ホンダ RA272 '65 | ||
![]() ![]() ![]() | ||
メーカー | ホンダ | |
---|---|---|
英名 | Honda RA272 '65 | |
年式 | 1965 | |
エンジン | ホンダRA272E-RA272 | |
タイプ | フォーミュラカー レーシングカー ミッドシップ | |
PP(初期値) | 626.32 | |
総排気量 | 1,495cc | |
最高出力 | 232PS/11,500rpm | |
最大トルク | 14.5kgfm/11,500rpm | |
パワーウエイトレシオ | 2.14kg/PS | |
駆動形式 | MR | |
吸気形式 | NA | |
全長 | 3,950mm | |
全幅 | 1,675mm | |
全高 | 793mm | |
車両重量 | 498kg | |
重量バランス | 40対60 | |
トランスミッション | 6速 | |
ダート走行 | 不可能 | |
登場 | グランツーリスモ7 | |
備考 | 第1期ホンダF1栄光の初勝利 |
概要
1965年シーズンのF1世界選手権に参戦するために開発されたホンダ・RA272は、第1期ホンダF1において、ターニングポイントと言うべき存在にもなった。また、ホンダが1965年のメキシコGPで、挑戦2年目にしてF1初優勝を記録したマシンだったのだ。
ホンダF1チームの監督だった中村良夫は、東京のホンダ本社宛にVeni, vidi, vici!(来た、見た、勝った!)と書かれた電報を送った。元ネタは古代ローマ時代の将軍・政治家のガイウス・ユリウス・カエサルが、紀元前47年のゼラの戦いの勝利を、ローマにいるガイウス・マティウスに知らせた言葉である。
2020年には日本自動車殿堂(JAHFA)がこのクルマを歴史遺産車として残す事を決めている。さらに、ホンダのイベントやCMでもたびたび登場する。まさにホンダのF1への熱意と情熱を、後世に伝えるマシンと言えよう。
本車はグランツーリスモシリーズ初の葉巻型フォーミュラカーの収録となった。その役は2018年のペブルビーチ・コンクール・デレガンス GTトロフィー受賞車の AAR イーグル インディカー になるのではないかと思われていたが、こちらの方が先に収録された。
2020年には日本自動車殿堂(JAHFA)がこのクルマを歴史遺産車として残す事を決めている。さらに、ホンダのイベントやCMでもたびたび登場する。まさにホンダのF1への熱意と情熱を、後世に伝えるマシンと言えよう。
本車はグランツーリスモシリーズ初の葉巻型フォーミュラカーの収録となった。その役は2018年のペブルビーチ・コンクール・デレガンス GTトロフィー受賞車の AAR イーグル インディカー になるのではないかと思われていたが、こちらの方が先に収録された。
解説
ホンダに初勝利をもたらした、栄えあるF1マシン。
スペースフレームにアルミシェルをかぶせたボディに、1.5LのV12エンジンを横置きミッドシップという珍しいレイアウトで搭載したRA271というマシンを開発したが、そのユニークさは仇となり、デビュー当初は何の成果も上げることができなかった。
しかし、1965年、ホンダはこのマシンを根本的に見直し、RA272を誕生させた。RA272E型エンジンは、従来のV型12気筒を軽量化し、効率を高めたものである。また、リアサスペンションの構造をインボードからアウトボードに変更し、重量を525kgから498kgへと大幅に改善した。ステアリングを握ったのは、2年目のロニー・バックナムと、新ドライバーのリッチー・ギンサーだった。
マキールによる評価
![]() |
ホンダの歴史に輝く金字塔が このF1マシン ホンダ RA272です ホンダは日本で初めてF1選手権に挑戦した 自動車メーカーとして知られていますが 参戦2年目の1965年 最終戦メキシコグランプリで 記念すべき初優勝をもたらしたのがこのRA272でした アルミ製モノコックボディの後半に スペースフレーム構造を組み合わせたミッドシップシャシーで 排気量1.5LのV型12気筒エンジンを 横置きに搭載していることが大きな特徴です ドライバーは 開発にも関わっていた1960年代に活躍をしたアメリカの名手 リッチー・ギンサー選手でした ホンダはエンジンサプライヤーとして数々の勝利を手に入れましたが その伝説はまさにこのRA272とともに始まったのでした |
登場シリーズ
グランツーリスモ7
レジェンドカーで購入可能。日本の歴史遺産車にも選ばれた国宝と言うべきクルマなので高額になるのかと想像する人も多かったが、Cr.250,000,000とそこまで高くはなかった。それでもこのクルマの歴史的な存在価値は値段以上なので、是非とも乗ってほしい。
グランツーリスモ7ではマクラーレン MP4/4 '88に続くF1マシンの収録でもあった。こちらも同じくホンダ製のエンジンを載せたクルマなので、MP4/4と並べてフォトを撮ったり走行するのも良いだろう。
まだF1に“ダウンフォース”という定義が根付く前のマシンなので、現代のレーシングカーとは違った走行感覚を味わえるはずだ。
※当Wikiの別ページ、1960年代F1の世界とは?もぜひご覧ください。
グランツーリスモ7ではマクラーレン MP4/4 '88に続くF1マシンの収録でもあった。こちらも同じくホンダ製のエンジンを載せたクルマなので、MP4/4と並べてフォトを撮ったり走行するのも良いだろう。
まだF1に“ダウンフォース”という定義が根付く前のマシンなので、現代のレーシングカーとは違った走行感覚を味わえるはずだ。
※当Wikiの別ページ、1960年代F1の世界とは?もぜひご覧ください。
コメント
- 総合的なスペックはちょうど二代目NSXと同じくらい -- (名無しさん) 2023-12-07 11:05:03
- ↑じゃあ、gtsport はホンダだからポンタかな!? -- (名無しさん) 2024-01-31 09:48:33
- また安くしてくれると思う…高いな…ホンダ… -- (名無しさん) 2024-01-31 09:49:14
- V12横置きレイアウトにバイク屋らしさを感じる -- (名無しさん) 2024-01-31 14:35:28
- これを金ピカ塗装にしたプレイヤーは多いと思うw -- (名無しさん) 2024-02-12 16:48:25
- メキシコGPのコースも欲しいが、今も大統領選挙中に関係者90人以上が殺害されたり市長が就任一週間足らずで暗殺されたりしてる国だから危険すぎてデータ取りに行けないんだろうな。 -- (名無しさん) 2024-10-08 16:44:39
- 削除 -- (削除) 2024-10-28 19:21:59