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ランチア デルタ HF Integrale Evoluzione '91 - (2025/07/06 (日) 04:02:54) のソース

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|>|>|BGCOLOR(#cfe2f3):&bold(){ランチア デルタ HF Integrale Evoluzione '91}|
|>|>|&image(width=450,https://i.imgur.com/h6RUdEE.jpg)&image(width=450,https://i.imgur.com/PtDgfkX.jpg)&image(width=450,https://i.imgur.com/NCd9EPs.jpg)Image Credit : Emula / [[Gran Turismo Archive>https://granturismo.forumfree.it/?t=75938895]]|
|~|~メーカー|[[ランチア]]|
|~|~英名|Lancia DELTA HF Integrale Evoluzione '91|
|~|~年式|1991|
|~|~エンジン|831E5.000|
|~|~タイプ|ロードカー|
|~|~カテゴリー|N200|
|~|~PP(初期値)|401.85|
|~|~総排気量|1,995cc|
|~|~最高出力|212PS/6,000rpm|
|~|~最大トルク|31.0kgfm/3,500rpm|
|~|~パワーウエイトレシオ|6.34kg/PS|
|~|~駆動形式|4WD|
|~|~吸気形式|TB|
|~|~全長|3,900mm|
|~|~全幅|1,770mm|
|~|~全高|1,365mm|
|~|~車両重量|1,350kg|
|~|~重量バランス|XX対XX|
|~|~トランスミッション|5速|
|~|~最高速度|240Km/h (フルノーマル)|
|~|~登場|[[グランツーリスモ2]]&br()[[グランツーリスモ4]]&br()[[グランツーリスモ5 プロローグ]]&br()[[グランツーリスモ(PSP)]]&br()[[グランツーリスモ5]]&br()[[グランツーリスモ6]]&br()[[グランツーリスモSPORT]]&br()[[グランツーリスモ7]]|
|~|~備考|[[よゐこの有野さんのかつての愛車>>https://www.bs4.jp/aisya_henreki/archive/onair/75/index.html]]&br()&s(){宇宙で一番壊れやすいクルマ……と言われていたり}|
}

*概要
[[ランチア]]の5ドアハッチバックモデルで、80年代末期〜90年代初頭のWRCでも大活躍したラリーカーのベースモデル。そのスタイリングとパッケージングは、[[デ・トマソ マングスタ '69]]、[[フォルクスワーゲン ゴルフ I GTI '83]]を手掛けたジョルジェット・ジウジアーロ氏率いる[[イタルデザイン]]が担当。人工皮革を多用したランチアらしい上品な内装によって「小さな高級車」としての地位を得る事に成功した。
ベースは元々Gr.Aホモロゲ用モデルとして製作されたHF 4WDをベースとして進化したHF Integrale 16vで、各部の強化やボディデザインの変更を行った。勿論、標準で210PSを絞り出す過激な2.0Lターボに耐えうるようにボディ剛性も上げられている。

実はここだけの話、&bold(){壊れやすい“イタ車”のお約束?というかそれ以上に“デルタはめちゃくちゃ死ぬほど壊れやすいクルマ”}という噂も多い。[[検証して見たサイト>https://www.carsensor.net/contents/editor/category_1471/_25510.html]]によれば検証した時の個体はたまたま壊れる事が少なかったが、&bold(){ものによってはガンガン壊れている個体もいるかもしれない}という事で、個体差は激しいのだろう。ただ、&bold(){ちゃんと信頼出来るお店で状態の良い個体のデルタを買う&こまめに整備してもらえば問題ない。}もし実際にこのクルマ買おう!としている人がいるならば、ビビらずちゃんとチェックして最後まで付き合って欲しい。

*解説
元々ランチアデルタは、ジウジアーロがデザインしたファミリー向けハッチバックだった。ところがグループBによるWRCが中止となり、ランチアがグループAのベースモデルにデルタを選んだ瞬間から、その運命は大きく舵を切ることになった。
ランチアは1987年、デルタに高性能ターボエンジンと4WDを与えてWRCにデビューさせる。この年からデルタは前人未到のWRC6連覇を記録することになるが、それは同時に絶え間ない進化を義務付けられたラリーマシンの厳しい歴史でもあった。
91年、ライバルのトヨタに肉薄されつつあったランチアは、フランクフルトショーで究極のデルタを発表する。これがHF Integrale &ruby(エヴォルツィオーネ){Evoluzione}である。
Evoluzioneはフロントマスクの開口面積を拡大、同時にボンネットの&ruby(ダクト){通気口}も拡大して、エンジンルーム内の放熱性を高めていた。その結果、パワーは従来の200PSから210PSへと向上した。
足回りではトレッドを60mm拡大させた点がトピック。アイデンティティだったブリスターフェンダーはさらに張り出し、全幅はWRCのレギュレーション上限いっぱいの1,770mmまで広くなっている。さらに4WDの前後トルク配分をリア寄りとし、FRらしい挙動を示すようになった。[[ルーフ]]エンドには大きく立ち上がるスポイラーを設置、ダウンフォースを生み出す仕組みも取り入れている。
このEvoluzioneは翌年のWRCでデビューし、見事連勝記録の更新に貢献した。しかし、親会社の[[フィアット]]がランチアのWRC撤退を決定、Evoluzioneの活躍はこの年が最後となったのである。

*[[アンディ]]による評価
#center(){|&image(width=200,https://i.imgur.com/ZbIHsnF.jpg)|ランチア デルタといえば&br()イタリアが生んだラリー界の伝説的名車だ&br()Gr.Aカテゴリーの世界選手権を舞台に&br()デルタのラリーカーがタイトルを6連覇&br()ベースとなった市販モデルのデルタは&br()いまやコレクターズアイテムと化しているよ&br()この"HF Integrale Evoluzione"は&br()ほぼ最終仕様なんだ&br()4WD化やワイドトレッド化だけでなく&br()パワーも200PSを超えるまでに高められている|
}

*登場シリーズ

**グランツーリスモ2

**グランツーリスモ4

**グランツーリスモ5 プロローグ

**グランツーリスモ(PSP)

**グランツーリスモ5

**グランツーリスモ6

**グランツーリスモSPORT
Cr.5,500,000で購入。

**グランツーリスモ7
中古車ディーラーにてCr.10,480,000で購入可能。1000万もするようになってだいぶ高くなってしまった…。だけどワイドボディもカッコ良くチューンするのも楽しい車だし、&bold(){さらにエンジンスワップでなんとR35GT−R Nismo}のエンジンを載せ替えも可能。意外な組み合わせのマッチングだろうが、国産最強スポーツカーの心臓とかつてのWRCラリーチャンピオンマシンの車体の組み合わせは強烈。載せ換えしてチューンすれば、グループBすらも上回る過激なラリーカーにもなる。&youtube(https://youtu.be/UVvbiLtK5JQ)&youtube(https://youtu.be/N7OoVh9W67U)
また本作ではペイント塗料を購入する際ににGRスープラとビートル共々サンプルカーとして表示される。実はこれらのサンプルカーは、内部データ上はプレイヤーが入手できるものとは別車種扱いとなっている。プレイヤーが入手できるものと比べるとメーカーが「グランツーリスモ」扱いになっている他、エンジン音が設定されていないなどの差異がある。
&youtube(https://www.youtube.com/watch?v=Vg03pAtSlYo)

*コメント
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