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日産 シルビア K's Dia Selection (S13) '90 - (2025/07/08 (火) 23:34:36) の1つ前との変更点
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&table_color(,#cccccc)
|>|>|BGCOLOR(#cfe2f3):&bold(){日産 シルビア K's Dia Selection (S13) '90}|
|>|>|&image(width=450,https://i.imgur.com/k8ov2nk.jpg)&image(width=450,https://i.imgur.com/03NSfO5.jpg)&image(width=450,https://i.imgur.com/UQN2NH5.jpg)Image Credit : Emula / [[Gran Turismo Archive>https://granturismo.forumfree.it/?t=77386140]]|
|~|~メーカー|[[日産]]|
|~|~英名|Nissan SILVIA K's Dia Selection (S13) '90|
|~|~年式|1990|
|~|~エンジン|CA18DET|
|~|~タイプ|ロードカー|
|~|~カテゴリー|N200|
|~|~PP(初期値)|399.88|
|~|~総排気量|1,809cc|
|~|~最高出力|175PS/6,500rpm|
|~|~最大トルク|22.9kgfm/4,000rpm|
|~|~パワーウエイトレシオ|6.51kg/PS|
|~|~駆動形式|FR|
|~|~吸気形式|TC|
|~|~全長|4,470mm|
|~|~全幅|1,690mm|
|~|~全高|1,290mm|
|~|~車両重量|1,140kg|
|~|~重量バランス|XX対XX|
|~|~トランスミッション|5速|
|~|~最高速度|223Km/h (フルノーマル/フルチューン時) (知らない場合は抜かしてよい)|
|~|~登場|[[グランツーリスモ5]]&br()[[グランツーリスモ6]]&br()[[グランツーリスモSPORT]]&br()[[グランツーリスモ7]]|
|~|~備考|走り屋定番のクルマ、&br()チューンベースとしての資質も高い名車|
}
*概要
初代GTから収録され続けている((グレードも含めた場合はGT5から))走り屋の定番車種でもある名車、通称S13シルビア。
[[180SX>日産 180SX Type X '96]]とは姉妹車でパーツの互換性があり、それを利用してシルビアのフロントマスクをつけた[[シルエイティ>日産 シルエイティ '98]]という改造車も生まれ公式化している。
バブル期で流行していた「デートカー」の一台として1988年に発売され、生産台数は約30万台と大ヒットを記録した。デートカーの流行が落ち着いた後には手頃なFR車として注目され、走り屋から絶大な人気を博すようになる。当時は解体屋にゴロゴロ転がっていたクルマだが、現在ではAE86同様、主に走り屋によって使い潰されてしまったためか球数が減り、近年の海外における日本車ブームも相まって中古価格は高騰し続けており、入手の難易度はかつてとは比べ物にならないほど高くなってしまっている。
そもそもデートカーであることから激しいスポーツ走行を想定して作られておらず、特にフロアは&bold(){助手席側のフレームが一部途切れており}真面目に走るならボディは全体的に補強必須。にもかかわらずほぼノーマルかタワーバーやロールケージ((ロールケージは剛性アップのために入れるものではなく本来は乗員保護のためのものなので剛性にあまり寄与しない場合もある))程度の補強で使いつぶされた個体が多いのも拍車をかけている(これはフレームが同じ180SXも同様)。
多くの走り屋に支持を得ていただけに、車を題材をした漫画などにもよく登場し、ヤンマガで掲載されていた漫画「ナニワトモアレ」の主人公グッさんや「頭文字D」の&s(){厚揚げ先輩こと}池谷浩一郎、あの[[中里>中里毅]]も[[R32>日産 スカイライン GT-R V・spec II (R32) '94]]に乗り換える以前は愛車にしていた。ちなみにいずれも[[前期型>https://w.atwiki.jp/grasoturismo/sp/pages/3645.html]]である。
「K's」はターボモデルを指し、このS13は「5」から新たにプレミアカーとして収録され、1800ccのCA18系エンジンを搭載する前期型の最末期に設定された「ダイヤセレクション」と呼ばれる特別仕様車。翌1991年のマイナーチェンジで2000ccのSR20系エンジンに変更された。
*解説
日産のスペシャリティ・クーペの人気シリーズ、シルビア。その5代目にあたり、1988年から93年にかけて生産されたのがS13型だ。
『ART FORCE SILVIA』のキャッチコピーで登場した同車は、登場販売でのライバルだったホンダ・プレリュードと真っ向から勝負する為、流麗なフォルムに、901運動の中で生まれた新開発のマルチリンク・サスペンションを引っ提げてやってきた。そのデザインは高く評価され、昭和63年度の通産省グッドデザイン賞を受賞し、シルビアとして歴代最多台数となる約30万台が製造された。
当時FF駆動も登場し、他メーカーの同クラス車はFF車も増えていたのに対してFR駆動を採用した理由として、デザインの都合上、ボンネットを低くしなければならなかったのだが、当時の日産にはFFでボンネット高を低く抑える事が出来なかった為、やむなくFRを採用したという話がある。この話からもわかる通り、日産は当初、S13型をデートカー的な位置付けで捉えていたが、当時貴重な存在となりつつあったミドルクラスのFRパッケージや、活発なエンジンとコントローラブルなシャシーを持つスポーツ走行にも適したプロファイルを持っていたため、いわゆる走り屋のマシンとして多くのファンに愛された。
シルビアが走りのクルマとして強く認識されるようになったのは、このS13型の存在があってこそ。そのS13型シルビアの初期の頃の高性能モデルがK'sである。DOHC+ターボのCA18DETユニットは175PS/6.400rpmの最高出力と、23.0kgfm/4,000rpmの最大トルクを発揮し、1,140kgの車両重量には十分で、日産がこだわりを持って開発を進めたリアのマルチリンクサスペンションの出来の良さも相まって、ステージを選ばずに走りを楽しめるモデルに仕上がっていた。
1990年2月にはアルミホイールやリアスポイラーなどのオプションパーツを標準装備とし、価格アップを最小限に抑えたダイヤセレクションシリーズが、K's、Q'sなどの各グレードに追加された。
1993年に[[6代目>https://w.atwiki.jp/grasoturismo/sp/pages/3280.html]]へとバトンタッチした。
*[[アンディ]]による評価
|&image(width=200,https://i.imgur.com/ZbIHsnF.jpg)|シルビアは長い歴史を持つ日産のFRスポーツクーペ&br()このS13型は1980年代に登場したモデルだ&br()当時日本では2ドアクーペ人気が盛り上がっていて&br()S13型シルビアは若者に大人気だったんだ&br()1990年型のこの"K's"は&br()1.8Lの直4ターボエンジンをフロントに搭載&br()駆動方式は後輪駆動で&br()走りの素性は文句なし&br()ボディサイズもコンパクトだから&br()ワインディングでもサーキットでも思い切り楽しめるよ|
*登場シリーズ
**グランツーリスモ5
Cr.2,239,000で購入。
**グランツーリスモ6
Cr.2,239,000で購入。
**グランツーリスモSPORT
Cr.2,250,000で購入。
**グランツーリスモ7
中古車ディーラーにてCr.5,120,000で購入可能。
現実での高騰を受けてか、前作から倍以上と新車当時からすればGT-R並みの価格となってしまった。&s(){そのGT-Rも凄まじく高騰してしまったが…}
ちなみにエンジンスワップに対応しており、S15のSR20DET-Silviaを搭載可能。本作には収録されていない2000ccのPS13型を再現できる。1000馬力を超えるBRZドリフトカーのエンジンを載せられる[[Q's>日産 シルビア Q's (S13) '88]]と比べると随分大人しいが、それでも元のエンジンよりは十分パワーアップ可能。何より載せ替えても、エンジンスワップ車にありがちな「車体がパワーに負けて制御が難しい」という問題もあまり生じない。 Q's は大化けするキャラクター、こちらは元のトータルバランスを維持出来て扱いやすさが出来る安定型の仕様と考えてもいい。元の乗りやすさも保つのもチューンする上で大事な所なのだ。
ただその後アプデでQ'sもSR20DETを搭載できるようになってしまった。とはいえ今後のアプデで本車も新たなエンジンにスワップできる可能性も出てきた為、今後に期待したいところだ。
だが、Ver.1.60のアップデートで、新たにスープラに搭載されている名機である2JZ-GTE-Supraへの載せ替えが可能となった。
流石にBRZのエンジンを搭載できるQ'sと比較するとまだまだ大人しい分類だが、ワイドボディキットを組み込んだ際のタイヤ幅はこちらが上回るため、安定性では上回る。スピードを取るか安定性を取るかで選ぶのも良しだろう。
*コメント
#comment_num2(log=日産 シルビア K's Dia Selection (S13) '90/コメントログ)
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|~|~メーカー|[[日産]]|
|~|~英名|Nissan SILVIA K's Dia Selection (S13) '90|
|~|~年式|1990|
|~|~エンジン|CA18DET|
|~|~タイプ|ロードカー|
|~|~カテゴリー|N200|
|~|~PP(初期値)|399.88|
|~|~総排気量|1,809cc|
|~|~最高出力|175PS/6,500rpm|
|~|~最大トルク|22.9kgfm/4,000rpm|
|~|~パワーウエイトレシオ|6.51kg/PS|
|~|~駆動形式|FR|
|~|~吸気形式|TC|
|~|~全長|4,470mm|
|~|~全幅|1,690mm|
|~|~全高|1,290mm|
|~|~車両重量|1,140kg|
|~|~重量バランス|XX対XX|
|~|~トランスミッション|5速|
|~|~最高速度|223Km/h (フルノーマル/フルチューン時) (知らない場合は抜かしてよい)|
|~|~登場|[[グランツーリスモ5]]&br()[[グランツーリスモ6]]&br()[[グランツーリスモSPORT]]&br()[[グランツーリスモ7]]|
|~|~備考|走り屋定番のクルマ、&br()チューンベースとしての資質も高い名車|
}
*概要
初代GTから収録され続けている((グレードも含めた場合はGT5から))走り屋の定番車種でもある名車、通称S13シルビア。
[[180SX>日産 180SX Type X '96]]とは姉妹車でパーツの互換性があり、それを利用してシルビアのフロントマスクをつけた[[シルエイティ>日産 シルエイティ '98]]という改造車も生まれ公式化している。
バブル期で流行していた「デートカー」の一台として1988年に発売され、生産台数は約30万台と大ヒットを記録した。デートカーの流行が落ち着いた後には手頃なFR車として注目され、走り屋から絶大な人気を博すようになる。当時は解体屋にゴロゴロ転がっていたクルマだが、現在ではAE86同様、主に走り屋によって使い潰されてしまったためか球数が減り、近年の海外における日本車ブームも相まって中古価格は高騰し続けており、入手の難易度はかつてとは比べ物にならないほど高くなってしまっている。
そもそもデートカーであることから激しいスポーツ走行を想定して作られておらず、特にフロアは&bold(){助手席側のフレームが一部途切れており}真面目に走るならボディは全体的に補強必須。にもかかわらずほぼノーマルかタワーバーやロールケージ((ロールケージは剛性アップのために入れるものではなく本来は乗員保護のためのものなので剛性にあまり寄与しない場合もある))程度の補強で使いつぶされた個体が多いのも拍車をかけている(これはフレームが同じ180SXも同様)。
多くの走り屋に支持を得ていただけに、車を題材をした漫画などにもよく登場し、ヤンマガで掲載されていた漫画「ナニワトモアレ」の主人公グッさんや「頭文字D」の&s(){厚揚げ先輩こと}池谷浩一郎、あの[[中里>中里毅]]も[[R32>日産 スカイライン GT-R V・spec II (R32) '94]]に乗り換える以前は愛車にしていた。ちなみにいずれも[[前期型>https://w.atwiki.jp/grasoturismo/sp/pages/3645.html]]である。
「K's」はターボモデルを指し、このS13は「5」から新たにプレミアカーとして収録され、1800ccのCA18系エンジンを搭載する前期型の最末期に設定された「ダイヤセレクション」と呼ばれる特別仕様車。翌1991年のマイナーチェンジで2000ccのSR20系エンジンに変更された。
*解説
日産のスペシャリティ・クーペの人気シリーズ、シルビア。その5代目にあたり、1988年から93年にかけて生産されたのがS13型だ。
『ART FORCE SILVIA』のキャッチコピーで登場した同車は、登場販売でのライバルだったホンダ・プレリュードと真っ向から勝負する為、流麗なフォルムに、901運動の中で生まれた新開発のマルチリンク・サスペンションを引っ提げてやってきた。そのデザインは高く評価され、昭和63年度の通産省グッドデザイン賞を受賞し、シルビアとして歴代最多台数となる約30万台が製造された。
当時FF駆動も登場し、他メーカーの同クラス車はFF車も増えていたのに対してFR駆動を採用した理由として、デザインの都合上、ボンネットを低くしなければならなかったのだが、当時の日産にはFFでボンネット高を低く抑える事が出来なかった為、やむなくFRを採用したという話がある。この話からもわかる通り、日産は当初、S13型をデートカー的な位置付けで捉えていたが、当時貴重な存在となりつつあったミドルクラスのFRパッケージや、活発なエンジンとコントローラブルなシャシーを持つスポーツ走行にも適したプロファイルを持っていたため、いわゆる走り屋のマシンとして多くのファンに愛された。
シルビアが走りのクルマとして強く認識されるようになったのは、このS13型の存在があってこそ。そのS13型シルビアの初期の頃の高性能モデルがK'sである。DOHC+ターボのCA18DETユニットは175PS/6.400rpmの最高出力と、23.0kgfm/4,000rpmの最大トルクを発揮し、1,140kgの車両重量には十分で、日産がこだわりを持って開発を進めたリアのマルチリンクサスペンションの出来の良さも相まって、ステージを選ばずに走りを楽しめるモデルに仕上がっていた。
1990年2月にはアルミホイールやリアスポイラーなどのオプションパーツを標準装備とし、価格アップを最小限に抑えたダイヤセレクションシリーズが、K's、Q'sなどの各グレードに追加された。
1993年に[[6代目>https://w.atwiki.jp/grasoturismo/sp/pages/3280.html]]へとバトンタッチした。
*[[アンディ]]による評価
|&image(width=200,https://i.imgur.com/ZbIHsnF.jpg)|シルビアは長い歴史を持つ日産のFRスポーツクーペ&br()このS13型は1980年代に登場したモデルだ&br()当時日本では2ドアクーペ人気が盛り上がっていて&br()S13型シルビアは若者に大人気だったんだ&br()1990年型のこの"K's"は&br()1.8Lの直4ターボエンジンをフロントに搭載&br()駆動方式は後輪駆動で&br()走りの素性は文句なし&br()ボディサイズもコンパクトだから&br()ワインディングでもサーキットでも思い切り楽しめるよ|
*登場シリーズ
**グランツーリスモ5
Cr.2,239,000で購入。
**グランツーリスモ6
Cr.2,239,000で購入。
**グランツーリスモSPORT
Cr.2,250,000で購入。
**グランツーリスモ7
中古車ディーラーにてCr.5,120,000で購入可能。
現実での高騰を受けてか、前作から倍以上と新車当時からすればGT-R並みの価格となってしまった。&s(){そのGT-Rも凄まじく高騰してしまったが…}
ちなみにエンジンスワップに対応しており、S15のSR20DET-Silviaを搭載可能。本作には収録されていない2000ccのPS13型を再現できる。1000馬力を超えるBRZドリフトカーのエンジンを載せられる[[Q's>日産 シルビア Q's (S13) '88]]と比べると随分大人しいが、それでも元のエンジンよりは十分パワーアップ可能。何より載せ替えても、エンジンスワップ車にありがちな「車体がパワーに負けて制御が難しい」という問題もあまり生じない。 Q's は大化けするキャラクター、こちらは元のトータルバランスを維持出来て扱いやすさが出来る安定型の仕様と考えてもいい。元の乗りやすさも保つのもチューンする上で大事な所なのだ。
ただその後アプデでQ'sもSR20DETを搭載できるようになってしまった。とはいえ今後のアプデで本車も新たなエンジンにスワップできる可能性も出てきた為、今後に期待したいところだ。
そしてVer.1.60のアップデートで遂に2機目のエンジンに対応した。対応エンジンは80スープラに搭載されている名機である2JZ-GTEだ。
流石に大排気量V8ツインターボエンジンを搭載できるQ'sと比較するとまだまだ大人しい分類だが、フルチューンでは&bold(){896ps}というこちらもかなりのパワーを手にする。その上ワイドボディキットを組み込んだ際のタイヤ幅はこちらが上回るため、高速域でも安定性はこちらが良好。スピードを取るか安定性を取るかで選ぶのも良しだろう。
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