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マクラーレン マクラーレン F1 GTR - BMW (国際開発UKレーシング) '95 - (2025/09/27 (土) 18:16:15) の1つ前との変更点
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&table_color(,#cccccc)
|>|>|BGCOLOR(#cfe2f3):&bold(){マクラーレン マクラーレン F1 GTR - BMW (国際開発UKレーシング) '95}|
|>|>|&image(width=450,https://i.imgur.com/TyHKaky.jpeg)&image(width=450,https://i.imgur.com/bzUrRPJ.jpg)Image Credit : Emula / [[Gran Turismo Archive>https://granturismo.forumfree.it/?t=76468864]]|
|~|~メーカー|[[マクラーレン]]|
|~|~英名|McLaren F1 GTR - BMW (Kokusai Kaihatsu UK Racing) '95|
|~|~年式|1995|
|~|~エンジン|S70/2|
|~|~タイプ|レーシングカー&br()ミッドシップ|
|~|~カテゴリー|Gr.3|
|~|~PP|749.06|
|~|~総排気量|6064cc|
|~|~最高出力|609PS/7,500rpm|
|~|~最大トルク|66.4kgfm/6,000rpm|
|~|~パワーウエイトレシオ|XX.XXkg/PS|
|~|~駆動形式|MR|
|~|~吸気形式|NA|
|~|~全長|4,292mm|
|~|~全幅|1,820mm|
|~|~全高|1,140mm|
|~|~車両重量|1,050kg|
|~|~重量バランス|44対56|
|~|~トランスミッション|6速|
|~|~最高速度|XXXKm/h (フルノーマル/フルチューン時) (知らない場合は抜かしてよい)|
|~|~登場|[[グランツーリスモ6]]&br()[[グランツーリスモSPORT]]&br()[[グランツーリスモ7]]|
|~|~備考|&bold(){日本人初の総合優勝を果たしたGT1黎明期のマシン}|
|>|>|BGCOLOR(#ffff00):&bold(){[[FIA GT1系の収録車種一覧]]}|
}
*概要
ルマン24時間レースに出場したマクラーレンF1 GTRのうちの1台。メインスポンサーは包茎手術が専門の上野クリニック。
これにはちゃんと理由もあり、当初はこの59号車がル・マンに出走する予定ではなく、本来は[[マクラーレン]]の参戦計画として6台で決まっていたものの、その後に[[マクラーレン]]の大ファンであり上野クリニックを展開していた佐山元一氏がスポンサーとなって追加でもう1台を走らせることが急遽決まったのだとか。そのため新車を制作できずにシャシーナンバー「01R」という走行可能だったプロトタイプを急遽レースカーに仕立てたと言う。チームは佐山氏が直接かかわる「国際開発レーシング」で、車両オーナー(他チームのマシンは各チームの所有物だった)は「[[マクラーレン]]」で実質的なワークス体制であったものの、車両が完成したのは本番のわずか6週間前。レースはほぼ「ぶっつけ本番」だったが、結果として59号車はトップでゴール。[[マクラーレン]]はル・マン24時間耐久レースに初参戦した年に、優勝を飾ることになり、[[マクラーレン]]側も盛大に喜ぶとともに、優勝のきっかけとなった上野クリニックに対しても強く感謝したという。
&image(https://www.nikkansports.com/sports/news/img/fukkoku-19950619-ruman-w500_0.jpg)
また、忘れてはならないのは関谷正徳氏が日本人として初めてル・マンを制したこのマシンであるという事だろう。
&youtube(https://youtu.be/ddQqaTG5LUQ)
ちなみに[[マクラーレン]]のクルマにはこれに由来する「上野グレー」というカラーも[[あるという>https://clicccar.com/2020/06/21/987927/]]。ある意味、ル・マンの歴史にも、マクラーレンの歴史にも上野クリニックの存在が欠かせない物となったのは間違い無い。これもル・マンの気まぐれな神様が導いた日本人とル・マンの不思議なストーリーの一つで、[[787B >>マツダ 787B '91]]や[[TS050>>トヨタ TS050 - Hybrid (Toyota Gazoo Racing) '16]]、[[GR010>>トヨタ GR010 HYBRID '21]]と同じく日本とル・マンの関係を語る上で欠かせない一台となったのである。
&image(https://cdn-image.as-web.jp/2019/02/02233049/011-1280x853.jpg)
[[グランツーリスモ]]ではカラーリバリーで他のチームの仕様にも変更可能。[[BMW マクラーレン F1 GTR レースカー '97]]と同じFINAのカラーやセガの『スカッドレース』でもお馴染みのガルフカラー、また1996年の全日本GT選手権で大暴れしたLARKのカラーを纏ったチームゴウ仕様も良い。あの頃のレースファンには懐かしい思い出深い名車だ。
&youtube(https://youtu.be/-3zkcy1Sag4)
*解説
BPRGTシリーズ(後のFIA-GT選手権を経て現・FIA GT1選手権の母体)に参戦していた「ジェントルマンドライバー」と呼ばれるアマチュアドライバーたちの要望に応えるかたちで製作された[[マクラーレン F1>マクラーレン F1 '94]]のレース仕様。外観は最低限の空力部品を追加しただけのように見えるが、中身の主要部品はレース用に再設計(レギュレーションに合わせ、エンジンの排気量も変更)された。ブレーキディスクもカーボンに変更されたが、温度管理等が難しく、カテゴリーによってはレギュレーションで禁止されたため、鋳鉄製ディスクローターも準備された。だが、1995年のルマンにも投入される事になった際、設計者のゴードン・マレーがクラッチやトランスミッションが24時間保つとは保証できないと懸念を隠さなかったといい、さらにレース中にダウンフォース不足が露呈し、[[マクラーレン]]をドライブしていたマウリツィオ・サンドロ・サーラは「ダウンフォースがほとんどないに等しい」と言い切っていた。
&image(https://upload.wikimedia.org/wikipedia/commons/thumb/6/6c/McLaren_F1_LM.jpg/2560px-McLaren_F1_LM.jpg)
しかし結果的にこの59号車が総合優勝を果たした。理由としては17時間に渡って降った雨によって超スローペースのレースとなり、ミッションやクラッチの負担が和らいだからという説が強い。なおミッションの問題はシフト系に雨水がはいってしまうからという理由らしく、この説もかなり綱渡りだったというお話。
雨対策として、ピットインするたびに水置換性タイプの潤滑剤であるWD-40をリンケージに噴射していたとか。
それを記念して、エンジンのパワーアップ他大幅なチューニングを施し、空力パーツをGTRと同一とした限定車マクラーレンF1-LMが5台のみ製造、販売された。ル・マンで優勝を果たした車輌は、[[サルト・サーキット]]に隣接するル・マン・ミュージアムにドライバー3人のヘルメットとともに展示された。現在はマクラーレン・カーズのアーカイブに保管されており、今でもその姿を見ることができる。
その後翌年の1996年にはエンジンの搭載位置を20mm下げて重心を下げるなどの小改良を施したが、この年登場したポルシェ911GT1に苦戦を強いられる。ル・マン24時間レースの結果は総合4位がやっとで、ル・マン制覇のみを目標として開発された純レーシングマシンのポルシェ911 GT1には歯が立たず、これを受け[[後のロングテール仕様が製作される事となる。>>https://w.atwiki.jp/grasoturismo/pages/526.html]]
*登場シリーズ
**グランツーリスモ6
**グランツーリスモSPORT
Cr.45,000,000で購入。
Gr.3に無理やりぶち込まれた。BoPがなければ滅茶苦茶速い。他のGr.3規定のマシンと同じ価格なのでベース車より安い。
**グランツーリスモ7
レジェンドカーでCr.1,050,000,000で購入。Ver.1.38のアプデで、Cr.1,500,000,000に大幅高騰し、とうとう15億越えクラスのマシンとなった。とはいえ、''マクラーレンF1一族の中では一番安い''のである。
マクラーレンF1系列の車両は現実でも価格が高騰しているため、GT7でも非常に高額になってしまった。別に[[マキール]]氏が価格を上げている訳ではない。これは[[97年式のF1GTR>https://w.atwiki.jp/grasoturismo/pages/526.html]]よりも高額。高額になったのはル・マンで優勝した個体の車であるというプレミアもあるだろうが、前作で安く買えたのが嘘のようだ。なお、2025年1月現在、1,600,000,000クレジットに値上がりしている。Ver.1.63アプデ後の値段は他のマクラーレンF1一族同様20億に高騰か?
&image(https://i.redd.it/jzeumo0gf7la1.jpg)ちなみにアメリカ限定ではあるものの、本作でコラボしたハガティの有料会員サービスに加入していると、特典としてハガティのスペシャルリバリーを纏った本車が入手できる。
*コメント
#comment_num2(log=マクラーレン マクラーレン F1 GTR - BMW(国際開発UKレーシング)'95/コメントログ)
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|>|>|&image(width=450,https://i.imgur.com/TyHKaky.jpeg)&image(width=450,https://i.imgur.com/bzUrRPJ.jpg)Image Credit : Emula / [[Gran Turismo Archive>https://granturismo.forumfree.it/?t=76468864]]|
|~|~メーカー|[[マクラーレン]]|
|~|~英名|McLaren F1 GTR - BMW (Kokusai Kaihatsu UK Racing) '95|
|~|~年式|1995|
|~|~エンジン|S70/2|
|~|~タイプ|レーシングカー&br()ミッドシップ|
|~|~カテゴリー|Gr.3|
|~|~PP|749.06|
|~|~総排気量|6064cc|
|~|~最高出力|609PS/7,500rpm|
|~|~最大トルク|66.4kgfm/6,000rpm|
|~|~パワーウエイトレシオ|XX.XXkg/PS|
|~|~駆動形式|MR|
|~|~吸気形式|NA|
|~|~全長|4,292mm|
|~|~全幅|1,820mm|
|~|~全高|1,140mm|
|~|~車両重量|1,050kg|
|~|~重量バランス|44対56|
|~|~トランスミッション|6速|
|~|~最高速度|XXXKm/h (フルノーマル/フルチューン時) (知らない場合は抜かしてよい)|
|~|~登場|[[グランツーリスモ6]]&br()[[グランツーリスモSPORT]]&br()[[グランツーリスモ7]]|
|~|~備考|&bold(){日本人初の総合優勝を果たしたGT1黎明期のマシン}|
|>|>|BGCOLOR(#ffff00):&bold(){[[FIA GT1系の収録車種一覧]]}|
}
*概要
ルマン24時間レースに出場したマクラーレンF1 GTRのうちの1台。メインスポンサーは包茎手術が専門の上野クリニック。
これにはちゃんと理由もあり、当初はこの59号車がル・マンに出走する予定ではなく、本来は[[マクラーレン]]の参戦計画として6台で決まっていたものの、その後に[[マクラーレン]]の大ファンであり上野クリニックを展開していた佐山元一氏がスポンサーとなって追加でもう1台を走らせることが急遽決まったのだとか。そのため新車を制作できずにシャシーナンバー「01R」という走行可能だったプロトタイプを急遽レースカーに仕立てたと言う。チームは佐山氏が直接かかわる「国際開発レーシング」で、車両オーナー(他チームのマシンは各チームの所有物だった)は「[[マクラーレン]]」で実質的なワークス体制であったものの、車両が完成したのは本番のわずか6週間前。レースはほぼ「ぶっつけ本番」だったが、結果として59号車はトップでゴール。[[マクラーレン]]はル・マン24時間耐久レースに初参戦した年に、優勝を飾ることになり、[[マクラーレン]]側も盛大に喜ぶとともに、優勝のきっかけとなった上野クリニックに対しても強く感謝したという。
&image(https://www.nikkansports.com/sports/news/img/fukkoku-19950619-ruman-w500_0.jpg)
また、忘れてはならないのは関谷正徳氏が日本人として初めてル・マンを制したこのマシンであるという事だろう。
&youtube(https://youtu.be/ddQqaTG5LUQ)
ちなみに[[マクラーレン]]のクルマにはこれに由来する「上野グレー」というカラーも[[あるという>https://clicccar.com/2020/06/21/987927/]]。ある意味、ル・マンの歴史にも、マクラーレンの歴史にも上野クリニックの存在が欠かせない物となったのは間違い無い。これもル・マンの気まぐれな神様が導いた日本人とル・マンの不思議なストーリーの一つで、[[787B >>マツダ 787B '91]]や[[TS050>>トヨタ TS050 - Hybrid (Toyota Gazoo Racing) '16]]、[[GR010>>トヨタ GR010 HYBRID '21]]と同じく日本とル・マンの関係を語る上で欠かせない一台となったのである。
&image(https://cdn-image.as-web.jp/2019/02/02233049/011-1280x853.jpg)
[[グランツーリスモ]]ではカラーリバリーで他のチームの仕様にも変更可能。[[BMW マクラーレン F1 GTR レースカー '97]]と同じFINAのカラーやセガの『スカッドレース』でもお馴染みのガルフカラー、また1996年の全日本GT選手権で大暴れしたLARKのカラーを纏ったチームゴウ仕様も良い。あの頃のレースファンには懐かしい思い出深い名車だ。
&youtube(https://youtu.be/-3zkcy1Sag4)
*解説
BPRGTシリーズ(後のFIA-GT選手権を経て現・FIA GT1選手権の母体)に参戦していた「ジェントルマンドライバー」と呼ばれるアマチュアドライバーたちの要望に応えるかたちで製作された[[マクラーレン F1>マクラーレン F1 '94]]のレース仕様。外観は最低限の空力部品を追加しただけのように見えるが、中身の主要部品はレース用に再設計(レギュレーションに合わせ、エンジンの排気量も変更)された。ブレーキディスクもカーボンに変更されたが、温度管理等が難しく、カテゴリーによってはレギュレーションで禁止されたため、鋳鉄製ディスクローターも準備された。だが、1995年のルマンにも投入される事になった際、設計者のゴードン・マレーがクラッチやトランスミッションが24時間保つとは保証できないと懸念を隠さなかったといい、さらにレース中にダウンフォース不足が露呈し、[[マクラーレン]]をドライブしていたマウリツィオ・サンドロ・サーラは「ダウンフォースがほとんどないに等しい」と言い切っていた。
&image(https://upload.wikimedia.org/wikipedia/commons/thumb/6/6c/McLaren_F1_LM.jpg/2560px-McLaren_F1_LM.jpg)
しかし結果的にこの59号車が総合優勝を果たした。理由としては17時間に渡って降った雨によって超スローペースのレースとなり、ミッションやクラッチの負担が和らいだからという説が強い。なおミッションの問題はシフト系に雨水がはいってしまうからという理由らしく、この説もかなり綱渡りだったというお話。
雨対策として、ピットインするたびに水置換性タイプの潤滑剤であるWD-40をリンケージに噴射していたとか。
それを記念して、エンジンのパワーアップ他大幅なチューニングを施し、空力パーツをGTRと同一とした限定車マクラーレンF1-LMが5台のみ製造、販売された。ル・マンで優勝を果たした車輌は、[[サルト・サーキット]]に隣接するル・マン・ミュージアムにドライバー3人のヘルメットとともに展示された。現在はマクラーレン・カーズのアーカイブに保管されており、今でもその姿を見ることができる。
その後翌年の1996年にはエンジンの搭載位置を20mm下げて重心を下げるなどの小改良を施したが、この年登場したポルシェ911GT1に苦戦を強いられる。ル・マン24時間レースの結果は総合4位がやっとで、ル・マン制覇のみを目標として開発された純レーシングマシンのポルシェ911 GT1には歯が立たず、これを受け[[後のロングテール仕様が製作される事となる。>>https://w.atwiki.jp/grasoturismo/pages/526.html]]
*登場シリーズ
**グランツーリスモ6
**グランツーリスモSPORT
Cr.45,000,000で購入。
Gr.3に無理やりぶち込まれた。BoPがなければ滅茶苦茶速い。他のGr.3規定のマシンと同じ価格なのでベース車より安い。
**グランツーリスモ7
レジェンドカーでCr.1,050,000,000で購入。Ver.1.38のアプデで、Cr.1,500,000,000に大幅高騰し、とうとう15億越えクラスのマシンとなった。とはいえ、''マクラーレンF1一族の中では一番安い''のである。
マクラーレンF1系列の車両は現実でも価格が高騰しているため、GT7でも非常に高額になってしまった。別に[[マキール]]氏が価格を上げている訳ではない。これは[[97年式のF1GTR>https://w.atwiki.jp/grasoturismo/pages/526.html]]よりも高額。高額になったのはル・マンで優勝した個体の車であるというプレミアもあるだろうが、前作で安く買えたのが嘘のようだ。なお、2025年1月現在、1,600,000,000クレジットに値上がりしている。
&image(https://i.redd.it/jzeumo0gf7la1.jpg)ちなみにアメリカ限定ではあるものの、本作でコラボしたハガティの有料会員サービスに加入していると、特典としてハガティのスペシャルリバリーを纏った本車が入手できる。
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