音楽
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山下達郎

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2019/04/10 に公開
みのミュージック


ミノタウロス公式
https://www.minotaur-music.com/


リリース情報
HMVRecordsより
7インチアナログ盤「恋のチンチン電車」
¥1,700
2017年12月31日(日)発売


作曲編曲/みの
作詞/田中伶

personnel
みの - ギター、ボーカル、ピアノ
岡啓 - ベース
田中伶 - ドラム、タンバリン
財部亮治 - バッキングボーカル




■ 注目の音楽ジャンル「シティ・ポップ」☆これだけは聴いておこうってやつ。 「NAVERまとめ」より
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「シティ・ポップ」の定義にはさまざまな見解がありますが、グッドミュージックには変わりないので、まとめていきます。Yogee New Waves、Special Favorite Music、シャムキャッツ、never young beach(ネバヤン)、ミツメ、Awesome City Club。 更新日: 2018年01月24日

(※mono....以下略、詳細はサイト記事で)


■ blanklink プラグインエラー: URLかページ名を入力してください。 「Billboard JAPAN(2014年)」より
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 昨年末の2013年12月30日。日本のポップス界の伝説的ミュージシャン、大滝詠一が急逝した。近年じわじわとシティ・ポップス再評価が高まる中、ほぼ引退状態だった彼の動向にも少しずつ注目が集まっていたのに非常に残念でならない。ここでは、巨星・大滝詠一への哀悼を込め、シティ・ポップスの歴史を振り返りつつ、これからますます発展しそうな新しいシーンを追ってみたい。

シティ・ポップスとは?
 「シティ・ポップス」という言葉は、明確に定義されているわけではない。簡単にいえば“都会的で洗練されたポップス”といったニュアンスだろうか。70年代半ば以降のAOR、ソフトロック、ブラック・コンテンポラリー、フュージョンといった当時の“オシャレ”の代名詞的なサウンドを軸に、“街”、“リゾート”、“ドライブ”、“キャンパスライフ”といったキーワードを散りばめた歌詞や、爽快感を意識したヴォーカル・スタイルなどが特徴で、湿っぽいフォーク・ソングを含む“ニューミュージック”という言葉ともまた違う感覚を持っている。1975年の発表当時は異色の存在だったシュガー・ベイブの名盤『SONGS』を起点に、大滝詠一、山下達郎、吉田美奈子、荒井(松任谷)由実、竹内まりや、大貫妙子、南佳孝などが続々と頭角を現し、シティ・ポップスの基盤を作り上げていった。もし、シティ・ポップスってなに?と思うのであれば、このあたりの名盤を聴いていただきたい。

シティ・ポップスの真髄を感じる5枚

(※mono....以下詳細は略、本文で)
大滝詠一『A LONG VACATION』(1981)
山下達郎『FOR YOU』(1982)
松任谷由実『PEARL PIERCE』(1982)
竹内まりや『MISS M.』(1980)
吉田美奈子『LIGHT'N UP』(1982)

シティ・ポップス黄金時代
 70年代末から80年代にかけては、シティ・ポップスの黄金時代といっていいだろう。男性では、角松敏生、杉真理、山本達彦、稲垣潤一、女性では、尾崎亜美、杏里、大橋純子、八神純子、松原みきといったシンガーが続々とヒットを飛ばし、寺尾聰の歴史的な大ブレイクを頂点に、お茶の間にまでシティ・ポップスが溢れかえるようになる。彼らは従来のシンガー・ソングライターやバンドという形式に捕らわれず、ジャズ・フュージョン系のミュージシャンを起用したり、歌謡曲との境界線を飛び越えたりと、ポップな作風とは裏腹に音楽的な実験を多数試みた。逆に大野雄二、松岡直也、高中正義といったプレイヤーに脚光が浴びたり、野口五郎、岩崎宏美、松田聖子などの歌謡曲やアイドルの世界でもシティ・ポップス・サウンドが当たり前となっていく。ここまでジャンルがクロスオーヴァーしたことは、それまでの音楽史にはなかったのではないだろうか。極端な解釈かもしれないが、日本の音楽シーンが最も豊かで贅沢だった時代といっても過言ではない。

シティ・ポップスの黄金時代を知る5枚

(※mono....以下詳細は略、本文で)
寺尾聰『REFLECTIONS』(1981)
角松敏生『ON THE CITY SHORE』(1983)
杏里『TIMELY!!』(1983)
大橋純子&美乃家セントラル・ステイション『CRYSTAL CITY』(1977)
大野雄二『ルパン三世・2』(1978)

渋谷系以降、シティ・ポップス冬の時代
 90年代に入ると、それまでの音楽的な価値観も一変。シティ・ポップスは過去の遺物として、“ダサいもの”扱いされるようになった。しかし、実際のところ当時の最新音楽の中にもシティ・ポップス的なエッセンスは多数見受けられる。とくに渋谷系と呼ばれるムーヴメントは、ある意味地続きといってもいいだろう。例えば、ピチカート・ファイヴは細野晴臣のプロデュースでデビューし、大滝詠一のカヴァーもしていたし、コーネリアスこと小山田圭吾はシティ・ポップスの屋台骨を支えていたYMOのサポートに参加することになる。また、キリンジや古内東子などはシティ・ポップスをアップデートさせたアーティストといってもいいだろう。そして、こういった冬の時代を経て、2010年代の新世代シティ・ポップスへと繋がっていくのである。

渋谷系以降のシティ・ポップスを知る5枚

(※mono....以下詳細は略、本文で)
ピチカート・ファイヴ『ベリッシマ』(1988)
小沢健二『LIFE』(1994)
古内東子『OUR GLASS』(1996)
キリンジ『3』(1998)
paris match『type III』(2002)

シティ・ポップスの新しい夜明け
 2010年を境として、再びシティ・ポップス的なサウンドが見直されるようになってくる。いわゆるR&Bブームが一段落し、メロウなサウンドが定番化したところで、次に目を付けられたのがシティ・ポップスに向かったと考えてもいいだろう。その先駆けは、土岐麻子や冨田ラボなどがシティ感覚の名曲を生み出していったことだろうが、決定的となったのがジャンクフジヤマの登場と一十三十一の名作『CITY DIVE』だ。前者は過去の歴史をリスペクトし、後者は新しいクリエイターを引っ張り上げたという意味でも、その功績は非常に大きい。とりわけ現在のインディ・シーンでは、シティ・ポップスに影響を受けた新しい才能がゴマンと存在する。2014年以降もさらなる発展に期待できそうだ。

最新型シティ・ポップスを感じる5枚

(※mono....以下詳細は略、本文で)
土岐麻子『TALKIN'』(2007)
一十三十一『CITY DIVE』(2012)
ノーナ・リーヴス『POP STATION』(2013)
ジャンク フジヤマ『JUNK SCAPE』(2013)
VA『大貫妙子トリビュートアルバム - Tribute to Taeko Onuki-』(2013)

Writer:栗本 斉














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最終更新:2021年08月28日 20:04