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HKS Drag 180SX

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HKS Drag 180SX
Image Credit : Shiki Tojyun
メーカー HKS
英名 HKS Drag 180SX
年式 1996
エンジン RB26DETT
タイプ ドラッグカー
カテゴリー Gr.X
PP(初期値) XXX
総排気量 2,629cc
最高出力 1,026PS/9,000rpm
最大トルク 93.4kgfm/7,000rpm
パワーウエイトレシオ 0.96kg/PS
駆動形式 FR
吸気形式 TB
全長 4,800mm
全幅 1,750mm
全高 1,200mm
車両重量 980kg
重量バランス XX対XX
トランスミッション 6速
登場 グランツーリスモ2
備考 ターボチューンのHKSの名を知らしめたドラッグレースマシン

概要

HKS ドラッグ 180SXは、HKSが 中期型180SX モチーフにして製作したプロストックカテゴリーのドラッグレースマシン。市販車両の180SXとは、ボディラインを象っている事や一部の灯火類を流用した事以外に、メカニカル面での関連性は一切無い
1990年からA70型スープラをベースにドラッグレースに参戦し、R32に代替わりしてからも様々なレコード記録を塗り替えたりとHKSはいつしか「ドラッグレース常勝チーム」として名を挙げていた。
このドラッグレース用に製作された180SXは、パイプフレームでゼロから製作した超軽量ボディに自社製のGT3240タービンを2基組み込んだRB26DETTエンジンを搭載しており、0−400mを一気に駆け抜けていくためにそのパワーを振り絞るモンスターマシンと化している。パイプフレームボディのデザインモチーフに180SXを選んだ理由は「RB26を搭載するんだし、どうせなら日産車の中でも空力が良さそうなのをモチーフにした方がいいよね」程度の軽いモノだったそうな。
1996年からBEドラッグシリーズに参戦し、96年・97年と2年連続シリーズ王者という実績を残す。怒涛のパワーを生み出すHKSのターボチューンのイメージを多くのユーザーに強く印象付けたマシンと言えよう。


解説

日本を代表するチューニングメーカーであるHKSが作り上げたのが、0-400m加速のタイムを競うドラッグレースを戦うためのこのマシン。ベースとなっているのは日産の180SXで、まさにドラッグ専用のために特別なクルマとして仕上げられている。

搭載されるパワーユニットは、スカイラインGT-R用のRB26DETT型。これをベースにピストンにSTEP3 87mm鍛造を用いるのを始め、コンロッドはH断面、クランクシャフトはフルカウンター&クランクダンパーキット、メタルはHKSオリジナル、カムはSTEP3 IN 290/EX280というものを採用。その他中空バルブや、EC1レース用フルコンを組み合わせ、 GT3037S 56T A/R 0.73タービンをツインで搭載。ブーストコントローラはEVC、SPLレーシングウェストゲート、GTインタークーラー、75mmデュアル等長フロントパイプはそのまま直管サイド出しとなるなど、そのほとんどにHKS製パーツを用いることで、圧縮比9.4、過給圧2.0から、最高出力で1030ps/9000rpm、最大トルクで93kg/7000rpmというとてつもないパワー&トルクを発生させている。

そしてこれに組み合わせられるトランスミッションはリバティー5速エアシフターとなっている。
こうすることで、97年11月2日の仙台ハイランド*1でのベストタイムは、なんと7秒412を記録。400mのゴール地点での終速は、実に294km/hにも達するのだ。まさに0-400mのためのスペシャルマシンである。

余談

入手すると4psの馬力詐欺が発生している他、純正で6速ミッションになっている。

GT2では内部データにドラッグレースモードが存在しており、本車はそのために収録されたものと思われる。
ところがこのモードは開発中に削除されてしまい、結果的にR33と共にクルマだけが収録されることになってしまった。
余談だが、ドラッグレースモードが削除されこの2台だけが収録されたことで「使えないクルマ」と評価されたことにブチギレたHKSの社長が作り上げたのが、スリックタイヤ装着で筑波54秒台を記録する超コーナリングマシン、レーシングアルテッツァである。

なおGT2にはドラッグスリックに相当するグリップ力のタイヤが存在しないため、チートでパワーやタイヤのグリップ力を増大させない限りいくら頑張っても実車の叩き出したタイムを超えることはできない。

登場シリーズ

グランツーリスモ2

グランツーリスモリーグのパシフィック・リーグの3戦目、ラグナセカで勝利することでプレゼントカーとして入手可能。
元々ドラッグレースイベントを収録するつもりだったらしいのだが、没となってしまい活躍の場を失ってしまったという経緯がある。
ドラッグカーなだけあってコーナリング性能は劣悪の一言に尽きるが、ストレートでは300km/hオーバーでも余裕の伸びを見せる。全開区間の多いコースであれば、最速格のレースカーたちを相手にして優勝も狙えなくはない。少なくとも車重が軽い分R33よりはマシだろう。

コメント

  • GT7で復帰させてほしいいいいいいいいいいいいいいいいい -- (名無しさん) 2024-08-04 03:43:56
  • 4であったらなぁ〜 -- (名無しさん) 2024-10-13 07:37:49
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注釈

*1 2014年9月15日をもって閉鎖