで、女からも振られた男だが、カウンタックを手に入れてからはさまざまな人たちと知り合い、刺激的な毎日を送るようになる。
さらに非常に高度なドライビングテクニックの持ち主で、ステージを問わず圧倒的な強さを見せ、初めて乗った車でも少し乗っただけですぐに順応し、自在に運転できるほどのテクニックを有する。走り屋時代の経験から峠道を攻めるのが一番好きで、レインバトルは得意だと語っている。
後に、自身が子供の頃に描いた「夢の車」ヒエロが、浦島グループの新型電気自動車として商品化され、大々的に世界に売り出されることになる。そのための新会社設立にあたり、浦島から「LP400を手放すことと引き換えに新会社の株式50%を与えられ、アメリカに移住して社長となる」「今まで通り、LP400と一緒に一サラリーマンとして暮らす」という、人生を大きく左右する選択肢を突きつけられる。「社長となる」という夢と「LP400」という夢のどちらを取るか苦悩するが、最終的にLP400との「絆」を信じて、いつの日か再会することを誓って手放し、アメリカに移住して社長となった。カウンタックを手に入れて人生が変わり社長になって人生の勝ち組となってしまうとは、なんか羨ましいというか、ちょっと憎しみすら湧いてくる。

  • 王者クンタッチ(極‼︎男塾)
↑左のコマにいる人物がクンタッチ。

ランボル星で行われている格闘大会「ウラカン」を三連覇している宇宙格闘界の王者。出身は地元ランボル星。という明らかにこちらもハマの黒ヒョウ同様に出オチ感のある設定のキャラクター。なんと、こちらはまさかの自身の体をカウンタックに変形させるという技を見せる。あんた、トランスフォーマーかよっ。
どうやら地球に来た時にカウンタックの美しさに惚れて、それを己の技に取り入れたという事らしい。つまりこいつも宇宙人でありながらカウンタックに惚れた男なのだ。
それと戦う主人公の剣獅子丸『魁‼︎男塾』の主人公剣桃太郎の息子であるはなんと対抗して通常は虎の氣を放つ技である「暹氣虎魂(しんきふうこん)」で、フェラーリBBの『氣』を出す。技でフェラーリ出してしまうキャラクターっていないぞ。ちなみに、これは剣桃太郎の愛車で、作者宮下あきら先生の愛車だったクルマだとか。ていうかこの漫画、『クルマ』の漫画じゃなくて『バトル』ものの漫画ですけど。
さらにこの謎のスーパーカー対決の後、王者クンタッチはなぜか『ジミ・ヘンドリクス』に変身。こちらも同じく地球に来た際に惚れたらしい。と、『ボボボーボ・ボーボボ』ばりに理解が追いつかない展開になる。ちなみに、 ジミヘンの方も作者の宮下あきら先生が若い頃に好きだったとか。
つまり、これも先生の『趣味』なんですよね、先生。

  • ドラン・ゴルギーニ(デュエル・マスターズ)

クンタッチ同様、人間……ではないが、名前の元ネタがもろ“ランボルギーニ”のもじり。種族はスーパーカー・ドラゴンと言う存在決してドラゴンカーS○Xで生まれた子供では無い!

だが、このカードが発表された時に、同じく他に発表されたカードのフレーバーテキストですでにやられているという“超高速のかませっぷり”を見せた。これも彼がランボルギーニをもじった名前を持って生まれてしまったが故の運命だろうか……。


そして映画「グランツーリスモ」にもハマの黒ヒョウを彷彿させるキャラクターが登場した。
主人公ヤン・マーデンボローのライバルドライバーであり、本作におけるヴィランの一人。演じる俳優はオランダで放映されたドラマ「ハイ・フライヤーズ」にて主演を飾ったヨシャ・ストラドフスキー氏。
バカみたいに金ピカなヤツことチームキャパのエースドライバーの一人で、チーム代表パトリスの息子。いわば金持ちの息子である。
そんな彼らが率いるチームキャパはランボルギーニ系のレーシングチームであり、ニコラスは劇中のGTカーレースにおいてはウラカンGT3を駆っている。

そんな彼の性格は非常に傲慢でプライドが高く、なおかつ勝つためなら手段を選ばない一面を持つとんでもない男。
また、元々自分のチームにいたジャック・ソルターがGTアカデミーに加入したのが癪に障ったのかマーデンボローといったゲーマーをやたら敵視しており、ヤンが劇中でFIAライセンスの獲得を賭けたGTカーレースにおいて 幅寄せにミサイルといったスポーツマンシップに欠ける行為 を平気で行うほど(ちなみにドバイ戦の直前、ゲーマーがモータースポーツに参戦することに対する質問をした記者に「ゲーマーは危険だ」と回答している。お前が言うな)。

ところが感情的になりやすい一面を持ち、追い詰められると無茶をするといった小物な一面があり、中盤のドバイ戦ではヤンがグランツーリスモで培ったテクニックを活かしたオーバーテイクに対し焦りを見せ無茶をした結果、モブのレクサス・RCに突っ込んでしまい派手にクラッシュする噛ませっぷりを見せている。

終盤のル・マンではプロトタイプクラスで出場したためランボルギーニではなくリジェのプロトタイプカーで参戦(ところがガレージにはランボルギーニやスクドアラ・コルセのロゴがある)。
シューリンのクラッシュを目の当たりにしたことでニュルでのトラウマが蘇ってしまい自信を失ったヤンに侮辱的な言葉をぶつけるも、ジャックの行動により自信を取り戻したことやGTアカデミーでしのぎを削った仲間達との協力、グランツーリスモで走り込んだ経験とスキルを持つヤンに猛追され最後の最後に僅差で敗れ去った。

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