いすゞ ベレット 1600 GT-R '69 | ||
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メーカー | いすゞ | |
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英名 | Isuzu Bellett 1600 GT-R '69 | |
年式 | 1969 | |
エンジン | G161W型 | |
タイプ | ロードカー スポーツカー | |
カテゴリー | N100 | |
PP(初期値) | XXX | |
総排気量 | 1,584cc | |
最高出力 | 120ps/6,400rpm | |
最大トルク | 14,5kgfm/5,000rpm | |
駆動形式 | FR | |
吸気形式 | NA | |
全長 | 4,015mm | |
全幅 | 1,495mm | |
全高 | 1,325mm | |
車両重量 | 970kg | |
重量バランス | XX対XX | |
トランスミッション | 5速 | |
登場 | 未実装 | |
備考 | 無骨な見た目が印象的、いすゞのGT−R |
概要
いすゞ ベレット 1600 GTRは、1963年に登場した小型ファミリーセダンのモデルであったベレットをベースとして1969年に登場したスポーツモデルで、走りを追及したグレードである。
技術者主導で設計制作が行われ、当時としては数々の新機軸を盛り込んだ、1960年代の日本車を代表する車種の一つである。
小型ファミリーセダンとは言え、元となったベレットも、日本初のフロントディスクブレーキ採用車だったり、当時では数少ない四輪独立懸架元のベレットはレースシーンでも活躍する機会が多く、発売翌年の1964年に登場した『ベレG』ことGTグレードは、よく同車とのGT論争が起こりがちなスカイラインGT-B(S54A-Ⅱ)相手に、1ランク下のクラスながら肉薄する実力を兼ね備える等ポテンシャルは非常に高かった。標準のサルーン系はちょっとヤワな「草食系」というべき見た目だったが、GTやGTRでは何処か無骨な印象の走りに特化した車となり、ほぼ同時期にいた豪華絢爛で流麗なデザインの117クーペと比べるとキャラクターが両極端である。
↑ベレットGTR。今のトラックのイメージからは信じられないが、昔はいすゞもモータースポーツ活動も積極的で、このGT−Rは1968年8月の鈴鹿12時間耐久で優勝したレーシングモデルである『GTX』を源流に持つ『ベレG』最強モデル。エンジンは117クーペにも搭載されたミクニ製ソレックスキャブ2連装の1,600ccDOHCのG161W型に換装、サスペンションを前後輪とも強化スプリングとし、ブレーキにサーボを追加するなどサーキットでの技術をフィードバックさせている。外見上では大型のフォグランプと二分割されたフロントバンパーが特徴だ。
技術者主導で設計制作が行われ、当時としては数々の新機軸を盛り込んだ、1960年代の日本車を代表する車種の一つである。


また、よく議論になる同車のグレード名だが、いすゞ発表の公式情報によると、69年登場時は『GTR』。翌70年のマイナーチェンジで『GT typeR』となった模様。GT収録モデルはデビュー当初の69年式なので正式名称は『いすゞ・ベレット1600GTR』となる。
登場シリーズ
未実装