三菱 ランサーエボリューション GSR '92 | ||
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メーカー | 三菱 | |
---|---|---|
英名 | Mitsubishi Lancer Evolution GSR '92 | |
年式 | 1992 | |
エンジン | 4G63 | |
タイプ | ロードカー | |
カテゴリー | N200 | |
PP(初期値) | XXXX | |
総排気量 | 1,997cc | |
最高出力 | 250PS/6,000rpm | |
最大トルク | 31.5kgfm/3,000rpm | |
パワーウエイトレシオ | 4.97kg/PS | |
駆動形式 | 4WD | |
吸気形式 | TB | |
全長 | 4,310mm | |
全幅 | 1,695mm | |
全高 | 1,395mm | |
車両重量 | 1,240kg | |
重量バランス | 57対43 | |
トランスミッション | 5速 | |
ダート走行 | 可能 | |
登場 | グランツーリスモ4 グランツーリスモ(PSP) グランツーリスモ5 グランツーリスモ6 | |
備考 | ランエボシリーズの始まりを告げる一台だが、 走りの面での熟成不足も目立つモデル。 |
概要
三菱 ランサーは、1973年から2024年まで製造及び販売されていた三菱のコンパクトセダン。
こちらの車両は1992年にフルモデルチェンジを施した4代目ランサーベースに、当時WRCの参戦車両として活躍させていたギャランVR−4のメカニズムを組み込んで造られた初代のランエボであり、通称「エボⅠ」と呼ばれているモデル。1993年からは ギャランVR−4 に代わってWRCにも出場した。
ボディはランサーシリーズ中で最も剛性の高いボディを使っていた中近東向けのタクシー専用車両にスポット増しを施し、バルクヘッドから前をほとんど変更して4G63エンジンを積んだ。4ドアセダンであったギャランVR−4と比べるとランサーの車体はコンパクトで軽く、曲がりくねった道を走るラリーの競技の特性には向いていたのだ。
競技ベース車のRSで1,170kgの軽量ボディに250PSのエンジンを搭載し、当時の一般販売車両としてパワーウェイトレシオ(4.8kg/PS以下)では BNR32型のスカイラインGT–R を凌駕するスペックであった。ところが、開発期間がたった1年しか無かったため、十分な走行テストも行われたとはいいがたく、異常なフロントヘビー傾向もあって強烈なアンダーステアの特性が強い一台となり不評の声が相次いだ。しかもタイヤサイズについて「ベース車両のサイズが基本」とされたため、1インチのサイズアップが限界であったのも惜しまれる点である。初代モデル故にまだまだ熟成不足が目立つが、後に後継モデルで改良が進められていく事になる。
ちなみに、これは エボⅠⅠⅠ にもいえることだが、元々限定生産モデルでもあった故か、比較的出回っている後継のモデルと比べると生産台数が少なく、中古車でのタマ数も少ない。エボIの場合は最終的に7628台が生産されたが、それでも現存しているものは稀であり、チューンされて走り倒された物も多くなかなか中古でも見かけることは滅多にない希少車となっている。もし見かけたら非常にラッキーとしかいいようがない。ちなみに、調べてみると相場は160万円台〜250万円台くらい、状態が良いものなら300万円と手が届きやすい。ただし、競技を目的としたマシンなので壊れている可能性も高いので、もし本当にこの世代のエボを買おうとしている人はよ〜く状態を確認しておきたい。
それもあって実車の資料も集めにくいためなのか、他のレースゲームではなかなかエボIII以前のモデルが入ることがなく、名車でもある初代モデルであるのにもかかわらずスルーされがちな存在でもある。ミニカーとかの模型の方でもエボIIIが目立っておりこちらも商品化が少ない。
こちらの車両は1992年にフルモデルチェンジを施した4代目ランサーベースに、当時WRCの参戦車両として活躍させていたギャランVR−4のメカニズムを組み込んで造られた初代のランエボであり、通称「エボⅠ」と呼ばれているモデル。1993年からは ギャランVR−4 に代わってWRCにも出場した。
ボディはランサーシリーズ中で最も剛性の高いボディを使っていた中近東向けのタクシー専用車両にスポット増しを施し、バルクヘッドから前をほとんど変更して4G63エンジンを積んだ。4ドアセダンであったギャランVR−4と比べるとランサーの車体はコンパクトで軽く、曲がりくねった道を走るラリーの競技の特性には向いていたのだ。
競技ベース車のRSで1,170kgの軽量ボディに250PSのエンジンを搭載し、当時の一般販売車両としてパワーウェイトレシオ(4.8kg/PS以下)では BNR32型のスカイラインGT–R を凌駕するスペックであった。ところが、開発期間がたった1年しか無かったため、十分な走行テストも行われたとはいいがたく、異常なフロントヘビー傾向もあって強烈なアンダーステアの特性が強い一台となり不評の声が相次いだ。しかもタイヤサイズについて「ベース車両のサイズが基本」とされたため、1インチのサイズアップが限界であったのも惜しまれる点である。初代モデル故にまだまだ熟成不足が目立つが、後に後継モデルで改良が進められていく事になる。
ちなみに、これは エボⅠⅠⅠ にもいえることだが、元々限定生産モデルでもあった故か、比較的出回っている後継のモデルと比べると生産台数が少なく、中古車でのタマ数も少ない。エボIの場合は最終的に7628台が生産されたが、それでも現存しているものは稀であり、チューンされて走り倒された物も多くなかなか中古でも見かけることは滅多にない希少車となっている。もし見かけたら非常にラッキーとしかいいようがない。ちなみに、調べてみると相場は160万円台〜250万円台くらい、状態が良いものなら300万円と手が届きやすい。ただし、競技を目的としたマシンなので壊れている可能性も高いので、もし本当にこの世代のエボを買おうとしている人はよ〜く状態を確認しておきたい。

解説
ランエボシリーズ最初のマシンとなったⅠは、ギャランVR-4に次ぐWRC参戦マシンとして、1992年9月に発売を開始した。中近東のタクシー向けボディをベースに改良を加え、兄弟分のギャランから受け継いだ4G63を搭載したマシンだったが、ホモロゲーション分を生産できれば十分と考えられていたのか、当初は2500台限定生産になる筈だった…が、CMも広告も何一つ打っていないにもかかわらず、2500台は3日で完売し、慌てて更に2500台を追加し5000台としたもののそれでも捌き切れず、最終的には7628台が販売された。
車名の候補は他にもかつてのランサーEXターボをもじった『ランサーターボ』『ランサーレボリューション』などがあったが、当初は当代で終わる予定だった為、究極のランサーという意味合いで『ランサーエボリューション』となったとされる。
登場シリーズ
グランツーリスモ4
グランツーリスモ(PSP)
グランツーリスモ5
グランツーリスモ6
コメント
- ノーマルのエボⅠってもし収録されるとしたらレジェンドカーディーラー扱いになってしまうのかな? -- (名無しさん) 2024-08-31 16:27:39