スバル レガシィ ツーリングワゴン GT-B '96 | ||
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メーカー | スバル | |
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英名 | Subaru Legacy Touring Wagon GT-B '96 | |
年式 | 1996 | |
エンジン | エンジン形式(知らない場合は抜かしてよい) | |
タイプ | ノーマルカー 5ドアステーションワゴン | |
カテゴリー | Gr.X | |
PP(初期値) | 436 | |
総排気量 | 1,994cc | |
最高出力 | 280PS/6,500rpm | |
最大トルク | 34.5kgfm/5,000rpm | |
パワーウエイトレシオ | XX.XXkg/PS | |
駆動形式 | 4WD | |
吸気形式 | TB | |
全長 | 4,680mm | |
全幅 | 1,695mm | |
全高 | 1,490mm | |
車両重量 | 1,430kg | |
重量バランス | XX対XX | |
トランスミッション | X速 | |
ダート走行 | 可能か不可能のいずれか | |
登場 | グランツーリスモ グランツーリスモ2 グランツーリスモ3:A-Spec グランツーリスモ4 グランツーリスモ(PSP) グランツーリスモ5 グランツーリスモ6 | |
備考 | その名も“偉大なる伝承“。スバルが熟成させた一台。 |
概要
1993年に2代目としてフルモデルチェンジを施したレガシィツーリングワゴン(BG型)は、モデルチェンジによってさらに洗練されたデザインを得たことで、初代のセールス優に超えるメガヒット商品となる。特にこのツーリングワゴンはそれまで人気だったクロカンSUVから大きくシェアを奪った上、同ジャンルの中で敵なしの状態となり、トヨタ、日産、ホンダ、三菱などの強力なライバルも蹴散らすパワーを発揮した。
本車は1996年に登場したモデル(アプライドB)で、足回りにビルシュタインのサスペンションをおごるなど、レガシィの中でも特にスポーツ色が強いモデルである。
解説
当時としては珍しい5ナンバーの乗用モデルのみを販売していた初代レガシィツーリングワゴンは(*1)、旧態依然化していたレオーネから全てにおいて生まれ変わり、大ヒットを記録。経営が危ぶまれたスバルを救うレベルの売れ行きを見せた。
そんな初代からモデルチェンジしたこの2代目は、後に三菱で相当な不評を受けて泣きながら去っていった(*2)オリビエ・ブーレイがデザイナーとして就任。角張った見た目などまだ貨物バンの要素も色濃く残っていた初代に比べ、丸みを帯びてスタイリッシュさが増した外観や、柔和な雰囲気となったダッシュボード周りなど、全体的にドライバーズカーを意識したデザインとなっている。
エンジンは初代モデルに合わせて開発されたEJ型のままだが、スポーツグレードの「GT」系に搭載されるターボモデルはシングルターボからツインターボへスペックアップ。1993年の登場時ですでに250ps/6,500 rpm、31.5kg-m/5,000rpmという高出力を叩き出していたが、数回の小変更を挟み、この「GT-B」に搭載されたものはついに自主規制値の280psに到達。他のメーカーの追随を許さないほどのパワーを手に入れている。
「GT-B」グレードは、それまで販売されていた「GT/Bスペック」グレードが1996年のマイナーチェンジで名称変更されたものであり、前述のようにスペックアップしたEJ20ターボの他にも、ビルシュタイン製の倒立式ダンパー(*3)や前後ベンチレーテッドディスクブレーキを採用するなど、更に走りが追求された。