日産 300ZX-GTS GT (JGTC) '97 | ||
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メーカー | 日産 | |
---|---|---|
英名 | Nissan 300ZX-GTS GT (JGTC) '97 | |
年式 | 1997 | |
エンジン | V6 DOHC | |
タイプ | レーシングカー JGTC-GT500 ル・マン | |
カテゴリー | --- | |
PP(初期値) | --- | |
総排気量 | ----cc | |
最高出力 | 682PS/6,500rpm | |
最大トルク | 96.4kgfm/3,500rpm | |
パワーウエイトレシオ | 1.73kg/PS | |
駆動形式 | FR | |
吸気形式 | TB | |
全長 | 178in (4,520mm) | |
全幅 | 70.5in (1,790mm) | |
全高 | 49.4in (1,255mm) | |
車両重量 | 1,180kg | |
重量バランス | --対-- | |
トランスミッション | 6速 | |
登場 | グランツーリスモ2 | |
備考 | 元はアメリカのIMSAのGTO(GTS)クラスで 活躍した、逆輸入GTマシン。 世界の名だたるレースを制したチャンピオンマシン という事で期待されていたのだが……。 |
概要
元はアメリカの「IMSAシリーズ」のGTOクラスをメインに戦っていたマシン(95年にGTS-1へクラス変更)。
当時IMSAのGTOシリーズにはアメリカのマシンだけでなく日欧の自動車メーカーからも参戦しており、日本車ではトヨタ・セリカにマツダRXー7、欧州車ではアウディ90クワトロやフェラーリF40とかも参戦していた事もあった。そんな中この300ZXは1990年から1995年までアメリカのレースチーム「カニンガム・レーシング」からIMSAシリーズに参戦していた個体で、1994年には「セブリング12時間レース」総合優勝、「デイトナ24時間レース」総合優勝、「ル・マン24時間」クラス優勝という、華々しい戦歴も持っており、そんな世界中のレースで数多くの好成績を残したアメリカ育ちのチャンピオンマシンが、日本のJGTCの舞台へと参戦するという事は当時大きな注目を集めた。
見た目で分かるようにいわゆるアメリカ生まれらしく、迫力を感じさせるワイドなボディのストックカースタイルであり、Z32な部分は外装の皮だけで、中身はパイプフレームで組まれた超本格的なレーシングカー。ドアもないのでNASCARのように窓から乗り込むので、少しずつ洗練されているとはいえチューニングカーのような見た目のマシンも走っていた創立3年目のJGTCに参戦したマシンの中でも高い完成度を誇ったと言えるものだ。
ライトも見た目それっぽくしているだけで、夜間走行のあるセブリング12hやルマン24hではライトの模様のさらに外側、フロントフェンダーの角の部分にライトを埋め込んだ別バージョンのカウルを使用していた。
エンジンは当初VG30DETTだったのだが、勝ちすぎてツインターボエンジンに過度のハンデが載ってしまったため95年からはプレジデント用のVH45DEへとスワップし、4リッターから4.5へと拡大、自然吸気に置き換わった。
それに加え、前後重量の最適化のため、いわゆるトランスアクスルを採用している。
一応(見た目の)ベース車は2by2となっている。というのも参戦初年度は2シーターのシルエットを採用していたが、ホイールベースが短くて安定性が悪いと判断され、ホイールベースが伸びている2by2に切り替えたという事情がある。
まさにアメリカンな逆輸入GTマシンである本車両を駆る担当ドライバーは、96年は影山正美と立川祐路、97年は影山に代わって高橋毅と立川裕路の2人のコンビでステアリングを握っていた。
96年はRd.2,3,5〜オールスター戦のみ、97年はRd.1–2のみの参戦で、チャンピオンマシンでありながらも、当初はマシントラブルが相次ぎ完走もおぼつかず、第6戦MINEでの9位が最高順位に。97年は第2戦富士の予選でクラッシュ。残念ながら以降はJGTCへの参戦は無く、チャンピオンマシンとしての実力を見せつけるどころか、その後のレースへの参加自体も無くなってしまう惜しい結果に終わった。
96年はRd.2,3,5〜オールスター戦のみ、97年はRd.1–2のみの参戦で、チャンピオンマシンでありながらも、当初はマシントラブルが相次ぎ完走もおぼつかず、第6戦MINEでの9位が最高順位に。97年は第2戦富士の予選でクラッシュ。残念ながら以降はJGTCへの参戦は無く、チャンピオンマシンとしての実力を見せつけるどころか、その後のレースへの参加自体も無くなってしまう惜しい結果に終わった。

ちなみにFSWでのレースでは結構な回数展示車両として公開されているが、PEAKSのご厚意で運転席に座ることが可能になっていることが多い。
見つけたら是非窓をくぐっていいですか?とスタッフに聞いてみよう。
解説
ゲーム内解説が用意されていない為、詳細な仕様は不明。
登場シリーズ
グランツーリスモ2
GTリーグのパシフィックリーグのミッドフィールド戦を制すると貰えるプレゼントカーとして登場。ちなみに実車は95年から自然吸気エンジンに変わっているのにも関わらずターボが装着されているミスがある。
コメント
- 300ZX-GTS GT (JGTC) '97じゃなかったっけ -- (名無しさん) 2024-09-06 08:38:28
- グランツーリスモ2でのスペックの編集誰か頼みます。IMSA GTO時のスペックとJGTC時のスペックがごっちゃになってる?っぽいので -- (名無しさん) 2024-09-09 18:59:00
- もしGT7で再び収録するとなったらGr.3かな -- (名無しさん) 2024-09-14 13:04:17