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ダイハツ

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概要


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2からほぼ登場。軽自動車と言えばダイハツというぐらい軽のイメージが根深いが、昔はオート三輪の代名詞で有名なミゼットでお馴染みであり、映画「AllWays 三丁目の夕日」とかで見た事ある人がいるのではないだろうか。今現在ではそれを受け継ぐハイゼットが存在しており、スズキのキャリィと共に今現在自社生産されている軽トラとして多くのファンから支持を集めている。

実はトヨタの完全子会社。元々は大阪発動機だとか発動機株式会社だとか色んな名前にコロコロ変わったが今はすっかりダイハツに。大(ダイ)阪発(ハツ)動機→大発→ダイハツのニュアンスであってる。
カクカクシカジカはムーブコンテが消滅した現在もダイハツのマスコットとしてしぶとく生き残っている。

ダイハツは安全性とそれに釣り合わない低価格を謳い文句にしてるが、それが実現できたのは親(トヨタ)より酷いトヨタ式コストカット。
公的に言ってないだけで基本となる部分はほぼ全てが使い回し。型式呼称の最初の型と時期さえ分かればなんでも付くことから、コペンのパーツの為にタントやミラを買うオタクがいるぐらい。なんだったらミラバンのためにコペンやムーヴを犠牲にするオタクだっている。挙句の果てには新規格直後のモデル(L700系ミラ系列)に至ってはライバルであるスズキ・ワゴンR(MC21S)のサスペンションがほぼポン付で装着できてしまうことから、車高を下げる定番流用チューンとなっていたりする。*1

要はどんな車もどっこいどっこいなのがダイハツの良いところでもあり悪いところ。
ただ、全く同じ性能・機構・味付けで車種が乱発してるのに一定を保てるのは、これもトヨタ譲りだがクルマのキャラクター作りがすごく上手いから。
例えばコペンやムーブでお馴染みのLAシリーズ ウェイク・コペン・タント・ムーヴの4車種をパッと見比べても全く違う軽自動車である。
根元の機構はどれも同じ。強いて言うならコペンが2シーターのため色々変わってるところぐらい。
「上手くやれば原付も積めるウェイク・老若男女にちょうどいいサイズのムーヴ・子供が生まれてもストレスフリーなタント・峠やサーキットやジムカーナで活躍する本格スポーツなコペン。」…とこのように全く同じなのに明確なキャラ分けをしているため、トヨタと同様にパッと見の車種はすごく多いものの、自社で潰し合いしないでそれぞれを活かせれるユニークなメーカーである。

細々な点で作りがちょっと悪かったりしてダメハツだの何だのと言われることもあるが、一方でかつての排ガス規制で2ストエンジンばかりのラインアップでクルマが作れなくなり、存亡の機に立ったライバルのスズキにエンジンを供給して救ったヒーローもこのダイハツなのである。

グランツーリスモでは2から収録されており、6まではムーヴやミラ、ミゼットなど多数の車種を収録していたのだが、最新作7ではコペン2種だけと随分寂しい事になっている。
また2025年現在日本車メーカー(RE雨宮などチューニングメーカー除く)の中で唯一アップデートによる追加車種がなく、エンジンスワップも実装されていないなど不遇さが目立つ。(カプチーノやジムニー、S660とビートは対応)
やはり下記の不正認証問題が尾を引いているのかもしれない。

ダイハツ問題


2023年4月28日にダイハツの海外向けの車種で認証申請における不正行為が明らかになって色々と大変な事になっている。

日本国内には影響は無い……と思っていたが、5月19日に日本国内向けの『ダイハツ・ロッキー』とトヨタのOEM車『ライズ』の2車種、7万8000台でも認証不正があった事が明らかになっており、色々大変な事態に…。
しかしそれだけにとどまらず12月後半に安全の検査で、、国内外で販売されていたダイハツ全車種が偽のデータを使って通していた事が発覚。しかも報告書によれば一番古いもので1989年と34年も前から不正を行っていたという。*2
この問題を受けてダイハツはロッキーだけでなく、販売中だった全モデルが出荷停止に。OEM元で供給しているトヨタやマツダ、スバルのモデルも対象である。更に2023年夏頃に販売を予定していた新型ムーヴも販売延期となってしまい、2025年6月まで待たされる事となってしまった。

コストカットに定評のあるダイハツであるが、車の安全性すらコスト面でケチってしまうとは言語道断の行為であり、何よりダイハツは日本の軽自動車界で最もシェアを集めていたメーカーであった為、この問題はダイハツユーザーや車好き達に大きな衝撃や悪印象をあたえ、同年に起きたビッグモーター不正問題と並んで、車関連の大きなニュースとなった。

ダイチャレ

昔ダイハツが公式でやってたダイハツ車のみ参加可能なジムカーナ大会。ダイチャレではダイハツで売ってりゃダイハツ車という理由で一部のトヨタ車も出てたほど。ついたあだ名は「運動会

普通ジムカーナは複数本走り、最も速いタイムを競うものだが、ダイチャレは「4本走った合計タイムが最も速いやつが勝ち」というシンプルかつイカれたルール。このため高位タイムを出してもマシントラブルでのキャンセルや、少しのミスから発生したガバにより順位転落するということもしょっちゅうあった。

全日本大会の常連選手が必死に作ったコペンを昨日大会に出るために近所のおばちゃんから買ったムーヴが堕とす なんてこともざら。末期の頃はダイハツに乗ってるor乗ってたことが証明出来れば特例参加可能。というルールまで出来てしまい、34GT-Rから10セルシオ、3歳の子が乗る三輪車からSマークのシニアカーまでダイハツのエンブレム付けて走ったことがある。
クラス分けも 「ダイハツの軽」「ダイハツの軽以外」「無差別(賞典外なので表彰はされないのに参加台数がいちばん多かった。)」の3つだけ。先程述べた通りダイハツで売ってりゃダイハツ車なので一部Dが委託で売ってる車もダイハツ車。ダイハツユーズドが売った車もダイハツ車。どう見てもトヨエースだけどダイハツ車。どう見てもSマークやMマーク付いてるけどダイハツ車。ってこともあった。参加車両はミラ(特にターボ仕様やTR-XXアヴァンツァート)、エッセ、ミゼットⅡなどがよく見られる車両であった。
image credit: https://kuruma-news.jp/

2022年に「D-SPORT & DAIHATSU Challenge Cup」として復活したようで、富士スピードウェイで開催されたようである。さすがに末期のような無茶苦茶ぶりはなくなり、他社メーカーの車はダイハツOEM車に限られてしまった。

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注釈

*1 スズキの方がサスペンション自体の長さが短いので、流用するだけで車高が下がる

*2 メディアではこう報じられているが、今回明るみになった内容で最古の案件が34年前のアプローズであった訳で、そこからEF型エンジンの不正を挟んで不正が常習化してきたのは主に2010年代からである。