● 抗体 - Wikipedia
抗体(こうたい、(英: antibody)は、白血球のサブタイプの一つであるリンパ球の一種であるB細胞の産生する糖タンパク分子。免疫グロブリン(めんえきグロブリン、(immunoglobulin)、血漿中のγ(ガンマ)-グロブリン、Ig(アイジー)とも。獲得免疫系の液性免疫(特定のタンパク質などの分子(抗原)を認識して、排除する働き)を担う。抗体は主に血液中や体液中に存在する。
● 抗体ってなあに? 「中外製薬」より
● 抗体ってなに?予防接種との関係について解説 「やさしいLPS」より
 ▲ LPSって何?
● 抗体とは 「MBL」より












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抗体
■ ワクチンと感染では作られる抗体の質が異なることを発見-変異型ウイルスに対するワクチン開発への応用に期待- 「理化学研究所(2021年7月15日)」より
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理化学研究所(理研)生命医科学研究センターサイトカイン制御研究チームの久保允人チームリーダー(東京理科大学生命医科学研究所教授)らの共同研究グループは、インフルエンザウイルスに対する免疫反応がワクチン接種とウイルス感染では異なることを発見し、経鼻感染の方がワクチン接種よりも質の高い中和抗体である「広域中和抗体[1]」が産生されることを明らかにしました。

弱毒生ワクチン[2]の有効性を明らかにした本研究成果は、今後流行が予想されるインフルエンザウイルスだけでなく、感染拡大が懸念される変異型新型コロナウイルスに対しても有効なワクチンの開発に貢献すると期待できます。

今回、共同研究グループはマウスを用いて、インフルエンザウイルスの「不活化ワクチン[2]」接種と「弱毒生ワクチン」を模倣した経鼻感染において、生体内で産生される抗体の質的・量的比較を行いました。すると、不活化ワクチンではワクチン株に対抗できる抗体だけが産生されましたが、経鼻感染ではワクチン株だけでなく、構造の異なるウイルス株にも対抗できる広域中和抗体が産生されることが明らかになりました。この広域中和抗体は、免疫反応が起こるリンパ節内でT細胞[3]と抗体産生B細胞[3]が効率的に出会う胚中心[4]で産生されること、またB細胞の分化増殖因子であるインターロイキン4(IL-4)[5]を欠くマウスでは、この胚中心が十分に発達しないために広域中和抗体の量が激減することが分かりました。これにより、IL-4は胚中心内B細胞の増殖を促進することで、中和抗体の多様性を広げる重要な働きをすることが明らかになりました。

本研究は、オンライン科学雑誌『Nature Communications』(6月18日付)に掲載されました。

(※mono....以下略、詳細はサイト記事で)











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最終更新:2025年02月27日 21:41