BMW 3.0 CSL '73 | ||
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メーカー | BMW | |
---|---|---|
英名 | BMW 3.0 CSL '73 | |
エンジン | M30B32 | |
タイプ | ロードカー ホモロゲモデル | |
カテゴリー | N200 | |
PP(初期値) | 427.88 | |
総排気量 | 3,153cc | |
最高出力 | 205PS/5,500rpm | |
最大トルク | 29.2kgfm/4,500rpm | |
パワーウエイトレシオ | 6.07kg/PS | |
駆動形式 | FR | |
吸気形式 | NA | |
全長 | 4,660mm | |
全幅 | 1,730mm | |
全高 | 1,370mm | |
車両重量 | 1,250kg | |
重量バランス | 50対50 | |
トランスミッション | 4速 | |
最高速度 | XXXKm/h (フルノーマル/フルチューン時) (知らない場合は抜かしてよい) | |
登場 | グランツーリスモ7 | |
備考 | バットモービルと呼ばれた後のエボリューションモデルのルーツ |
概要

BMWがE9系をベースにツーリングレースでの参戦のために軽量化を施したモデルを市販車として投入しホモロゲーションを獲得したマシン。大型のフロントバンパーとリヤウィングの付いたモデルはホロモゲーション獲得のためだけに生産されたモデルでこのモデルをベースにレース用の車両が制作されている。
その特徴的なリヤウィングから「バットモービル」という愛称を持ち当時のヨーロッパのツーリングカーレースで大活躍。70年代を代表するツーリングカーレーサーとなった。
また当時のスーパーカーブームの火付け役となった漫画「サーキットの狼」では敵役の隼人ピーターソンや京極さくらの愛車としても登場した。

解説
2002のモデルで当時のヨーロッパのツーリングカー選手権へと参加していたBMWは、ビッグシックスエンジン、大型の直列6気筒エンジンを持つ当時の主力車、E9系の高性能モデルであったBMW3.0CSでの参戦を決めた。その資質の高さに加えて、既に前身であった2800CSの時代にアルピナによるチューンが施されたマシンが1970年のスパ・フランコルシャンにて勝利を得ていたの実践があったため、モータースポーツでの活躍を期待されていた。だが、E9系は元々2002と比べ大きく肥大化していた車体の重量の問題がネックであった。そこでBMW3.0CSをベースにメーカー自らが車体各部を軽量化した更なる高性能モデルを市販車として販売、それをレース参戦のためのホロモゲーションを得るための車両としての開発を進める事となった。
その軽量化への一環として左右のドアをアルミ製に、リアウインドウをアクリル製に交換、またレースには不要なパワーウィンドウモーターを廃すことで、ノーマルバージョンの1,400kgから200kgも減量することを成功させている。モデル名の「L」は、ドイツ語で、Leicht=軽量の意味を示している。こうして1971年に3.0CSLとして販売がされたモデルであったが、翌年には早くもセカンドバージョンが発売されたりと、レースへの勝利を得るための改良による進化に余念が無かった。
そして、1973年にセカンドバージョンをベースにパワーアップされたこの73年モデルは更なる進化を遂げた。まずエンジンの排気量は3,153ccへと拡大。これにより更なるパワーとトルク向上が図られた。そしてその1973年型の特徴というべきなのが追加されたエアロパーツである。セカンドバージョンに装備されていた大型リアスポイラーは外され、その代わりにFRP製のフロントエアダムを装着、ステンレス製リアオーバーフェンダー、トランクリッド上の巨大なリアスポイラーを装備し、まさにその姿はレーシングカーそのものに近い。その元々の市販の高級クーペのキャラクターに似つかわしく無いような仰々しい出立ちから「バットモービル」という愛称で呼ばれ、後の90年代のグループAでの勝利を得るため、市販車の段階からウィングなどの過激な武装を施されたエボリューションモデルのルーツとも言える車でもあった。こうしてパワーアップされた3.0CSLはヨーロッパ・ツーリングカー選手権(ETC)において活躍。ライバルであったフォードカプリとの熾烈な戦いを制し、1973年のチャンピオンを獲得した。ちなみに3.0CSLはカプリと同じく息の長いモデルとしてETCで活躍していき80年代に入る頃まで活躍する。その後5シリーズや3シリーズを経てグループAのBMW M3へと繋がっていくのである。
その軽量化への一環として左右のドアをアルミ製に、リアウインドウをアクリル製に交換、またレースには不要なパワーウィンドウモーターを廃すことで、ノーマルバージョンの1,400kgから200kgも減量することを成功させている。モデル名の「L」は、ドイツ語で、Leicht=軽量の意味を示している。こうして1971年に3.0CSLとして販売がされたモデルであったが、翌年には早くもセカンドバージョンが発売されたりと、レースへの勝利を得るための改良による進化に余念が無かった。

そして、1973年にセカンドバージョンをベースにパワーアップされたこの73年モデルは更なる進化を遂げた。まずエンジンの排気量は3,153ccへと拡大。これにより更なるパワーとトルク向上が図られた。そしてその1973年型の特徴というべきなのが追加されたエアロパーツである。セカンドバージョンに装備されていた大型リアスポイラーは外され、その代わりにFRP製のフロントエアダムを装着、ステンレス製リアオーバーフェンダー、トランクリッド上の巨大なリアスポイラーを装備し、まさにその姿はレーシングカーそのものに近い。その元々の市販の高級クーペのキャラクターに似つかわしく無いような仰々しい出立ちから「バットモービル」という愛称で呼ばれ、後の90年代のグループAでの勝利を得るため、市販車の段階からウィングなどの過激な武装を施されたエボリューションモデルのルーツとも言える車でもあった。こうしてパワーアップされた3.0CSLはヨーロッパ・ツーリングカー選手権(ETC)において活躍。ライバルであったフォードカプリとの熾烈な戦いを制し、1973年のチャンピオンを獲得した。ちなみに3.0CSLはカプリと同じく息の長いモデルとしてETCで活躍していき80年代に入る頃まで活躍する。その後5シリーズや3シリーズを経てグループAのBMW M3へと繋がっていくのである。
登場シリーズ
グランツーリスモ7
中古車ディーラーにてCr.13,840,000(走行距離79,590Km)で購入可能。価格は状態により多少前後する。
Ver 1.19のアプデで、Z4 GT3のP65B44型V型8気筒NAエンジンをスワップする事が可能に。劇的なパワーアップが望める一方で、旧式のFR車ゆえ足回りが負け気味になってしまうのが難点。この車に限ったことではないが…
Ver 1.19のアプデで、Z4 GT3のP65B44型V型8気筒NAエンジンをスワップする事が可能に。劇的なパワーアップが望める一方で、旧式のFR車ゆえ足回りが負け気味になってしまうのが難点。この車に限ったことではないが…
コメント
- 3.0 CSLはエアロパーツ無しの1971製とエアロパーツありの1973製が同時実装してるの知ってました? -- (射手寅) 2022-04-12 11:56:07