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+ 記事抜粋
一般的な見方だと、アルツハイマー病と認知症というのは、同じ病気と思われています。
どちらも痴呆の症状が出るため、同じ病気というイメージになってしまうのはしょうがないことかもしれません。

確かに、アルツハイマー病は、認知症を引き起こす原因となる病気の一つです。
そのため、アルツハイマー病による認知症というのは、アルツハイマー型認知症と呼ばれています。
ですが、アルツハイマー型認知症は、あくまでも認知症の種類の中の一つで、アルツハイマーと認知症は同義語ではありません。

(※mono.--詳細はサイト記事で)







医学研究





■ Researchers plan to retract landmark Alzheimer’s paper containing doctored images 「Science Webinars(4 JUN 2024)」より
研究者は、加工された画像を含む画期的なアルツハイマー病の論文を撤回する計画


★ 米国、アルツハイマー病新薬を迅速承認 エーザイなど開発 「毎日新聞(2023/1/7 08:37(最終更新 1/7 10:25))」より
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 米食品医薬品局は6日、エーザイと米バイオジェンが開発したアルツハイマー病の治療薬「レカネマブ」を承認した。発症への関与が疑われる脳内のタンパク質を除去する機能が確認されたのを受け、いち早く新薬を市場に出し患者のニーズに応える迅速承認制度を適用した。エーザイなどは日本でも3月までに承認申請する方針。

 米国の迅速承認は“仮免許”のような位置付けで、追加の試験で治療効果を確認し、本承認に移行する必要がある。メーカー側は昨年11月、認知能力が低下していくペースを緩和する効果を示した追加の試験結果をまとめており、速やかに本承認を申請する意向だ。(共同)

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★ エーザイとバイオジェン、「レカネマブ」についての試験結果を第15回アルツハイマー病臨床試験会議において発表 「日本経済新聞(2022年11月30日 11:41)」より
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抗アミロイドβプロトフィブリル抗体「レカネマブ」の早期アルツハイマー病に対する臨床第III相 Clarity AD検証試験結果を第15回アルツハイマー病臨床試験会議(CTAD)において発表

エーザイ株式会社(本社:東京都、代表執行役CEO:内藤晴夫、以下エーザイ)とバイオジェン・インク(Nasdaq: BIIB、本社:米国マサチューセッツ州ケンブリッジ、CEO:Christopher A. Viehbacher、以下バイオジェン)は、本日、抗アミロイドβ(Aβ)プロトフィブリル抗体レカネマブ(開発品コード:BAN2401)について、脳内アミロイド病理が確認されたアルツハイマー病(AD)による軽度認知障害(Mild Cognitive Impairment:MCI)および軽度AD(これらを総称して早期ADと定義)を対象とした大規模なグローバル臨床第III相Clarity AD検証試験の結果を米国カリフォルニア州サンフランシスコおよびバーチャルで開催されている第15回アルツハイマー病臨床試験会議(CTAD:Clinical Trials on Alzheimer's Disease)において発表することをお知らせします。

■CTADサイエンティフィック・セッションにおけるレカネマブのデータ発表の要旨

●Clarity AD試験デザイン

本試験は、北米、欧州、アジアの235施設で早期AD当事者様1,795人(レカネマブ投与群:898人、プラセボ投与群:897人)を対象とした、プラセボ対照、二重盲検、並行群間比較、無作為化グローバル臨床第III相検証試験です。被験者は、レカネマブ投与群(10mg/kg bi-weekly静脈投与)またはプラセボ投与群に1:1で割り付けられ、疾患ステージ(ADによるMCIまたは軽度AD)、AD症状改善薬併用の有無(例:アセチルコリンエステラーゼ阻害薬、メマンチンまたはその両方)、ApoE4ステータス、および地域によって層別割付けされました。被験者登録基準においては、多様な合併症あるいは併用治療(高血圧症、糖尿病、心疾患、肥満、腎臓病、抗凝固剤併用など)を許容しています。本試験では、民族的・人種的多様性を考慮した被験者登録を推進した結果、米国では登録被験者の4.5%が黒人、22.5%がヒスパニック系となりました。

主要評価項目は、全般臨床症状の評価指標であるCDR-SB(1)(Clinical Dementia Rating Sum of Boxes)の18カ月時点におけるベースラインからの変化とし、重要な副次評価項目として、アミロイドポジトロン断層法(PET)測定(センチロイド法)による脳内アミロイド蓄積、ADASCog14(2)(Alzheimer's Disease Assessment Scale-Cognitive subscale 14)、ADCOMS(3)(Alzheimer's Disease Composite Score)およびADCS MCI-ADL(4)(Alzheimer's Disease Cooperative StudyActivities of Daily Living Scale for Mild Cognitive Impairment)の投与18カ月時点でのベースラインからの変化が設定されました。また、タウPETで測定する脳内タウ病理(n=257)、脳脊髄液(CSF)バイオマーカー(n=281)を評価しました。

※以下は添付リリースを参照

リリース本文中の「関連資料」は、こちらのURLからご覧ください。


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※ Clarity AD 試験の有効性評価結果pdf 「」より


※ レカネマブ リリース全文 「エーザイ/バイオジェン・インク(2022 年 9 月 28 日)」より
(※mono....前後略、詳細はpdfで)
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抗アミロイド抗体に関連する有害事象であるアミロイド関連画像異常(ARIA)についてはARIA-E(浮腫/浸出)の発現率は、レカネマブ投与群で 12.5%、プラセボ投与群で 1.7%であり、その内、症候性の ARIA-E の発現率は、レカネマブ投与群で 2.8%、プラセボ投与群で 0.0%でした。
ARIA-H(ARIA による脳微小出血、大出血、脳表ヘモジデリン沈着)の発現率は、レカネマブ投与群で 17.0%、プラセボ投与群で 8.7%でした。
症候性 ARIA-H の発現率は、レカネマブ投与群で0.7%、プラセボ投与群で 0.2%でした。ARIA-H のみ(ARIA-E を発現していない被験者での ARIAH)はレカネマブ投与群(8.8%)とプラセボ投与群(7.6%)で差はありませんでした。
ARIA(ARIA-Eおよび/またはARIA-H)の発現率はレカネマブ投与群で21.3%、プラセボ投与群で9.3%でした。総じてレカネマブの ARIA 発現プロファイルは想定内でした。
本試験は、早期 AD 当事者様 1,795 人を対象とした、プラセボ対照、二重盲検、並行群間比較、無作為化グローバル臨床第Ⅲ相検証試験です。
被験者は、レカネマブ 10 mg/kg bi-weekly 投与群またはプラセボ投与群に 1:1 で割り付けられました。
ベースライン時における被験者特性はレカネマブ投与群、プラセボ投与群ともに類似しており、バランスがとれていました。
被験者登録基準においては、幅広い合併症あるいは併用治療(高血圧症、糖尿病、心臓病、肥満、腎臓病抗凝固剤併用など)を許容しています。
また、米国における民族的・人種的多様性を考慮したエーザイの被験者募集戦略により、米国における総登録者の約 25%がヒスパニック系およびアフリカ系アメリカ人となりました。
これらの包括的な被験者登録基準と民族・人種多様性の確保の結果、米国においてはメディケア加入者と概ね同様な分布となりました。



■ アルミとアルツハイマーの関係について 「介護百科ドットコム()」より
(※mono....前後略、詳細はサイト記事で)
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1972年 アルミニウムが残留していた透析液やアルミニウム製剤を投与された人工透析患者の脳内にアルミが蓄積し、アルツハイマー病と似たような症状が起きたとされる米国の事件。
1988年 飲み水として利用される水道給水に誤って大量の凝集剤が投入されたため、その汚染された水(超高濃度のアルミを含んでいる)を摂取した住民にアルツハイマー病と結び付くような症状をもつ患者が現れた英国の事件。
1989年 英国のアルツハイマー病患者が多い地域の飲料水から高濃度のアルミニウムが検出された事件。
1992年 体内のアルミニウムは正常な脳にも取り込まれ蓄積し、脳の神経細胞に障害を起こすということを日本国内のプロジェクトチーム(東大や東北大)が証明。

いずれの記事も実際に起こった事件であるという点においては間違いなく、一定量を超える高濃度のアルミが脳内に蓄積されてしまうと、神経性毒症によるある種の記憶障害等が起こる場合があるということは解っています。

しかし、実のところ、アルミがアルツハイマー病の元凶であるとする明確な科学的根拠はいまだ発表されていません

にもかかわらず、アルミがアルツハイマー病の原因だと信じて疑わない人が多いのは、特にこの手の事件が日本国内で注目された1990年代にこぞって取り上げたマスメディア(新聞、テレビ、雑誌など)の報道の仕方に問題があったのではないかと思われます。

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■ アルツハイマー病とアルミニウムの因果 関係はありません 「EMIDAS」より
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アルツハイマー病原因遺伝子を特定   ニュース
  • 平成13年5月25日 新聞各紙の報道によると、アルツハイマー病の原因物質に関し 画期的な発見がなされた。
理化学研究所の研究チームがアルツハイマー発症の原因になる遺伝子を突き止めたとのニュースである。
  • 治療薬の開発や早期診断につながるものと期待されている。
  • アルツハイマー病は、βアミロイドという物質が、記憶に係わる海馬や大脳皮質の部分に沈着することで神経細胞が死滅し、発症すると考えられている。
  • 研究チームは、この物質を分解する酵素を見つけた。この酵素の働きが病気の発症を左右している可能性が高く、治療法を研究する上で画期的な成果という。
  • 発見した酵素「ネプリライシン」はβアミロイドを分解し脳を掃除する。
ネプリライシンの働きを、アルツハイマー病の患者と健康な人の脳で比べたところ、患者の脳では半分程度に弱まっていることが確かめられた。
この酵素の働きが加齢とともに弱まり、βアミロイドがたまって発症につながったと見られる。今後遺伝子治療などで酵素の働きをコントロールすることで発症を抑制できる可能性があるという。


フッ素
■ フッ素がアルツハイマー型認知症の進行に影響? 「ゆみ先生の歯ブログ(2019年12月17日)」より
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2019年11月、歯科の業界誌である日本歯科新聞に
「低濃度フッ素 アルツハイマー進行に影響」
という記事が掲載されました。


フッ素の摂取が、
アルツハイマー型認知症の進行を早めるのではないか?
ということですね。

(※mono....中略)
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また、官会長はその一方で、スウェーデンでアルツハイマー型認知症のメカニズムを研究されていて、
その研究として紹介されたのは、アルツハイマー型認知症に大きく関与する「アミロイドβ」の元となる「アミロイド前駆体たんぱく」を人工的に活性させたマウスとそうでないマウスを用意し、低濃度フッ素に曝露した結果、
前者の学習能力と記憶力が低下を示し、
さらに「アミロイドβ」等の増加から、
神経病理学的な病変が悪化する可能性が示唆された、というものです。

(※mono....以下略、詳細はサイト記事で)

















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最終更新:2024年07月24日 21:25