ジェネシス X グラン ベルリネッタ ビジョン グランツーリスモ Concept | ||
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メーカー | ジェネシス | |
---|---|---|
英名 | Genesis X Gran Berlinetta VGT concept | |
年式 | 2024 | |
エンジン | Lambda-II-Genesis-VGT | |
タイプ | ロードカー ビジョン グランツーリスモ ハイブリッド | |
カテゴリー | --- | |
PP(初期値) | 808.40 | |
総排気量 | -cc | |
最高出力 | 882PS/8,000rpm | |
最大トルク | 109.2kgfm/5,500rpm | |
パワーウェイトレシオ | 1.20kg/PS | |
駆動形式 | 4WD | |
吸気形式 | TC+SC | |
全長 | 4,542mm | |
全幅 | 1,900mm | |
全高 | 1,050mm | |
車両重量 | 1,060kg | |
重量バランス | 52対48 | |
トランスミッション | 8速 | |
ダート走行 | 不可能 | |
登場 | グランツーリスモ7 | |
備考 | レース・オブ・ターボスポーツには参戦不可 |
概要
2023年12月2日のGTワールドシリーズ マニュファクチャラーズカップ グランドファイナル開始前に公開された、ヒョンデの高級車ブランド ジェネシスのVGTである。
新色「マグマオレンジ」のモチーフは、韓国の活火山や溶岩。そしてそこから来る韓国文化思想「感情・活気・情熱」の3つ。
実は韓国、「漢拏山(ハルラサン)」や「白頭山(ペクトゥザン)」を筆頭に大小様々な活火山が数多く存在する。特に漢拏山は島自体が活火山である済州島のてっぺんに在し、付近には溶岩洞窟も数多く存在する。これらは「済州の火山島と溶岩洞窟群」として世界遺産にも登録されている。
実は韓国、「漢拏山(ハルラサン)」や「白頭山(ペクトゥザン)」を筆頭に大小様々な活火山が数多く存在する。特に漢拏山は島自体が活火山である済州島のてっぺんに在し、付近には溶岩洞窟も数多く存在する。これらは「済州の火山島と溶岩洞窟群」として世界遺産にも登録されている。
パワートレインは、882PS/10,000rpmを発生するラムダ 11 V6エンジンをフロントミッドに搭載している。更にそこに現行GV60やGV70にも採用されているGenesis E-SCシステムによる電動アシストと組み合わされ、最高出力1,071PS、最大トルク136.2kgfmというハイパワーを4輪から出力する。
内装デザインはジェネシスがこだわる「余白の美学」を発展させたものになっており、GTplanetやUKカーマガジン社の取材によれば、異形のステアリングのモチーフはDUALSHOCKを筆頭としたPlayStationシリーズのコントローラだそう。
VGTは、その企画の成り立ちからメーカーの「ぼくのかんがえたさいきょうのくるま」になりがちだが、ジェネシスは限りなく現実的な「Theコンセプトカー」として仕上げてきた。
まさに「Vision Gran Turismo (未来のGTカー)」の10周年企画にふさわしいVGTであろう。
解説
ジェネシスが追求するアスレチックエレガンスを具現化したスポーツクーペ
ジェネシス X グラン ベルリネッタ ビジョン グランツーリスモ Conceptは、ジェネシスのデザインフィロソフィー「アスレチックエレガンス」をエモーショナルに具体化したモデルだ。
そのデザインは、ジェネシスすべてのラインナップに一貫するキャビン・バックワードのプロポーションと、放物線張力理論に基づくジェネシス特有のアンチウェッジスタイルを調和させている。
そのデザインは、ジェネシスすべてのラインナップに一貫するキャビン・バックワードのプロポーションと、放物線張力理論に基づくジェネシス特有のアンチウェッジスタイルを調和させている。
ジェネシス X グラン ベルリネッタ ビジョン グランツーリスモ Conceptのデザインランゲージは、ピュアかつ筋肉質であり、ホイールまわりに視覚的なボリュームのピークがある。
フロントデザインでは、スポーツジェネシスの新しい考えによってクレストグリルを抽象化し、4連ヘッドランプとも融合させた。ボディサイドはフロントからリアにかけてのバランスを整え、ジェネシスの象徴である2つのラインに溶け込ませている。
他のジェネシスのモデルとの共通点も見て取れる。ボディサイドのえぐれは、そこにあるべきものを後方へ押し出し、ハイスピード時の空力的な安定性を得るリアスポイラーとボディ後端のボリュームへと収れんさせた。
インテリアは、ジェネシスのこだわる「余白の美学」を発展させたものだ。パイロットがドライビングに集中できることに徹し、サーキットで最高のパフォーマンスを引き出すことに、最大のプライオリティが置かれた。
デジタルパノラミックインターフェースは、サラウンドデジタルモニタリングシステムにリンクしたインフォメーションセンターとなっており、ステア・バイ・ワイヤのグリップコマンドが正確な動きを実現する。キルティング加工のボルスターパッドはレース中やピットストップの素早い動きから、パイロットを守る働きをする。
ジェネシス X グラン ベルリネッタ ビジョン グランツーリスモ Conceptは、印象的なエアロダイナミクスも特徴だ。デザイナーはエアロパーツを車体に統合し、車体表面はもちろん内部の流れもバランスさせることで、Cd値0.34を実現した。
最後にパワートレインだが、ラムダ II V6エンジンをフロントに搭載し、ジェネシス E-SCテクノロジーが電動アシストを担う。
最後にパワートレインだが、ラムダ II V6エンジンをフロントに搭載し、ジェネシス E-SCテクノロジーが電動アシストを担う。
V6エンジンは10,000 rpmで870 HP(882 PS)という最大出力と、790 ft-lb(109.2 kgfm)の最大トルクを発生させ、E-SCモーターがさらに201 HP(203.8 PS)とパワーと196 ft-lb(27 kgfm)のトルクを上乗せする。結果、このハイブリッドユニットは1,071 HP(1,086 PS)のパワーと986 ft-lb(136.3 kgfm)のトルクを発生し、このクルマに比類なき美しさと力強さの両立を実現している。
マーティンによる評価
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2023年のグランツーリスモ ワールドファイナルで発表された ジェネシス初のビジョン グランツーリスモです ヘッドランプと融合したクレストグリルなど 象徴的な2本のラインが見て取れます また 運転席の空間であるキャビンを 車体の後方に寄せるキャビン・バックワードのデザインは ジェネシスのすべてのモデルにも 一貫したプロポーションです ジェネシスのデザイン哲学“アスレチックエレガンス”のテーマを とてもエモーショナルに表したVGTです |
登場シリーズ
グランツーリスモ7
2023年12月のGTWS VIEWERSキャンペーンにて、GT7のワールドマップ左上にあるキャンペーンページからマニュファクチャラーズカップを視聴すると、1月のアップデートでの追加時に無料で貰うことができた。
なお、そのプレゼントカーにはリバリーを適用できないというバグがあったため、後にお詫びとしてリバリーに対応した本車両がさらにもう1台プレゼントされた。
ブランドセントラルではCr.100,000,000で購入可能。こちらは初めからリバリーの適用はできるようになっている。
なお、そのプレゼントカーにはリバリーを適用できないというバグがあったため、後にお詫びとしてリバリーに対応した本車両がさらにもう1台プレゼントされた。
ブランドセントラルではCr.100,000,000で購入可能。こちらは初めからリバリーの適用はできるようになっている。
吸気形式はターボチャージャーとスーパーチャージャーによって過給されるツインチャージャー方式となっている。これまでの作品にもツインチャージャー方式の車種はいくつか収録されていたが、本作ではグランツーリスモ史上初めてツインチャージャー方式の車種として扱われるようになった。(なお、実装当初のVer.1.42ではST(スーパーターボ)という表記だった。)
ツインチャージャーであるが故に低速からスーパーチャージャーによる過給でガツンとトルクが来る上、4WD表記となっているがフロントモーターの出力がリアに比べ低いため、タイヤのグリップ力が足りないとトラクションが非常にかかり辛く、パワーバンド域でアクセルを踏もうものなら即スピンを招きかねないじゃじゃ馬である。
ツインチャージャーであるが故に低速からスーパーチャージャーによる過給でガツンとトルクが来る上、4WD表記となっているがフロントモーターの出力がリアに比べ低いため、タイヤのグリップ力が足りないとトラクションが非常にかかり辛く、パワーバンド域でアクセルを踏もうものなら即スピンを招きかねないじゃじゃ馬である。
2024年7月25日配信のVer.1.49にて、本車のレースバージョンとなるジェネシス X グラン レーサー ビジョン グランツーリスモ Conceptが実装された。
コメント
- ↑元のヤバい性能のジェネシスVGTをGr.3に性能落とすの、個人的に結構抵抗ある。あの車のレースカー仕様はGr.1であってほしい -- (名無しさん) 2024-01-28 17:08:21
- バグなのか、何かしらの意図があるのか知りませんが、3台もプレゼントされました。 -- (名無しさん) 2024-01-30 19:23:18
- ルートXにてスリップストリーム込みで最高時速427キロを確認。このVGTもそうなんだけど、ギア比いじれるようにならないもんかね?いじることが出来たら7速8速辺りもう少し伸びそうな気がするんだよ -- (ルートXにてスリップストリーム込みで最高時速427キロを確認。このVGTもそうなんだけど、ギア比いじれるようにならないもんかね?いじることが出来たら7速8速辺りもう少し伸びそうな気がするんだよ) 2024-01-31 19:01:19
- ↑GT6だとギア比はもちろんチューニングできたんだけどね AMGのVGTとかかなり速かったし -- (名無しさん) 2024-02-05 23:22:08
- はてさてGr.1仕様(仮)のジェネシスVGTの性能はどうなる事やら -- (名無しさん) 2024-03-23 17:53:10
- Genesis X Gran Racer Concept発表されたけど、個人的にはGr.1になってくれたら嬉しい -- (名無しさん) 2024-06-30 12:44:37
- ↑なったな -- (名無しさん) 2024-09-13 18:26:19
- https://www.dailysportscar.com/2025/01/07/ickx-to-demonstrate-genesis-x-gran-berlinetta-at-bathurst.html ←今年のバサースト24時間でデモランが行われるらしい。実動車が作られたVGTはブガッティ、アウディ以来3台目? -- (名無しさん) 2025-01-08 02:23:58
- せめてgr.2でしょ -- (名無し) 2025-04-16 17:50:27
- ↑3 gr1ではかなり -- (名無しさん) 2025-07-15 19:33:28